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陣内平吉?ん?どっかで見た名前⁉︎碓氷弘一シリーズにも出てたよね。
陣内さんがいれば日本は平和、私達は安心して暮らせます。
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内閣情報調査室の陣内が3人の武術家をリクルートして、米国が日本に送り込んできた3人のテロリストに対抗するという話。
てっきり警察物とかスパイ物かと思って読み始めたら、武術物だった。と思ったら、もともと「犬神族の拳」というタイトルだったものを、新装版を出版するのにタイトルも変えてしまったそうだ。もとのタイトルの方がいいと思う。
武術についての説明や、3人の武術家が揃うまでの話が長すぎる感じがした。
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米国テロリスト対3人の武術家(うち1人は大学講師)!しかも彼らを結ぶのは古の武術!いやあ、奇想天外で面白いじゃないか。今野さんの初期作とのことで、割と堅めなところもあるけど、キャラが結集するとスピード感あふれて痛快である。うまくアレンジしたら映画でできそう。
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3人が使うそれぞれの拳法が同じルーツであるという事を民俗学を通して証明して行く過程が緻密で良かった。敵との戦いがあっさりしていたが一瞬で勝負が決まることは往々にしてあると思うので問題なし。
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今野敏作品を読み続けるなかで、だんだん古いものに遡っていっている状況。で、本作は特殊防諜班や潜入捜査シリーズなどと同じ系譜。古くからある拳法を一子相伝で受け継ぐ家系の子孫3人が、アメリカから送り込まれた敵と戦う構図が似ています。
ということで、本作も特殊~や潜入~と同じく期待できると思いつつ読み進めていきました。結論としては、3人が出会うまでのプロセス~なかなか出会うのは難しそう、という展開が一転、一気に集結する流れまではよかったのですが、若干時間をかけ過ぎたこと、またそれに比べその後で敵を倒す部分が少々短かったこと、このストーリー長のバランスが少々悪いように感じました。
なんだか「さあ、これから!」となった途端あっさりと物語が終わってしまったような印象でして、物足りなさが残ってしまいました。読み進めるうち、ストーリーの展開と残りページ(の厚みの手触り感)から次作に続く”大作”かしらとちょっぴり期待してしまったこともそういった読後感に拍車をかけてしまったかもしれません。
秋山の覚醒とその後の戦いや3人の人間関係がどうなるのか、また熱田澪の存在などなど、気になる・もっと読みたいが溢れており、そういった意味では次作へ急げ!