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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
新しい主人公ですね。34歳ですがなかなか若いですね。もう少し落ち着いてもとも思いますが。危機管理会社という新しい部隊です。しかし皆警察OBで一種の警察小説化もと思いました。全員がヘビースモーカーの設定もいいですね。禁煙室でのやりとりが懐かしく思いました。
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驚くほど多作な作者が描く企業ミステリー。
企業のトップの秘密の文書に対し多額の「身代金」を要求するという出だしは面白いが、展開はちょっといただけない感じ。
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大手総合商社テイゲンに、同社と旧ソ連の不適切な関係を指摘する文書が届いた。現会長の糸山が、30年前に旧ソ連のスパイ活動を行ったというものだった。警察に届けるわけにいかないテイゲンは、秘密裏に危機管理会社「TCR」に解決を依頼。元刑事の長須恭介が真相究明に動き出す。そして犯人から現金10億円を要求する第2の脅迫状が届けられた。長須は、正義とクライアントの利益に葛藤しながら、巨大企業の“闇”に挑む。
敢えて警察小説にしなかった理由がよくわからない。一企業の不祥事を扱うからだろうか。
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警察小説・・ではないのかもしれない。人と人との関わり、組織と社会のメカニズムを扱うテーマであることには違いない。プロットの印象としては、シーンとエピソードが歯切れよくたたみ込むような勢いで流れていく感じ。伝統的な警察小説に比べると、popとも言える。
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刑事を辞めた男が、民間の危機管理会社に勤めている。
ありがちな話。だが30そこそこの警察での経験が然程長くない男と言えば、あまり耳にしないかも。
自分が生まれた頃の事件?が鍵となるのだが、明確な記憶が残っている人は少なく、雲をつかむような話の調査が。
時代を前後しつつ、犯人特定に向かう。
だが、犯人を捕まえてそれで終わりではなく、何が正義なのか、何のために仕事をするのか?自分の存在意義は?と言ったことを考えるプロセスを追体験するような感じか。
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解説にもあるが、登場人物の殆どが、男女問わずヘビースモーカー。そこが引っ掛かる。一寸肩透かし。タイトル、違くね?黒いインクか黒いリボン?落ちていたのは白い紙だし。
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大手総合商社テイゲンに、同社と旧ソ連の不適切な関係を指摘する文書が届いた。現会長の糸山が、30年前に旧ソ連のスパイ活動を行ったというものだった。警察に届けるわけにいかないテイゲンは、秘密裏に危機管理会社「TCR」に解決を依頼。元刑事の長須恭介が真相究明に動き出す。そして犯人から現金10億円を要求する第二の脅迫状が届けられた。長須は、正義とクライアントの利益に葛藤しながら、巨大企業の“闇”に挑む。