サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

「親日派」朝鮮人消された歴史 終戦までの誇り高き日韓友情の真実 みんなのレビュー

新書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー2件

みんなの評価3.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (1件)

高い評価の役に立ったレビュー

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2019/02/22 12:27

膨大な参考文献

投稿者:本屋 太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

序文に、親日派とは韓国では売国奴と同義であるが、日本人に理解を促すために、あえて親日派韓国人という呼称をつかうと述べて始まり、日韓の複雑な胸中をのぞかせている。
参考文献は文末に百数十冊挙げており、文中に挙げたものは含めていないという。恐らく、含めれば200冊を超える参考資料になるだろう(右派、左派問わず文献にあたっている)
李承晩発足当初、親日派は登用されなかったが、政権運営が苦しくなると登用され始め、韓国の基礎をつくったなど、親日派がうけた苦難が書かれている。
一方の北朝鮮については、当初は親日派登用し、政権の安定を図ったことを指摘しているが、その後の粛清などはサラリとして物足りない。
著者の意図としては、親日派朝鮮人(転向含む)にスポットをあてることで、現在の日韓関係を改善しようという意図であり、知らない話も多くあり楽しく読むことができた。(映画「金子文子と朴烈」が注目されているなか、皇太子殿下暗殺計画事件を起こした朴烈が転向するなど)
また日韓断交が叫ばれるなか、なぜ日韓関係が必要か、嫌韓派と親韓派がいがみ合う現状に憤りをしめす著者の主張に共感を感じた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

低い評価の役に立ったレビュー

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2019/02/18 22:13

「親日派」とは韓国では蔑称でしょう?

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

主要参考文献(というより種本の一つ)の題名が林鍾國の「親日派」であるように、韓国では「親日派」という言葉は韓国併合時や戦時下などに日本に協力した韓国人を指す蔑称だから、こういう書名を鉤括弧つきでも使わない方がいいと思うが、それは著者の意向なのだろう。
 一読すれば分かるように「親日派」だけでなく、飯尾憲士の「開聞岳」や著者の師匠のはずの名越二荒乃助の「日韓共鳴二千年史」などを下敷きにして書いている。
 特に洪思翊中将については山本七平の「洪思翊中将の処刑」を主に、それに「日韓共鳴二千年史」の記述を引き写しているのに引用元は書かずに地の文で書いている。「朝鮮人に不都合な半島の歴史」ならぬ「拳骨拓史に不都合な文章の書き方」だ。
 林鍾國の「親日派」には李承晩の第一共和国時代に在任した閣僚の「親日歴」を書いた章があるのに、大韓民国建国直後の反民特委などの記述が今の韓国の「親日派叩き」と混同して書いている。少しでも韓国現代史に関わった人々の経歴を調べれば分かるように、韓国国軍には日本陸士、「満洲帝国」軍官学校、学徒出陣組、そして志願兵出身者達が将官になって、朝鮮人の特高が日本人がいなくなった警察幹部に横滑りした事、高文出身者等がそのまま出世していった事も知らないので「親日派」の記述が理解出来ないのだろう。
 著者は北朝鮮では崔承喜のような人物を重用した事で「親日派」を追い落とさなかったような事を書いているが、それは文化人には言えても北朝鮮の要職に就いた人々については知らないのだろう。所謂「嫌鮮流」の類の本は韓国憎しのあまり、金正日が登場する以前の北朝鮮の歴史に疎い事もあって、この本も4・3や麗水・順天事件についての記述でも南労党が「反動分子」を殺した事や「白色テロ」の当事者の西北青年団が北朝鮮臨時人民委員会とソ連軍政府によって土地や財産を奪われて、生きるが為に越南した人達だという事は触れていない。
 「何かにつけ朝鮮人は悪いと決めつけてしまうのはじつになさけない。たまたま労務者として渡ってきたごく一部の人々の非常識なことだけがめだって、それが朝鮮人だという固定概念をつくりあげてしまう」(李方子「流れのままに」109頁)
 さすがに加藤康男の本のようなトンデモは否定しているにしても、関東大震災の際に英親王が「いいようのない悲しみと憤りに声をふるわせておられました」事を著者は読んでいないのか?

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本

膨大な参考文献

2019/02/22 12:27

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:本屋 太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

序文に、親日派とは韓国では売国奴と同義であるが、日本人に理解を促すために、あえて親日派韓国人という呼称をつかうと述べて始まり、日韓の複雑な胸中をのぞかせている。
参考文献は文末に百数十冊挙げており、文中に挙げたものは含めていないという。恐らく、含めれば200冊を超える参考資料になるだろう(右派、左派問わず文献にあたっている)
李承晩発足当初、親日派は登用されなかったが、政権運営が苦しくなると登用され始め、韓国の基礎をつくったなど、親日派がうけた苦難が書かれている。
一方の北朝鮮については、当初は親日派登用し、政権の安定を図ったことを指摘しているが、その後の粛清などはサラリとして物足りない。
著者の意図としては、親日派朝鮮人(転向含む)にスポットをあてることで、現在の日韓関係を改善しようという意図であり、知らない話も多くあり楽しく読むことができた。(映画「金子文子と朴烈」が注目されているなか、皇太子殿下暗殺計画事件を起こした朴烈が転向するなど)
また日韓断交が叫ばれるなか、なぜ日韓関係が必要か、嫌韓派と親韓派がいがみ合う現状に憤りをしめす著者の主張に共感を感じた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

「親日派」とは韓国では蔑称でしょう?

2019/02/18 22:13

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

主要参考文献(というより種本の一つ)の題名が林鍾國の「親日派」であるように、韓国では「親日派」という言葉は韓国併合時や戦時下などに日本に協力した韓国人を指す蔑称だから、こういう書名を鉤括弧つきでも使わない方がいいと思うが、それは著者の意向なのだろう。
 一読すれば分かるように「親日派」だけでなく、飯尾憲士の「開聞岳」や著者の師匠のはずの名越二荒乃助の「日韓共鳴二千年史」などを下敷きにして書いている。
 特に洪思翊中将については山本七平の「洪思翊中将の処刑」を主に、それに「日韓共鳴二千年史」の記述を引き写しているのに引用元は書かずに地の文で書いている。「朝鮮人に不都合な半島の歴史」ならぬ「拳骨拓史に不都合な文章の書き方」だ。
 林鍾國の「親日派」には李承晩の第一共和国時代に在任した閣僚の「親日歴」を書いた章があるのに、大韓民国建国直後の反民特委などの記述が今の韓国の「親日派叩き」と混同して書いている。少しでも韓国現代史に関わった人々の経歴を調べれば分かるように、韓国国軍には日本陸士、「満洲帝国」軍官学校、学徒出陣組、そして志願兵出身者達が将官になって、朝鮮人の特高が日本人がいなくなった警察幹部に横滑りした事、高文出身者等がそのまま出世していった事も知らないので「親日派」の記述が理解出来ないのだろう。
 著者は北朝鮮では崔承喜のような人物を重用した事で「親日派」を追い落とさなかったような事を書いているが、それは文化人には言えても北朝鮮の要職に就いた人々については知らないのだろう。所謂「嫌鮮流」の類の本は韓国憎しのあまり、金正日が登場する以前の北朝鮮の歴史に疎い事もあって、この本も4・3や麗水・順天事件についての記述でも南労党が「反動分子」を殺した事や「白色テロ」の当事者の西北青年団が北朝鮮臨時人民委員会とソ連軍政府によって土地や財産を奪われて、生きるが為に越南した人達だという事は触れていない。
 「何かにつけ朝鮮人は悪いと決めつけてしまうのはじつになさけない。たまたま労務者として渡ってきたごく一部の人々の非常識なことだけがめだって、それが朝鮮人だという固定概念をつくりあげてしまう」(李方子「流れのままに」109頁)
 さすがに加藤康男の本のようなトンデモは否定しているにしても、関東大震災の際に英親王が「いいようのない悲しみと憤りに声をふるわせておられました」事を著者は読んでいないのか?

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2 件中 1 件~ 2 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。