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これから起業しようと考えている方や、新規事業部を立ち上げようとしている経営者にはうってつけの本である。
社員をみんなフラットな関係に起き、社員の好きなことを一生懸命にやってもらい実績を残していくというのは理想的なスタートアップ起業の在り方だ。
そのためにはいい人材を集めることが必要だが、そのまでの採用手法も分かりやすくかかれている。
カルチャーフィットとポテンシャルを大切にした採用形態というのは斬新だ。
是非経営者、起業家、プロジェクトリーダーには読んで欲しい本である。
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1
出世や成功がキャリアの目標だった時代は過ぎ去った。一人ひとりが毎日を彩りあふれる世界に生き、幸せを追求する場として会社が存在しなければならない。
要点
2
ピラミッド構造の組織の問題点である上層部のボトルネックの存在と、無能になってしまうまで出世するというピーターの法則から、至るところでメンバーのポテンシャルが発揮できない状態になる。
要点
3
ステークホルダーには優先順位がある。通説とは異なり、(1)従業員、(2)顧客、(3)株主・債権者・取引先という順で考えるべきだ。
要点
4
理想的な組織形態の1つは輪を描いているようなものである。すべてのメンバーが同列で遠慮せず、プロフェッショナリズムを持ち、自律的に好きなことあるいは得意なことをする状態がよい。
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4月からITベンチャーの人事として働くことが決まり、『管理ゼロで成果はあがる』と併せて購入した。
全体を通る軸は『管理ゼロで、、』と共通している。
日本企業の株主至上主義は欧米に倣ったようで、実は欧米はもうそこにはいないという周回遅れの価値観。
筆者が言うように従業員を最優先にし、結果として株主に恩恵が及ぶというのが本来の原則であるはず。
ティール、ホラクラシーという組織論のトレンドを前向きかつ現実的に捉えて実践している点は大いに参考になった。