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犬好き、特に柴犬ラブの人にはたまらない一冊。
『shi-ba』という雑誌を作った人の話である。
その犬バカっぷりはまさに「大バカ」レベルだが、うちにも柴ワンコがいるので、すべて理解の範疇。
この本が創刊された平成始め頃から、犬との付き合い方は確かに変わった。
室内飼いで、服着たり、旅行も一緒、カフェもできた、ドッグランも増えた。
まさに家族の一員になったワンコたち。
そんな柴ワンコとの暮らしは、間違いなく人間の生活も豊かにしてくれた。
思わずshi-baのバックナンバーをチェックしてしまったが、
表紙見ているだけで幸せな気分になる。
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平成を彩るShi-Ba
思えば飼犬事情もだいぶかわりました
物議を醸した10周年特別号ですが
そのおかげてShi-Baを知ったので
そういう人もいるよね
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『Shi--Ba』、創刊号からしばらく買ってた!
柴犬飼いたいけど、諸事情で飼えない。だったらせめて気分だけでも・・・って買ってたんだけど、雑誌に対する熱量が実際の飼い主さんとはやっぱり違ってた。好きなものを突き詰めて雑誌という形にし、それをやっぱり好きな人たちが購入して盛り上がって・・・というのは、同人誌の在り方と一緒なのかも。
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なるほどねえ~と何度も思いながら読んだ。なんとなく今の犬猫事情って以前からこうだったように思ってしまいがちだが、著者の言うとおり、平成の30年間でそれは大きく変化して今に至っていたのだということが、よーくわかった。
ノラがそこらをウロウロしていた半世紀以上前のことを持ち出す気はないが(あれは子どもには脅威だったよ。おかげで今でも犬は苦手)、室内飼いが当たり前になり、老犬の介護について普通に語られるようになったのって、確かに最近のことだ。柴犬に特化した雑誌を立ち上げた編集者の歩みを追いながら、そこら辺の変化がわかりやすく書かれていて、そこがとても良かった。
その編集者の方、かなり強烈な個性の持ち主で、身近にいたらちょっと敬遠してしまいそうだが、愛犬を心から愛している姿を見ていると、いい人じゃないか~という気持ちになってくるのが不思議。この方だけでなく、出てくる人はみーんな正真正銘の「犬バカ」。そう言えばウチの親戚にも強烈な犬好きがいるなあ。自分の子どもが生まれたときにも抱っこしながら煙草吸ってたヘビースモーカーだが、室内犬を飼いだしたら「きれいな空気が吸えないとかわいそうだから」と禁煙したし、大病で10時間以上の大手術をしたあと目覚めた第一声は「今日散歩連れてったか」だったそうだ。「犬バカ」恐るべし。
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犬を飼ったことはなく、見ていてかわいいとは思うものの特に大きな興味もない。そんな自分だが本書はとても楽しめた。
編集者として崖っぷちに追い込まれたひとりの男の挑戦と成功のノンフィクション。犬がかわいくて好きでたまらない「犬バカ」スタッフが集まって、新しい時代にこれまでにない雑誌を作ろうと楽しく奮闘する。雑誌編集の裏側の細かい描写が楽しくて引き込まれた。
また、家族と位置付けられるようなった現代の犬と飼い主を取り巻く社会環境、例えば、しつけ、ペットビジネス、飼育放棄、食べ物と健康、認知症、介護、死とペットロスなどが随所に編み込まれる形で書かれており、読み応えを増している。
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この愛すべき編集長、一緒に仕事したら大変そうだけど、ちょっと会ってみたい。
しかし、登場人物に負けず劣らず犬バカの著者がうかがえる。
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高橋源一郎の飛ぶ教室での紹介本から。
犬派vs猫派と聞かれれば、もちろん猫なんで興味はそそられないのですが(笑)、ノンフィクションということ、雑誌の編集部という観点から興味あり。
とにかく、編集長を筆頭にスタッフ全員の熱量が半端なく熱く、昨今の雑誌とは一線を画すのだ。
犬と編集という2つの好きなものを仕事にできる人たちがうらやましい。
そして、ペット事情、犬に限らず動物と社会との状況や取り組みを知ることもでき、とても勉強になった1冊だ。
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23年9月、アンドドッグフェスティバルにて購入。
愛犬可愛さで日本犬の魅力を伝える雑誌をつくった編集長、そこに集う、熱烈な「犬ばか」たちの悲喜こもごもなエピソード。犬を取り巻く日本社会の変化をなぞりながら、『Shi-ba』編集部の躍進が描かれる。
仕事人としても、いち犬好きとしても、
全力でそれぞれに向かいあう姿は尊い。
やがてくる、愛犬との別れにも向き合い、
最後の描き方はやはり泣いてしまうのだけど、
見送る。動物と暮らす以上、必ず訪れるそのときを
どう後悔少なく迎えられるか、どうしても考えてしまう。
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北里大学犬部!の作者さんです。そして、これは柴犬雑誌の編集部を中心に、平成初期から今までに日本の犬と飼い主を取り巻く環境がどれだけ変わってきたのかがわかる一冊です。
次は、この人の納豆犬マドちゃんの本を読んでみたい。