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高天原−厩戸皇子の神話 みんなのレビュー

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みんなのレビュー11件

みんなの評価3.7

評価内訳

11 件中 1 件~ 11 件を表示

紙の本

周防の倭国起源神話の小説

2019/08/05 15:54

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

周防柳作の古代神話に関する話題である。周防の別の作品、『逢坂の六人』は古今和歌集の編纂を主上から命じられた歌人4名の話から始まっていた。したがって、平安時代の話なのだが、これはなかなか興味深く読めた。登場人物、中でも紀貫之が現代によみがえったかのように活躍する。

  今回はタイトルにある通り、厩戸皇子、すなわち聖徳太子の神話とある。厩戸皇子の神話とは何かという点で興味があった。厩戸といえば、私にとっては黒岩重吾の作品が強く印象に残る。意地の悪い推古天皇に虐められながら、その性格のゆえに大王位には就けなかった。かなり小説風ではあるが、他にこの時代を描く作家はあまりいない。

  周防のいうところの神話(かみばなし)とは何であろうか? 厩戸皇子は政にはあまり関心がない。したがって、日々の政務などはないに等しい。そこで厩戸皇子は国史の編纂を思い立つ。ところが、書き物になった史料などはほとんど存在しなかった。そうなれば、後は口伝しかない。見当をつけて古の大王の記憶を古老たちに訪ね歩く。ここでは船史龍という官僚が登場する。

 この龍が厩戸に代って情報を収集してくる。古の大王はカタカナで表現されており、崇神大王はミマキイリヒコ、継体大王はオヘドなど、神代の時代と大王、天皇の時代における卑弥呼を含めた倭国を統一した統率者に関する伝説の神話を、龍が厩戸皇子への報告という形式で読者に伝えている。

 厩戸皇子に関する神話というわけではなく、後年の古事記につながる古代情報を、官吏である船氏が記録していくというストーリーなのである。この古事記に相当する周防の作品が同じく周防の作品『蘇我氏の娘の古事記』であろう。是非とも両方を読んでみることをお勧めしたい。

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紙の本

国史編纂

2019/05/02 19:55

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

厩戸皇子が国史を編纂するために氏族に伝わる伝承を集め、伝承の影にかくれた真実を探ります。
『古事記』の本歌取り、新解釈が楽しかった。
日本神話や古事記、飛鳥時代の歴史知ってるの前提なので詳しくない人にはどうかなぁ・・・。

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2019/01/16 07:08

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2018/11/25 14:34

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2018/11/19 19:49

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2018/12/01 22:48

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2018/11/30 12:35

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2019/03/05 10:01

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2019/03/26 13:43

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2019/06/19 14:26

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2022/11/22 02:41

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