電子書籍
ブスと侮るべからず
2019/02/17 13:34
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うみべ - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店の書棚から見える、不敵に笑うメガネの女性の写真。なんなんだこいつは!、てな感じで手に取った最初の印象は「ブスがモテる為へのノウハウ本」。しかし内容をさらっと目を通して見ればさにあらず!世間によくある白馬の王子を待つ純潔な女性ではない、自分=ブスであるという現状認識から始まり、様々な戦略を考えてとにかく打って出ていくのである。その内容たるや驚きの連続で・・(こんなこと公表していいのかということまで書いている)おそるべし税理士、田村麻美!こりゃ男が読んでも面白い、特に同じような境遇にある男子にはオススメである。でも、ブスって言うけど私にしたらストライクゾーンだけどね(笑)
紙の本
税理士である著者の半生記とマーケティング理論を融合させた読み応えある書です!
2019/01/06 12:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、タイトルにあるように「ブス女性」の自虐論では決してないことを、まず書き添えておきます。実は、税理士である著者の爆笑半生記と真面目なマーケテイング理論とを融合させた画期的な読み物なのです。同書は、著者の半生記という身近で興味深い物語の中に、真のマーケティング理論とビジネス理論が融合されているので、読み進むうちにビジネスのノウハウが見に付くというすぐれた一冊でもあります。ぜひ、楽しみながら、ビジネスを学びたい人にはお勧めの作品です。
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブスというだけで、かなりのデメリットを背負っていますが、ブスだって大丈夫だという前向きな気持ちになりました。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブスということに気がついてからの行動力が素晴らしいですね。普通消極的になりそうなもん出すが、素晴らしいです。
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感想は控えるがタイトルと関係なくなにかを成し遂げたい人はこの本の著書の考えやスタイルが参考になると思う。
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行動は不健全w 精神は健全
合コン、性欲、資格取得への野心、挫折・失敗、、、ここまでさらけ出して大丈夫なの!?笑
ブス(=何もしないままでは自己承認欲求が満たされない)という気づきから、勉強、合コンでの高度なコミュニケーションテクに向かっていく半生が面白い。ちゃんとマーケティングのフレームワークを踏まえた説明もあり、マーケティング本にもなってます(笑)
コンプレックスをさらす本は他にもあるけれど、その多くが自虐的なエピソードの自分語りになりがち。この本はそんな陰がなくて、読書中~読後を通して、とても清々しさを感じました。
それは、著者が自己承認を求めながらも、他者からの同情や共感を無理に引き出そうとしていないからかもしれません。
自己承認欲求を不特定多数の他者からの共感に求めてしまうと、結果的に他者におもねる行動になってしまい、こじらせることになるようです。
マーケティング戦略をもってターゲットを特定した生き方は、八方美人をやめることであり、嫌われる勇気を持つことでもあるのでしょう。
著書の前半で描かれる行動に反して、すごく健全な精神での発想を感じました。
「とりあえず、行動する」市場調査でのトライ&エラーを経て、魅力的なプロダクトに自らを「商品改良」し続ける彼女を見倣いつつ、彼女の今後の活躍を応援したいです。
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とりあえず表紙とタイトルが反則。他に読みたい本があるのに買わせるパンチがあった。それもしっかりとしたマーケティング戦略にあってのとこら。317Pとハードな分厚さだが、サクッと読ませてしまうのは自己啓発書を読み漁る著者と編集のうまさ。
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市場を買えると同じ商品でも評価が変わる。自分を商品に置き換えて考えるとどうかという観点は今の私には目から鱗。
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ジャケ買い。
顔面のインパクト大(笑)
自身の人生をマーケティング戦略によって
唯一無二の存在にしていくまでのストーリー
「ブス」というワード自体、攻撃性も強く、ネガティブなものではあるが、それを受け入れ、そして戦略的にどこで勝っていくかを考え、行動に移していく生き様はカッコいい。
これは美人に生まれていたら身に付かない生きていく術だ。
シンプルに面白いので
オススメしたいです。
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実はマーケティング戦略は後付で ひたすら合コンをせよ というシュプレヒコールのみだったりするけど『ブスのマーケティング戦略』と言い切ったところに価値が見えるね
普通すけべ心を出して可愛く見える写真を載せちゃうところだと思うけどそれが一切ないのも潔い
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2019/03/03 ジュンク堂
今年の最大のヒット本!
MBAを学んだ筆者が,あと付けとは思うが,ポジショニング理論で,自分のこれまでの人生を総括!
進学校に進む前の彼女は,「ブスな神童」であったのが,県内一の県立女子校に進学したら,まわりが頭のいいのばかりで「ただのブス」に,,,,,
要は,ポーターのいう業界の選択を誤ったというやつだ.
そこで,筆者は「おもしろいブス」に転向する決意をする!
いわゆる差別化戦略である.
このように,自分の立ち位置を,徹底的にフレームワークに当てはめて解説する本書は,MBAホルダなら,笑いながらあっという間に読めるであろう.
★★★
この本,いつも参考にしているHONZの書評で見て面白そうなので,県立,市立の図書館で検索したけど見つからなかった.
読んでみて,その理由がわかった.
筆者のドライビングフォース,それは「●欲」!
この欲望を満たすためだけに,彼女は常に合コンでの出会い,メンバーセレクト等,合理的な行動を取ってきたのだ.
★★★
アマゾンの星の数もすごい.
アマのすべてのカテゴリで「ブス」とだけ入力して検索しても,この本がトップにヒットする.
なんか,すんごく売れそうな気がしているのは,ワタシだけだろうか,,,,,
どこかのMBAのテキストとして,ぜひ採用してほしいものだ.
こういうケースをテーマに,ディスカッションしてみたいw
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購入前に著者のサイトを拝見。ブログカテゴリに『ブスマ』とある。ブスのマーケティングである。著者はブスマという聞きなれないジャンルを確立したのである。そんな著者に興味を持ち拝読。
何度も吹いてしまう。マーケティングについてはさて置き、著者の人柄が顕著に表れている。マーケ本というより啓発本である。男が読んでも楽しめるだろう。
自分(商品)を俯瞰し、相手(顧客)を見極めて行動する。よくある啓発本の一つといえばそれまでだが、著者だからこそ出来きた、斜め45度の啓発本だ。
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「夢みることを諦めたブスと、劣化が始まった美人へ」「ブスのマーケティング戦略」
タイトルと帯を見ただけで期待大でしたが、面白さだけでなく、マーケティングをわかりやすく解説してくれています。
・目的の設定
・自分を商品として、俯瞰し、何が強みで弱みなのか分析する。
・市場で勝てる要素を的確に捉え、自分を売り込む。
・売れない場合、市場をかえる。
etc
著者は自分をブスとして俯瞰し、どうしたら自分の目的(結婚したい、年収1000万円になりたいなど)を達成できるか、実経験を例えにあげているため、非常に理解しやすい。
著者は大きな失敗にぶつかった時に他者との比較による勝つ(売れる)という相対的な価値観だけでなく、自分を顧客とした時に自己満足度をアップさせるという方向にシフトしていきました。
日本人は他者と比較して優劣を決める環境で育つ。育った大人は他者と比較することで優越感を得たり、勝ち負けを感じる。
それだけでは本当の幸せは得られない。
タイトルからは想像できないような本質的な内容に驚きの一冊でした。
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ヤフーかなんかで記事を見て、気になって読んでみた。面白くて、メモを取るほどためになって、一気に読めた。読み終わった直後、私は愕然とした。自分は今までなんて漠然と、なんの努力もせず生きてきたのかと。そこそこの大学も出たし、就職して自立できるよう頑張ってきたつもりだったけど、私は自分のことを客観的に見て、具体的な目標や期限を定め、プランを立てることが足りていなかった。著者は、幼少の頃から自分がブスであることを認識、自分というものを客観的に分析し、真剣に考え、時に欲望のまま、実直に行動してきたのが素晴らしい。だからこその今のしあわせな生活があるという。もっと早くこの本を読めていたら…そう思っても仕方ないので、これからでも遅くないと思って、とにかく著者がいうようにトライ&エラー。できるだけ多くの武器を持ち、傾聴の心構えでいきたいと思う。
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191000
読んだ日付覚えてない…。
けど、めっちゃ面白かったです。
女の子が、私ってブスだ、と自認するのって、明らかに男子より早いのよね。
自分がブスだと気がついてしまった時に、いかに、自分のままで(ここ大事)、うつむかずに生きていくかを教えてくれる本。
ただし、「自分のままで」とは言っても
「そのままのキミでいいよ〜(-u-)」みたいな生ぬるい「自分のまま」ではなく、
「ブスであることを差し引いても、それでも自分が自分のままでいられるだけの武器を身につけろ!死んでも身につけろ!!」
みたいな、熱血系「自分のまま」。
そして、やっぱり私は、
「”ありのまま” に生きたことなどない。懸命にこなせば多くを得られると信じているから」
と言い切った、ヴィクトリアベッカムのスピリットが好きだなあと思うのです。