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進路やサクヤとの関係に悩むヨミ。
そういう悩みがなんだか甘酸っぱい。
ナラブとコトハが、もう、もどかしいやら、こちらまで
恥ずかしくなるやら。
忠実な執事のトジも好きだわ。
大団円の雰囲気だけど、次作があるのを期待。
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毎年想い出すのは自分の元を去った想い人の事。
年齢を重ねる事に過去の後悔は付き物だと思うが、これを乗り越え次に生かせたのならこの後悔は大切な出来事の一つになるのだろうな。
いくら状況からして確定事項だったとしても、しっかりと言葉にしなくてはお互いの思い違いになってしまうんだろうな。
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今回は「謎の人」ナラブの話が中心。何故、この不思議な書店を開くことになったのかが語られる。
大切な何かを必死に探そうとしたり、守ろうとしたり...。諦める方が簡単なのに、やり続けるのはすごい。
ヨミとサクヤも悩みは尽きない。「両想い」だったことは分かっていても、時間が経つと不安になるよなぁ。伝えるって大事だと思える話だった。
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10年も思い続けたまほろ本の彼女との再会は情熱的な思いなのに爽やかな恋の感じでほっとする。ミヨの進路に悩むところもサクヤとの関係も何もかもが優しく爽やかなお話し。
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勝手に春夏秋冬で全4巻だと思い込んでましたが完結…ですかね?主人公が進路に、恋に思い悩むのがリアルだしちゃんと考えて答え出したのも偉い。あと本に恩返しって考え方が本当に好き。ナラブさんも良かったね。まほろば屋書店のはじまりがわかって驚きもありましたが大団円でした。読んで良かったです。この巻だけ文庫化されてないみたいなのでしてほしいです。