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共感する子育てアルアルから、経営者ならではの視点、個々人で異なる子育て理論まで、子供を持つ親なら誰もが考え日々葛藤している様子をリアルに描いていて楽しく読める必読書!!
様々な社会課題を一気に解消する、
『男性が子育てに参加しやすい社会づくり』
のための必須条件が、【柔軟な働き方】!!
という結論です。
《子育てスタイルのポイント抜粋》
1. 経営計画と同じように中長期的なビジョンを持つ
2. 「チーム」として、夫婦で連携する
3. 「好きなこと」を見付ける多様な経験を与える
4. オンとオフを分けすぎず、柔軟に働く
5. 「共働き」は当たり前、妻と仕事について語り尽くす
6. 「家庭外」の力を、前向きに活用する
7. 子育ての経験は、自分自身も成長するチャンス
以下、「あなたにとって、子育てとは?」に対する一言。
* 正解がない究極の学習
* 人生を分かちあうこと
* 素晴らしきかな人生の追体験
* 発見/貢献
* エンターテイメント
* 最強のエクスペリエンス
* 自分づくり、世の中づくり
* 成長の鏡
* 共に育つこと
* 安心して挑戦できる環境づくり
以下、個人的に共感、実践している内容
[]家事子育ての一部をアウトソースしないのは非効率
[]子育ても仕事も「It’s my pleasure!」
[]子育てが好きだから、楽しいからやっている
[]日米の子育ての違いは、アメリカは「Be yourself(自分らしくあれ)」日本は「小さく前にならえ(人さまに迷惑をかけるな)」
[]多様な価値観に触れることはイノベーティブな発想につながるし、自分と異なる立場の人との相互理解が深まり、世の中をもっとしなやかにできる
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若手ビジネスリーダーがどのように子育てに奮闘しているかを表しており、共働きで子育てをする身としては大きな共感を覚えた。「教育プラン」、「習い事」、「お小遣い」、「デジタルデバイス」、「得意料理」、「子育てを円滑にするための工夫」に就き、各リーダーのコメントがまとめられている。
・いつか海外で家族一緒に暮らす機会を作りたい(P38)
・素晴らしきかな、人生の追体験(P93)
・「リーダーになれ」と繰り返し伝えています(P202)
・一番大切にしているのは、「ただ一心に愛情を伝えること」です。人が成長する上で最も重要な条件は、親子の愛情に基づく信頼関係だと思っているからです(P266)
・同じようなバックグランドばかりの組織は弱い(P282)
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経営学を子育てに取り入れているというより、経営者の子育ての話をまとめた1冊。それぞれの子育て論に多少の差異はあるものの、共通していることは子供と接する時間を工夫して捻出しているところ。色々な子育て論はあるものの、結局はどれだけ子供と接する時間を密にできるかが重要だということ。
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30〜40代の経営者がどのような子育てをしているのか興味があった。本書に登場する経営者は10名。きっと我々一般人とは違う英才教育を施しているのだろうな、という先入観をいい意味で裏切った事例が多く、むしろ親近感や共感を得る家庭ばかりだった。特に印象的だったのは、私立ではなく公立の学校へ進ませる家庭が多かったということ。ダイバーシティを見据えると、多様な社会性を身に付けるには理に適っていると納得した。また、友人家族との育児シェアやヘルパーの積極利用の話はとても参考になった。我が家でも前向きに検討してみたい!
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イクメンアピールマウンティングされるかと思いきや、意外と普通(いい意味)で勇気がわいた。
共通してるなと感じたところ。タイトルは箔をつけてるものの中身はどれも普通なところが良い。
・普通の父親
・子供の将来を長い、広いスパンで考える(国際感覚、時代の流れ)
・人を活用(親戚、知人、アウトソース)
・エンジョイ!
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経営者の方々の子育ての視点が明確な上に、早期詰め込みより情緒を育てるほうに重点をおかれているコメントに、納得しました。
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自ら起業し社長としてバリバリ働きつつ、子育ても全力で取り組んでいる、そんな30~40代の男性社長10人にフォーカスし、各々の育児に対する考え方や、実際に子供達と日々どのように向き合っているかを綴った一冊。
男性視点での育児論が展開されているのは貴重だと思うし、同じ男性目線だからか、とても共感することが多かったな。
これだけ時代の変化が激しい中で、親の成功体験に基づくアドバイスなんてのは老害でしかない。親の言うことを真に受けて聞くような子にだけはなって欲しくない、、、といったくだりは凄い納得。まー親の言うことを聞かないと苛立たしかったりするんだけども。。。
他人の育児の考え方を比較軸にして、改めて自分自身の子育を考える、とても良い機会になりました!
・子育てに正解は無いし、結果の検証すらできない。それでもなお、親として子供に何を与えるのか、答えの無い問いに立ち向かうのが子育て。
・世界の共通言語、英語、数学、プログラミング、表情。表情が持つ力は大きい。表情の豊かな子に育って欲しい。
・時代の変化が激しい中で、親の成功体験に基づくアドバイスは老害でしかない。言うことを聞かないのはイラっとするけど、親の言うことを聞く子だけには育って欲しくない。自分の価値観で決められるようになって欲しい。
・幼稚園の運動会、一糸乱れぬ後進に違和感。始動する先生の自己満足ではないか。子供は子供らしく、自由に溌剌と動くのが良い。
・同質性の高い、右倣えを是とする教育を受けながら、イノベーターになれというのは矛盾がある。イノベーティブな人材を輩出するには、教育から変えていかないと。
・何よりも一緒に過ごす時間を少しでも長くとる。何かを教えるとかではなく、親がこうなって欲しいという方向に無理に引っ張ることなく、寄り添う姿勢をキチンと見せる。
・子供毎の特徴を見定めて、強化ポイントを夫婦で話し合う。この子はこうやって接していこうを共有する。
・学歴よりも、人生を楽しむ力を身に付けて欲しい
・子供は成長するのが仕事なので、就寝時間だけは厳しくしている
・子供の成長に触発されて、自分も成長したいと思うようになる。子供たちから凄いパワーをもらっている。
・仕事を引退した時に残るのは家族関係。その家族との絆をどう紡いでいくか、この重要性に気付くべき。
・子供の表情は親の表情を移す鏡。親がストレスを抱えていると、子供にも写る。
・子育ては苦労してナンボ、夫婦でヒーヒー言いながら育てないと愛情を与えてないんじゃないか、というよく分からない旧態依然の価値観に縛られることなかれ。外部戦力は有効活用し、親のストレスを減らし、子供との笑顔の時間を作る方が、どう考えても良いにきまってる。
・子供は元来好奇心の塊なのに、親があれはダメ、これはアブナイとブレーキをかけるうちに、だんだんやる気が削がれていく。子供の好奇心の芽を摘んでないかは常に考えておきたい。
・親がやってないことは、子供も��らない。子供にやって欲しいと思うことは、親がまずやること。
・子育てをプランニングとオペレーションに分けて考える。プラニングの方が負担は大きい。
・男性育休が増えるべきだと思うが、義務化は違和感。各自の価値観が何かを大事にし、取りたいと思う人が社会にしていきたい。
・レンタルパパという考え方。パパが全力で子供と遊んであげるサービスは、ありうるのではないか。
・正解を当てにいく教育に違和感。大人が期待している答えを想像して当てることが是とされていないか。外れた答えを言ったってOKな雰囲気が足りてない。
・子育てはアンコトローラブル。相手にゆだねて任せること。鈍感力が鍛えられる。
・家族はもっと迷惑をかけあってもよい。核家族として独立するのが是とされているが、もっと家族という単位を越えて、家族同志が交流して、頼り合う世の中が良いのでは。
・スマホは早くから持たせる。スマホを渡すデメリットは当然あるが、このデジタルの世界において、スマホに早くから慣れ親しむメリットの方が遥かにデカい。但し、渡して終わらず、常にチェックはしてあげる。
・失敗をした時に手当をするのが母親、失敗を笑い転換するのが父親。
・親が子供に示せるのは、結局は子供の気持ちに真剣に向き合っている姿勢だけ。
・いじめは1人では絶対に解決できません。この重さをみなで共有して、アイディアを出し会いましょう。最悪なのは1人で解決しようとして、解決出来てないのに、出来たふりをして見て見ぬをふりをしたり、隠ぺいしたりすること。それに、子供達はピンチの時に大人がどう行動するかをよく見ている。今こそ先生の求心力の見せ所。
・うざいけど、やる時はやる。
・朝起きた時に2つを選択することができる。ニコニコ機嫌よく過ごすか、無愛想で機嫌悪く過ごすか。
・物事を説明する時は、正解を押し付けるのではなく、持論のサンプルを例示しているイメージ。持論はこう展開するんだよの参考に。
・今の自分を応援してくれるのは過去の出来た体験。小さい成功体験を数多く積み上げる。
・美しいものをたくさん見ることで、自然と美しくないものを受け入れないようになる。
・子育てはエンターテイメント
・人に頼り、頼られると、面倒が増えることもあるけれど。面倒の先に得られる楽しみや安心がある。面倒は厭わない方が良い。
・YES主義。一旦受け止める、頭から否定はしない。自分は意見を言っても大丈夫なんだ、主体性を育む。
・未来志向よりも今思考。未来からの逆算で今を忙しくするよりも、今この瞬間を心地よく楽しく過ごすことの方が大事なのでは。今の連続の先に、しかるべき未来がある。今日は楽しかったか?を毎日きちんと問う。
・子供の興味関心を観察していると、自分の感性もどんどん刺激されて世界が広がっていく。興味のエンジンをもう一つ搭載している感じ。
・子供たちの関心は、脈絡のない閃きや、その瞬間を感じ取ったセレンデピティに溢れているそうきたかと驚かされる。子供達の感性こそ最先端で未来を創るも���。
・家事サポーターをマンション住人でシェアする。
・子供達にもチームの一員であることを認識させる。チーム●●として、どうなの?と問いかける。
・子育てをしながらいかに欲張れるかが、挑戦。
・父親が居ないところで、母親が父親をどう子供達にインプットするかで、子供達の父親の見方は影響される。
・奥さんの話は、変に意見せずに聞くことに徹する。
・これをやれと命令しても、自分自身で必要性を実感できていないと長続きし無い。
・子供の誕生日に子供の成長を振り返ると同時に、親の自分も成長できたのかを見つめ直す。
・育休中も、少しは仕事をしておく。会社との繋がりが切れないで済むし、復職時の慣れがスムーズになる。
・働く仲間の幸せを思いやる。仕事だけじゃなく、人生において何に価値をおいているか。
・コンピューターが決して選択しない非合理な行動を出来ることが、人間らしい価値になるt思う。
・ラクになるということは、他の何かが鈍っているということ。鍛えるべき部分は意識しないと、人間に備わった機能が退化してしまう。
・失敗のない人生は、自分の出来ることしかやってこなかった人生でもある。たくさん失敗してきたということは、それだけ自分の成長や進歩に貪欲だったということ。
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今まさに子育て奮闘中の若手の経営者10人に、家庭の子育てについてインタビューした本。視点がユニークです。
10人いれば考え方も10通りですが、各々の子育てに対する哲学が面白いです。
まさに今、子育てをしている人にとっては、
真似してみたい考え方や行動が至る所に散らばっていると思います。
一方、この10人は「経営者」という一般人とは違ったポジションにいる人たちなので、
「完全に」コピーすることはほぼ不可能と言えるでしょう。
「言いたいことはよく分かるけど、実際に自分の過程で実践するのは不可能だよね…」といったことも多々あると思います。
そういう意味では、この本の読み方は、できない部分に文句を言うのではなく、
真似できる部分(真似したい部分)をできるだけたくさん見つけて、
自信の子育てに活かしていくというのが正しい読み方になるのでしょう。
結局、「子育て」といってもそれぞれの家庭で、変わってくるものでしょうから。
唯一気になったのは、選ばれた10人が一般的な「経営者」の子育てを代表しているのかどうかが不明な点でしょうか。
(まぁ、どうやって「一般的」と言い切るかは難しいですが。。)
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サブタイトルにある通り、「気鋭のビジネスリーダー」10人に子育てについてインタビューした内容のまとめ。
変に手が加わってなくそれぞれの意見・考えがそのまま残されているので、「いろんな考え方があるなー」という点でも非常に興味深く読んだ。
子育てこそは、父と母という親が共同で取り組む一大事業であり、大抵の場合結果を見届けられない、という難事業だが、ここで紹介されている考え方、向き合い方で共感できるものを心に留めつつ取り組んでいきたいと感じた。
以下、気になったポイントの抜き書き
・引っ張るよりも子どもに寄り添う
・教えるよりも体験(体感)させてあげる
・好きなこと、得意なことを見つけるため、多様な体験をさせてあげる
・笑顔は大事
・物理的距離や移動を心理的ハードルにしない
・子ども同士、家族同士、迷惑を掛け合う(事で学ぶこともある)
タイトルに「経営学」とあるが、経営学はあまり関係ないと思う。
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英語を習わせるか、スマホを持たせるか、お小遣いはどうしてるか、等々、、
参考になりました(^ω^)
まぁ結論言うと、夫婦ですりあわせて決めて納得した方向性なら何でもいいんじゃないかな
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小さいこどもがいる経営者へのインタビューをまとめた本です。
参考にはなりますが、あくまで一個人の意見です。また、経営者でお金があるからこそ実現できることも多々あります。
お金で解決するといっても庶民には限界があるので。。
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私の夫は今お腹の中にいる子供が生まれたら1年間の育休を取ることになっている。1年も育休を取るのは所属する組織では初らしい。終章で子育て参加が企業の成長戦略になってきているという話が出ていて、確かに求職者や社会から好感を持たれると思う。しかし夫は人事から採用説明会で育休を取ることは話さないように、と言われたそうだ。そんな理由で入社して欲しくないとのこと。確かにみんなが1年ずつ休んだら会社としてはたまったものではないだろうが、まだまだ乗り越えるべき社会的壁は高いのだなぁと感じた。
でもこういう本が出版されたり、いわゆるインフルエンサーのような人間が当たり前のこととして育児に取り組み、むしろ自分の強みとしていく姿は社会全体の当たり前を変えて行くと思う。
できればそれぞれの奥さんのインタビューやタイムスケジュールもあったらおもしろかった。このような本ですら、経営者でありながら子育てにも積極的に参加する稀有な男性という見方がチラチラする。男性も親なんだから当たり前じゃないんだろうか。
一人一人のインタビューは経営者としてしっかりとした考えを持ちながらも、等身大のパパで共感できる部分も多かった。家事をアウトソーシングしたり、子供の進路についての考え方も思ったよりずっと柔軟。共働きの妻と仕事について語ったりするのも素敵だと思った。あとみんなジム行ってるのね…(笑)
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経営者の子育て事例集であって、経営学と題するにはまだ距離があるかな。
一番共感したのは、最後の伊佐山さんのストーリーかな。
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30-40代若きビジネスリーダーの10人の子育て論
仕事では経営をする傍ら、家庭での子育ての経営論
もちろん子育てに正解はなく、夫婦で話し合ってそれぞれ各々の家庭のスタイルに合わせていくべきだとは思うしこれが正解ではない。でもやはり仕事の経営と家庭の子育ては近いものがあり、とても参考になった
ぜひ世の中のお父さんに読んでほしい
父親は仕事
母親が専業主婦で子育てや家庭のことを行うというかつての考え方でなく
働く女性も増えるなかで、仕事もきちんとこなすが、一方では家庭も妻に任せっきりでなく、一緒に参加し協力しあって子育てしていく姿に共感
ビジョンをもつ
家事などシェアやアウトソーシングでプロに頼んでもいい。
好きなことを見つける多様な経験
オンオフ分けず仕事場に子供連れてってもいい
子育てを通じて得られる気付きが新たなビジネスのチャンスにもなりうる
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著者はノンフィクションライター、宮本恵理子氏(前書きによれば、私より少し年下ですね)。40代以下の経営者、大学教員等プロフェッショナルの子育てに関するインタビューをまとめたものです。
意外なのは、子供を公立校に進ませる親が案外多いこと。経営者というと「お金持ち」=>お受験、というイメージがあったので、意外でした。組織に守られたサラリーマンと比べ良くも悪くも多様な人種と接し来ている方々であり、子供にもある種の”免疫”を付けさせようとの意図を感じさせます(このような表現はされていませんが)。
また、スマホの使用など、「ルールを決める(1日◯分、あるいは課題が出来たら、といった具合)」方もいれば、「自由に、好きなだけ」という方もいて、各人それぞれ多様な考え方をしています。通り一遍の正解は無いのだ、と安心させられますね。
共通するのは、子供(子育て)に対するエネルギー。皆、それぞれのスタイルで、凄まじいエネルギーを注いでいるように感じさせられます。さすがは経営者。
さて、私も40代の父親ですが、私の住む中央区、あるいは働いている千代田区といった都心限定かもしれませんが、職住近接の利を活かして積極的に子育てに関わるサラリーマンパパも増えてきているように思えます。経営者と比べると個性に欠け、地味になるかもしれませんが、人口的には絶対多数であろうサラリーマンパパ達の変化も取材して記事にしてほしいですね。