紙の本
今日子さんも旅行するんだ!
2021/08/04 22:46
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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ禍で旅行もままならない私たちを、忘却探偵のマイペースで刺激的な旅が慰めてくれます。おうちでも十分楽しめます。
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営業旅行中でも、事件に行く先々で出くわす今日子さん(笑)
旅のお供(荷物持ち?)は親切さんなので、厄介くんは登場しないかと思ったら、まさかの!(笑)
なんか、無理無理な事件もあったものの、全体としては楽しめたので○。
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意外に良いシリーズだと思う。もう11冊目とのことで、スピード感も好印象。本書は短編集で、ロジックを重視したシャープな作品が多いとの印象。著者が「こういうのもかける」と手数を見せている感じか。次は長編かな? 楽しみです。
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シリーズ最新作。
今回は箸休め的ポジションの短編集という印象。最後に続編『五線譜』のプロローグめいた短編が収録されているが、非常に続きが気になるところで終わっている……刊行は来年か……。
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内容紹介
掟上今日子―-彼女の記憶は眠るたびにリセットされる。その特性をいかし、彼女は「忘却探偵」として活動していた。そんな今日子が営業活動と称し、ボディーガードの親切守を引き連れて旅にでる。目的地もとくに決めていないという。依頼があって動くわけではないこの旅、果たしてどんな事件が待ち受けているのか。
著者について
西尾 維新
作家。1981年生まれ。『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言使い』で第23回メフィスト賞を受賞し、デビュー。同作に始まる「戯言(ざれごと)シリーズ」のほか、アニメ化された『化物語(ばけものがたり)』(〈物語〉シリーズ)など、著作多数。近著に、『掟上今日子の色見本』『悲終伝』『緑衣の美少年』などがある。最新刊は『宵物語』
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2018年117冊目。今回は今日子さんの宣伝旅行。とは言え、探偵が旅行してただで済む筈もなく。フーダニットがテーマだけれど一筋縄では行かず、裏をかいてくるというかすかしてくるというか、なんとも痛快でこういうの大好きです。それにしても最後の厄介がツボ過ぎてお腹痛い。
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今回は営業活動とのことで、ゆるく短編集な感じ
まぁ、最速探偵なので解決までは早くていいし
ゴリ押し展開的なところも、今日子さんらしくてよかったです
最後は厄介さん出てきて次へ続くですか? なかなか面白い内容でした!!
本当はもう少し今日子さんが良かったですけどね・・・
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ドラマの影響で厄介派なんだけど、守が今日子さんのパートナーなのか(T_T)
探偵モノだからガンガン事件を解決するのがセオリーなのかもしれないが、犯人と被害者の台詞もほぼないので感情移入が全くできない事件がこうダラダラ続くと読む気が失せてきます。
次巻はいよいよ今日子さんに関係する事件なのかしら?そうだったら、楽しみ!
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『忘却探偵』シリーズ第11作。
旅行中の各事件を短編集形式で描いた本編もライトで読みやすかったけれど、今巻のエピローグ(かつ次巻のプロローグ)である「掟上今日子の五線譜(序曲)」が一番面白く読めた。ともに語り手をたびたび務めている、事務所の上得意・隠館厄介と、事務所の警備員・親切守の初顔合わせ。厄介が、巻を重ねるごとに(冤罪人としての)貫禄を増していて笑いを誘う。
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今日子さん、営業活動に旅に出る。
短編五編と次巻への続き。
探偵が事件を呼ぶのか、事件が探偵を呼ぶのか。
営業活動に出ると、事務所の奴隷、もとい、親切守を連れて夜行列車に乗り込んだ今日子さん。
車内では予定調和のごとく事件が起きる。
朝起きたら二段ベッドに死体が!
犯人が見つからなければ、次の駅で運休になってしまう。
残り時間55分で事件を解き明かす最速の探偵には今日しかない。
山荘で、船上で、飛行機で、そして観光バスで。
事件が事件を呼ぶ今日子と守の事件記録。
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「今日子さんin寝台特急『ひらめき』」
タイムリミットは次の停車駅まで。
見ず知らずの人同士だからこそ、成り立ったトリックとは。
「山麓オーベルジュ『ゆきどけ』」
仲の良い兄妹に起きた事件。
殺人の動機が全く見つからなかった理由は。
「高速艇『スピードウェーヴ』」
目的地が近づくも減速しない訳は。
計画を遂行するために犯人がとった手段は。
「水上飛行機『ウォータージェット』」
空中で起きた服毒の理由は。
周囲から恨まれていたからこそ選んだ場所は。
「観光バス『ハイスピードロード』」
熟睡中に隣で起きていた事件。
最後の最後に巻き込まれ危うく冤罪になりかけたのは。
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私が歳をとってしまったのか、10代の頃よりも西尾ワールドに酔わなくなってしまった…
ミステリーも、無理矢理感というか…
西尾維新さんが頭がいいっていうのは伝わってくるんだけど、「頭のいい人が中高生向けに書いた軽いミステリー」という感じか…。
でも今日子さんが可愛いし、物語の雰囲気が好きなので、文句を言いつつもつい読んでしまう…w
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【収録作品】序文/今日子さんin寝台特急『ひらめき』/山麓オーベルジュ『ゆきどけ』/高速艇『スピードウェーヴ』/水上飛行機『ウォータージェット』/観光バス『ハイスピードロード』/掟上今日子の五線譜(序曲)
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旅行、もとい営業活動に出かける今日子さんと親切守のコンビ。「事件の方からやってくる」って……これぞ名探偵体質、でしょうか(笑)。さまざまな乗り物の中で起こるさまざまな密室事件が楽しめます。でも旅行でのんびりできる雰囲気じゃないよなあ絶対。
事件の謎は密室のトリックというよりも、むしろホワイダニットが多いかなあ。ミステリでは優先順位が低いように思えるホワイダニットだけれど。私は物語的に好きな方……とはいえ、このシリーズなので。犯人の動機に関する物語は潔いほど語られることがないんですけどね。とことんシンプルにまとめられた事件概要の中で、いかにして一番納得のいく答えを見つけられるか、というシンプルな問題。でもそう簡単じゃない……!
次回作へ続く謎もあって、これは次巻も気になるなあ。
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今回のパートナーは親切守さん。
ボディーガード。
旅の先々で事件に遭遇します。
探偵が旅をすれば事件が起こる。
まさにその感じ。
ま、そうじゃないとお話になりませんもんね。
意外な展開だったりして楽しくあっという間に読めました。
今日子さんシリーズは今日子さん自身が最速を謳うだけあって(?)最速で読み終わる感じがします(笑)
次回作の五線譜も楽しみにしています。
次回の序章での親切さん目線での隠舘さんの怪しさが半端なかったです。