紙の本
全米最優秀女子高生を育てた日本人ママの実践記録です!
2019/01/10 10:21
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、全米最終週女子高生を育て上げた日本人ママである著者によって書かれた実践記録です。強い子ども、忍耐力のある子ども、共感できる子どもに育ているにはどうしたらよにのでしょうか。今や、学力だけが高ければそれでよいという時代は過去のものとなっています。すなわち、学力と同時に、非認知能力を高めることの重要性が認識されてきているのです。著者は自身の経験から非認知能力を育てるためには「5つの知識」が必要であることを見出しました。同書は、著者が見い出したその5つの知識について詳細に解説してくれます。
電子書籍
何と言っても
2021/07/03 00:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はらみ79 - この投稿者のレビュー一覧を見る
素晴らしいお嬢さんだけど、成功した自慢の雰囲気が全く無く、気持ちよく読めると思ったのは、お子さんと一緒に、筆者の自己肯定感が最初は低く、徐々に高めていった話を読んだからかもしれない
紙の本
『「非認知能力」の育て方』
2018/11/11 19:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
《幼児期に身につけた「非認知能力」が将来の成功の要因となる》
「非認知能力」とはIQやテストのような数値化できる能力、従来の「学力」ではなく、自己肯定感、自制心、社会性、好奇心、想像力、共感力、主体性、柔軟性、回復力、やり抜く力など、人間としての基本的な力のこと
この能力がもっとも伸びる10歳までの乳幼児期にたいせつな子育てのポイントを解説する
著者はライフコーチ、アートコンサルタント
アメリカ人の夫とのあいだにできた一人娘が2017年「全米最優秀女子高生」コンテストで優勝
本書は母娘の成長の記録をもとにした実践的な家庭教育書の決定版、一読再読三読の価値あり
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さすがのボーグさんの本ですが、うーん、お金、子供が一人という手間的に難易度が高い。P32 こどもの安全な環境の為に、「こどもの存在を認める」「個性を認める」「子どもが楽しむことを重視した環境」p89 否定的な言葉を用いると、自己肯定感を下げ、自発的にやろうとする気持ちを下げる。肯定的な言葉を掛ける。P99 マインドフルネスで自制心を高める。「マインドフルネス」とは、「今、ここで起こっていることに集中する心の状態を作り出すこと瞑想やヨガなどを用いて冷静で静かな心を穏やかにするマインドフルネスの状態を作り出す」P102 こどもに対して命令と支持を止めて親が一方的に「~しなさい」「言ったとおりにやればいい」と言うのを止め、子供の意見を聞く。「あなたならどうする?」「どうしてそう思うの?」などと尋ね、話をさせ、感情的な判断から離れた徐々に論理的な結論を導かせる。大人から意見を求められることで自分の存在意義を感じ、自分の思いを表現することで自信もつき、自分の意見に耳を傾けてくれる人がいることで自己肯定感に繋がる。
★★★P148 自己肯定感が高い人の特徴には。・何かを成し遂げようという気持ちが強い。・悩みや不安を感じて落ち込むことが少ない。また、落ち込んでも立ち直りが早い。・感情的になることが少なく、いつも精神的に安定している。・相手の話を素直に聞くことができる。・仕事や学業、決めた目標などに対して、途中で挫折することが少ない。・障害があっても、柔軟に対応策を練り、やり抜くことができる。・自分を素直に表現でき、人のことも素直に受け入れられるため、友人が多い。自己肯定感の高い人は挫折やストレスに強く、やり遂げようとする意志が強いので、結果的に学業や仕事の成果が上がりやすくなる。結果を出したことで達成感も高まり、実力に応じた自信が付く。また自分も他人も素直に受け入れることができるために周りに人が自然に集まってきて、良い循環ができる。
★★★P149 家庭で子供の自己肯定感を育む12の方法。 1. こどもに頻繁に声を掛ける 2. こどもの話をよくきく。 3. 親が感情に左右されない。 4. 子どもに感謝する。 5. 子どもをよく見て、よく褒める。 6. 子どもを他の人と比べない。 7. 欠点を直すより、長所を伸ばす。 8. 子どもに決断させる。 9. 選択肢を用意して、自分で決める力を育む。 10. やってあげるのではなく、手本を見せて手伝う。 11. 子どもの感情が爆発したときは、子供を責めない。 12. あるがままの子どもを認める。P167 世間体より大切な子供の気持ち。
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2019.3月。
これからの学校教育で行われるアクティブラーニングとやらを少し前に体験してきておもしろかったので。マネするつもりはないけど、なかなか参考になった。ルール作り、対話、遊び…。自分で自分の人生を楽しむことができるように、自分で自分を幸せにできるように。
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心に響いたこと↓
親の自己肯定感を高めること
家族みんなでルールを決め、それをみんなで守ること
子どものパッションを見つけて伸ばすこと
課題に直面したら解決策を一緒に見つけていくこと
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文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった
また読みたい ◯
その他
「非認知能力」を育てるには自己肯定感を育む必要があるが、
こどもの自己肯定感を高めるためには、親自身の自己肯定感も高めなければならない。
まずは自己肯定感を高めるところからだな、私。
本文は読み流すつもりでいましたが、読んでみたらなかなか読み応えのある内容でした。
子育てのヒントを得るつもりが、自分自身の生き方の気づきを得ることもできました。ちゃんと読んでよかった。
子育てって、親も育てられるって、ホントですね。
ただウチの子は
怒鳴らないで論理的に、なんてことが通用しないのです。
そんなことができるならとっくにやってるわい、と思ってしまったので、☆1つ減らしましたが、
いやいや、そうできるようになるまで、親も辛抱強く、子に寄り添っていかなければいけないのですね。
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母親の目線から、ご自身の経験を基にした子どもの育て方について書かれていました。
これまで脳科学や児童心理学などの本も読みましたが、どれも切り口が違うだけで、しなければいけないことは同じなんだなぁと再認識しました。(だからといって実践できているとは限らないのですが...トホホ)
明日からの生活に活かしていきたいと思います。
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同著者の他書籍と重複する内容も多数あったが、終始非認知能力について自身の経験に基づく経験とエビデンスがシェアされており、学びの多い一冊だった。
個人的には、スーパーマザー症候群への言及に対する共感度が高かった。
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一体験談をあたかも子育ての本質かのように綴られている。エッセイとしてならなんの問題もないのだが、学術書ではあり得ない。間をとって啓発本といった趣き。
3人の父として実感するのは子育ては子どもの性質に大きく依存、左右されるものであり、そもそも一人っ子の母に子育て論を諭されても「そういうケースね、ここは長男に当てはまり、ここは次男、んでここが三男っぽいね」くらいにしか思わない。
これはこれで結局「こうすればうまくいくはず、うまくいかないのはやり方の問題で子どもじゃない」って母親を追い詰めている。
つまり凄かったのは夫と娘、著者は根っから自己肯定感が強く、きっとそのせいで子どものときにいじめられたり、大人になって恥ずかしげもなく1人の子育てでこんな本出しちゃった。
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「ルールは人を解き放つもの」について。オケをやっていて思うのは、楽器も楽譜で縛られているからこそその中で自由を味わえるということ(アドリブとかあるジャンルの音楽はまた違うのだろうけど)。家でのルールを決めることの効果が6つ挙げられているけれどどれも納得。小さいころからなるべく「危ない」と言って制限しない例として滑り台が挙げられていたけれど、私も同じように、たとえば登り物の場合、手でしっかり掴むんだよ、と言ってコツを伝えるようにしていた。スパゲッティタワーのゲームは楽しそう。「So what?(だから何?)」は意味は違うけれど、直前に読んだ安宅和人『イシューからはじめよ』にも出てた。「非認知能力」を育む入口となるのが「好きという気持ち」だということには実感としてたしかにそうだと思う。赤ちゃんが足の指を見つけて口に入れる行為はよくあることなんだなと認識した。うちでもやってる。
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学力などとは異なる、目標に粘り強く向き合うなどの、数値にしめされない非認知能力の育て方について書かれた本。読む前から分かっていたが、子育ての親に向けた本である。つまり、子どもの非認知能力の育て方だ。
こんな風に育てられたかったーってなる。
当たり前だが、育てる側の大人に非認知能力が備わっていない限り、子供のそれを育てることはできないので……じゃあ結局、非認知能力が低く、自己肯定感の低いような大人はどうしたらいいんだろうねってなった。
3歳児神話が嘘であったように、大人になっても非認知能力を育てる方法が知りたい。
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ご自身の経験に加え、教育の研究結果に基づいたエビデンスが提示されており教育方針を立てるうえで大変参考になりました。特に家庭内でのルール作りはマネしようと思いました。
親としてだけでなく、職をもち、自分自身も大切にして生きていくために必要なヒントが多く、母親業だけで縛られないライフスタイルを目指す人にはとてもおすすめです。
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ワーママはるさん推薦
読みやすいと言えば読みやすいが
参考文献にある本をなぞっていると言う印象もある。
参考文献にある本を読んでいたら、
新しい発見は少ないかも。
ややエッセイ風な本。
タイトルを見て、
もう少し論述系の本かと期待してしまっていた。
第1章非認知能力とは
非認知能力とは、
主体性、柔軟性、想像力、自制心、自己肯定感、自信、回復力、やり抜く力、社会性、協働力、共感力など
非認知能力が注目されるきっかけ
2000年にノーベル経済学者を受賞したシカゴ大学のジェームズ・ヘックマン教授の幼児教育の研究から
この研究によると、
就学前の幼児教育を行った子どもと
何もしなかった子どとを比べたところ、
高校卒業率や平均所得、生活保護受給率、犯罪率に大きな差が現れたと言うもの。
幼児期には詰め込み教育で
学力を伸ばすより
非認知能力の基礎を身に付けて
魅力的な人間性の土台を築く方が重要だということがわかった。
非認知能力が高くなれば、学力も高くなる
非認知能力が最も伸びるのは0から10歳頃の時期
家庭で伸ばせる非認知能力
①家庭のルール作り
(世の中のルールがあることを教えて守らせる)
②豊かな対話とコミニケーション
(表現する力と自信を養う)
③思う存分、遊ばせる
(遊びの中から問題解決能力を伸ばす)
意識したこと
①子育ての目的を明確にする
②子どもが安心してチャレンジできる「安全な環境」を作る
③子どものもつ力を最大限に引き出すため労力を惜しまない
④自分も子どももありのままの姿を受け入れ、認める
第2章ルールを作る
欲しいものは1回で買わせない
衝動買いを我慢させるようにする
「欲しいものは何でも買ってもらう」
のが当たり前だと
「やってもらって当たり前」
と言うメンタリティーを形成され、
感謝の心が育たない。
これでは非認知能力も育たない。
第3章対話する
(3000万語に書かれていることのなぞりがほとんど)
論理的に物事を考える子に育てるためには、
親との論理的対話が不可欠
自己紹介を数パターンつくる
能力よりも努力を誉める
子どもの「なぜ?」は「どうしてだと思う?」と返すことで、考える力を伸ばす
第4章遊ぶ
早期教育で知育偏重になった子どもは
精神的に不安定になりやすい
外遊びは子どもの身体能力を高め、脳の活動を活性化させ、非認知能力をあげる
自然の中で遊ぶ機会の多い子どもの方が、自己肯定感が高い傾向がある
第5章子どもと自分を受け入れる
人と比べるのではなく、
今日の自分と昨日の自分を比較する。
親の幸せは子どもに伝染する
母親の幸福度が下がった場合、
最も不利益を被るのは子ども
母親につきまとう子育てのプレッシャー5選
①自分のために時間を
使ってはいけないと言う強迫観念
②自分はきちんとやれていないのでは
ないかという自信のなさ
③もっともっとやれるはずだという焦燥感
④皆と同じにやれているか?という不安
⑤私は誰?と言う自己喪失感
第6章「好き」を見つける
非認知能力を育む入り口が「好き」
子どものパッションを探し、支えるのが親の仕事
習い事は、
始め方と辞め方のルールを決めておく
常に「何のためにあるのか?」を問う
「あなたは、何のためにそれがしたいの?」
「何のためにそれをしているの?」
→子どもに1番になる、お金持ちになるなど
自己実現にとどまらない大きな目的意識を持たせることができる
親にもパッションが必要。
「どうしたらそれを続けられるか?」
と子どもに問うことも大切
⇒親の質問力も重要だと感じた
著者は、
ライフコーチでもあるので、
質問力も試される部分が多いと感じた。
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なるほど…とうなずく部分が多いものの、実践できるかとなると。。。
これが出来たからこそ、ボークさんの娘さんは全米最優秀女子高生になれたんだろうなぁ…と思います。