電子書籍
宝探しのプロバンスの庭
2021/10/28 10:02
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投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新章では、一つの石にスポットを当てる謎ではなく、もっと大きな括りになっています。
ヴィンスの謎を残した前作から、また新たな謎へと展開。
正義くんはリチャードの母カトリーヌからバカンスの招待を受け、スリランカからフランスは南仏プロヴァンスへと渡ります。
パリで事前にジェフリーと落合い、ある意味で前の事件の首謀者とも言える、少女オクタヴィアの子供らしい動機と、子供らしくないやり口をきく。
誰よりも器用な為に泥を被り悪役に徹し、誰よりも傷ついているジェフリーが、愛おしく感じられました。
お屋敷に隠された三十二個の石を探し出すゲーム、それを通して見えてきた、更にその影にある者とは。
自分探しのフランス旅、そしてスリランカでの生活。
自分探しと聞くと、自分はここに居るのに変な表現だとずっと思っていましたが、自分を知るための旅という意味を感じた今巻でした。
自分を客観視出来て、美しいものを素直に心から賞賛し、相手の裏をかけるのにただ優しい正義くんを、私は美しいと思います。
紙の本
お母さん…笑
2023/02/19 16:10
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投稿者:杉野 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お母さんの不器用なリチャードへの愛が可愛らしくって何度も読んでしまいます。正義とリチャードの仲の良さがどんどん深まっていきますね。
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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
正義の褒め殺しがリチャードとリチャードの母親にも炸裂。
正義が本当にリチャードの事を好きで、リチャードも正義が大事でっていうのがまたよく書かれていて萌えました。
紙の本
頭を使う
2019/03/02 08:38
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投稿者:ドングリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語の設定がひと味違うものですから、やはり頭も使います。しかしながら物語の展開はゆっくり目なので誰でも読めると思います
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
二部は長編だけなのかなあ。
どんどんレベルアップしてくな、正義。
リチャードはデレデレだなあ。
リチャードママはやはり似てるな。
電子書籍
前巻ほどではなかったけれど
2019/06/19 18:10
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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
海外編は、初期の設定に無理がきてしまっているような気がしてイマイチのれません。
でも、カトリーヌママンの王様ぶりと、正義の精神的な攻防は要所要所で圧巻。私は、作者様の描く人の心の機微や業の部分が好きです。
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正義くんを見ていると、私も言語習得頑張りたいなと毎度思わされる。
まさかのラストだったので、続きが楽しみだけど正義くんが心配ではある……こわいなぁ……。
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今回は欧州かーーー
正義がどんどん言語マニアになってく。笑
などと笑っている場合じゃなかったエンドでしたがうあああああ
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リチャード氏と正義くん、プロヴァンスへバカンスへ行くの巻。今回はリチャードさんのお母さん、カトリーヌさん登場。お屋敷に隠された宝を探せ!宝が…マジで洒落にならない宝でビックリ。
少しずつ、クレアモント家のそれぞれの人達の思惑や背景が掘り起こされてきた感じ。正義くんも関わりが深まってきたけど、基本、リチャードさんに対してのスタンスが変わらない感じなのが好きだな。
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安定のジェフリーさん。お土産のくだり可愛すぎるし、さすが法的範囲内でストーキングしていた男、ブログチェックもかかさない。
「心も大事に」というメッセージの背後に、ヘンリーさんの存在が感じられてじんわりときた。
フランスに行く行かないのやりとりの最中、おやつを囮にする正義くんに笑ってしまった。「言ってくれたらお菓子あげるよ」系の技はこれまでも使ってきたけど、そういえば「言わなきゃお菓子あげないよ」系ははじめてでは? 一度脅しに使った程度かな? とにかく可愛いすぎた。
で、いざフランスはプロヴァンス! リチャードにとって軽いトラウマのある屋敷で、正義くんがちょっとでもカトリーヌさんの肩を持つように見えようもんなら子どものように心細い顔をしてしまうの、あまりにも、あまりにもありがとう。それでまた「あなたに会えてとても嬉しい」と。返事をもらえるまで見てくると。はい…。なんか、なんっか、関係が、こう…何? 甘い。リチャード、おうちの関係でよほど今まで感情を抑えていたんだなと分かる。好意がだだもれ。すごい。サンキュープロヴァンス。
なりゆきで一緒の部屋に寝る二人、リチャードが正義くんの方見ないの、正義くん視点だから理由がちっともわからない(特にないかもだ)けど、「照れているのか?」と思った。正義くんが「見ちゃいけないものだ」として目をそらしたように、リチャードも見ないよう努めていたのかなあ、とか。
そしてさ……もうたまらないんだけれど、あのペンキのシーンからの一連のやりとり……。
日本語でしりとり、かわいいな~と思っていたらさ、例の発言でさ、おあ、おああ…。この2人、どうしてこうなの? あんなにあんなに心を通わせたのに、お互いのことを「友人」と呼んでいいんだ、呼んでくれた、という境地に至るまで2年。すっごいもだもだ。ずるいと思う…かわいいしか言えない…。
しかもリチャードから正義くんに、ってだけでなく、正義くんからもリチャードに「友達です」とお返しを投げている。最高かあ! ありがとう!!! リチャードのお決まりの「照れ隠し・クッションを殴る」が今回も発揮されていてもう可愛いの鬼。どうしてかわざわざクッションを見つけにいって殴るんだねきみは…。感情を持て余している…。
なんか今回のあれやそれ、リチャードは正義くんを子ども扱いしているように見えるが、リチャードにしてみれば正義くんだって自分を子どものように扱っている、ってことだろうと思うのだけど、なんだろうね、個人的には、2人ともお互いを大事にしているだけだと思うんだよね。カトリーヌさんが、「リチャードが正義をそばに置くのは、私(母親)がしてあげられなかったことを他の誰かにしてあげて、喜んでもらえるのが嬉しいから」と言っていたあれ。もし正義くんもリチャードを子どものように扱っているとしたら、同じ理由なんじゃないかなって思った。2人とも、子どものころに満たされなかった何かを、大人になってから出逢った人に、自分なりの大事にしようという気持ち、こういうふうに大事にしてほしかったという(無意識の)気持ちをこめて、返している��じゃないかなあと思う。
はーっ!!!!
そして!! 新刊めっちゃほしい!!!!!!! 気になりすぎる続き!!!!!!!!
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ソリティアのルールがよく分からなかったです。食べ物がおいしそうですね。正義さんは何でもできるのですね。あとは言葉遣いをなんとかしたら良いかと思います。
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主人公の正義君は良い奴なんだろうなと思うけど、こんな超絶ハイスペックな人たちに囲まれている状況が相変わらず分からないというか。
リチャード含めて彼の家族もまたいい人なんだろうなと思う。
作者の考える超絶気のいい兄ちゃんと超絶完璧超人のニアホモだと思って読むと面白い。ここまでこのシリーズ読んだらセックスするのかしないのかだけはっきりしてくれって思う。(しません)
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この物語を読み進めているうちに気づいたことだけれど、さりげなく社会問題が織り込まれている。すごいことだ。すんなり読めてしまうのはいつものことながら、ますます頼もしくなる正義くんを応援したくなる。
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今度は正義とリチャードがリチャードの母親・カトリーヌに会うために南仏プロヴァンスへ訪れる。ヴィラでの宝探しやカトリーヌの母、強いてはリチャードの血縁者の間に広がる謎を辿って明かされる真実。カトリーヌのテンションの高さが読んでいて楽しい。子供っぽいところがとてもチャーミングだけど実母だったらかなり大変だろうなとリチャードの心情をお察し。リチャードと正義のやりとも微笑ましい。この2人は夫婦漫才かという突っ込みも多々ありつつ(今に始まったことじゃないけど)87頁の最後から2行目を読んで、リチャードは思っていた以上に正義のことが好きなんだなあと。一瞬、母親に大事な人を取られてしまったと思ったのかな。今回の物語ではリチャードが凄く人間臭いというか、彼だって完璧ではないんだなっていうのが垣間見えて何だか素敵だと思いました。ピエールさんもいい人だったし。ヴィンスさんも再登場。この人の立ち位置はまだ正義達と敵対って感じだけど、でもヴィンスさんの行動を見ていると敵という一言では済まない部分があって、気になる存在。ヴィンスさん好きだから彼にも注目です。ラストが不穏な幕切れなので続き読みます。
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今回はフランス。リチャードの母親は読んでいてなぜか腹が立つキャラクターだった。ところで、イギーのブログは一体何に生きてくるんだろう?そこが楽しみでもある。あと、今回読んでて嬉しかったのは、下村が出てきたところ。海外で友人と会うのは普段とは違う喜びだろうと思う。それと、終わり方が大変なことに…続きが気になる。