パラスティック・ソウル ３ みんなのレビュー

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投稿者：ふる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

兄を二度失ったバートと、願いの叶う薬をくれたハイビルアのライヴァンの話。不器用な愛情表現をするライヴァンが可愛かった。人間とハイビルアの愛が美しい。

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投稿者：Sota　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

旧版既読です。
でも、改めて読んでみると、こんなに良い話だったんだなぁ、と、気づきました。
旧版の時から、バートの話が一番好きだったので、今回の書き下ろしも、涙です。
短編なのに、こんなに泣かせてくれるのは、木原さんならではですね。
次巻のハイビルア編も楽しみです。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

旧版未読です
3巻で「最後の晩餐に出席した人の話」は完結
3巻一気読み状態だったのでかなり力を使いました
3巻目に突入した時は息切れしそうでした。
単行本の後書きが途中にはさまれていて
若干違和感ありましたが、まあ良しとしましょう。

・god child
芭亜斗とラヴィアンの物語
兄への執着度合いとラヴィアンへの気持ちの変化が
色鮮やかに描かれている。
祁壜はそうなるのーーって若干気の毒には思いましたが。
ハイビルア種と願いをかなえる薬の謎は
わかればわかるほど切なく息苦しい。
ラヴィアンが最後の晩餐で見知らぬ4人にそれを渡す気持ちがたまらない。
終盤には八尋まで絡んできて（芭亜斗の変貌ぶりにもびっくり）
やっぱり彼らが葬儀に集ったのは必然だったのかと思いました。

・parasitic soul
芭亜斗とラヴィアンのその後
なんかすんなりいくのかと油断したら
やっぱり落とし穴があった。
諸悪の根源のようなブロイレスとの決着は
やっぱりつけないといけないものね。
正直3巻くるまで芭亜斗が
ここまで作品の奥深くにやってくるとは思っていなかったです。
読み終わったらでもここまでこれたのは芭亜斗しか居なかったのだろうなと思います。

ちなみにタイトルがタイトルなんですよね。
（ちょっと文章変ですけど）
永遠と寄生と・・・ちょっとおぞましさすら感じます。

ラストの八尋とミアの幸せな日々が胸に染みます
ニコラスとジョンもどこかで幸せな時間を過ごしてくれることを祈ります。

・next age
芭蘭とクリスの物語
芭亜斗とラヴィアンの未来も見られて気持ちは落ち着くのだが。
芭蘭の名前にまずはぐっとくる・・・彼がこの世に生まれたこと
そして愛し合った両親を見送ったこと。
（本当に愛し合っていたのが伝わってくる。
おじいさんの父と50も年の離れた母だけど）
クリスの今後がとても気になるまま終わってしまいました
クリスの運命が気になる

・stay close
芭亜斗とラヴィアンのその後のその後
これだけだと若干もやもやとしたものを感じたかもですが
「next age」を読んだ後だとこれはやはり運命の必然だったかと。

4人の話がここで一通りの完結です。