紙の本
旅のお供に一冊
2019/02/08 23:37
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投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
旅慣れている人が、さらりと旅のエピソードを語っています。
こんな風に、旅の達人になりたいと思いながら読みました。
紙の本
はっきりいって面白くなかった
2019/05/06 21:53
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここに収められているエッセイは、2010年9月から2012年8月までANAの機内誌「翼の王国」に掲載されたものだ。はっきりいって面白くなかった。なぜだろう。吉田修一の小説はいいのだが、エッセイは面白くない。
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作家の描く世界とはどうしてこうも解像度が高いのか。もちろん作家なのだから当然なのかもしれないが、毎日の日常がこのように新鮮さに満ち溢れていれば、きっと人生はもっと充実したものになるのだろうなと嫉妬してしまう。
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ANAの機内誌で連載しているエッセイをまとめたもの。このエッセイが好きなので今回手に取って見た。作者の様に旅が上手な人になりたいと思った。
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JALばかり乗るからほとんど読んだことの無いエッセイだったけど飛行機に乗って読むと良い感じなんだろうな。
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著者の吉田修一は、旅行にあう本を探していて、ANAの機内誌で連載しているエッセイをまとめた『あの空の下で』を読んでファンになって以来、追いかけている作家。
特に前述書に収録された「東京画」は、たぶん短編小説のオールタイムベストを選ぶとしたら、ベスト10には入れたいほど気に入っている。
本書は、そんな『あの空の下で』、『空の冒険』に次いでシリーズ三作目となるエッセイ集。旅のちょっとした出来事を、著者独特の視点でうまく切り取っており、エッセイを読む醍醐味を味わわせてくれる。同じ著者の短編集『初恋温泉』と合わせて、旅にもっていくのにぴったりの本だ。
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作家・吉田修一の旅にまつわるあれこれ。ANAグループ機内誌『翼の王国』の人気連載をまとめたエッセイ集第3弾。
旅は人を未知の世界に誘い、そして成長させてくれる。でも、どうせなら気分よくこの一時は終わりたい。吉田さんの旅行エッセイはとても正直だ。いいことも悪いことも、下手に飾らないところが心地よい。
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カナダに行く友人にあげようと思って買ったら、だだ被りで持ち帰り、自分で読んだ本。出張時の機内、ホテルで読むには、ぴったりの本です。吉田さん、いつまでも翼の王国に書き続けていただきたい!
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電車の中で読んだが、翼の王国の中で読むよりも面白く感じて一気だった。つばさよつばさも好きなのだが、それ以上。続編に期待。
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吉田修一のエッセイ、ANAの機内誌で見かけた人は多いと思うが、定期的に旅するわけでもないので、これはありがたい。
作家の一日は、あまり多くは起きないようだけど、言葉をつかって人を感動させる仕事だから一般的な職業人と視点がすこし違うのかもしれない。
路、ルウを読んだときにも思ったが、台湾が好きみたいだ。本書にもいくつか登場する。安全だし、一人でブラブラしても大丈夫。誠品書店に出入りしたり、観光客とほぼ同じながら、その視点は鋭い。台湾独特の匂いや、そそられる美味しい食べ物、まあいいでしょ的な雰囲気、自分も滞在していてそうだよねと思うポイントがいくつもある。
ホテルの過ごし方も、素敵な場所、ラウンジの特徴を最後によい風が通っているという風に論じるところも、確かになと。よい流れが、そこにはあって、疲れを癒し、幸せを感じる人たちに優しい風が通り抜ける。沖縄のリッツ、京都星野や、ハワイのハイアットなど、記憶を辿り、やはり確からしいと思う。
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◆いやいや、旅の醍醐味はやはり人!◆
旅の思い出は?と聞かれたら、美味しい食べ物、素晴らしい景色、その土地ならではの音楽などをあげますが、この本を読んで、旅に大きく影響するのは「人だ!」と感じました。「成田空港リムジンバスのスタッフさんへ」は、日本人で良かったと思えるエピソードです。旅先で会った人ももちろんですが、一番大切なのは旅人本人。ちょっとしたトラブルも笑えるセンスが素敵な旅につながるように思います。
人に出会う旅行に行きたい!
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綺麗な表紙だなと思った。
旅は良いなと思えた。いろんな場所へ旅に出て、はじめての人と出会う。はじめての経験ははじめての感情を生むきっかけをくれる。
自分の中の楽しみや心の余裕を取り戻せるのも旅の醍醐味のひとつかなと思った。周りにいる人達に優しくできるようになるなら、無理してでも旅を計画して踏み出してみるのも大切なことなのかもしれない。
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エッセイってジャンル自体が苦手だったけど、これは好きだと思った。好きな作家だからというのもあるだろうけど、旅に出たくなったし、むしろ行った気分になれる本だった。日常の話も時々出てきて、丁度良かった。
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小説家の書く随筆は大体面白い。
随筆家の書く小説は当たり外れがある。
この本もご多分にもれず面白い。
お笑い芸人のすべらない話が面白いように、小説家が何気ない一日を随筆に落としこむ視点は、僕らにとっても自らの日常をどう見てどう考えるかの参考になると思うのだ。
体制や社会の問題を書き、批判する本は多いが、この本は基本的に身の回りのものやひとを肯定的に捉えようとしている。そして、その肯定的に捉えたものの対照として別のものを否定的にあげつらって書いていない。それが、ゆっくり夜の静かな時間に読むのにもってこいなのだ。
・海水浴場というか、この海というか、この世界を、独り占めしているような気分だった
・ルイ13世という酒を一口飲むと、酒というものが職人たちの本気で造られているということが分かる。決して安くはない酒だが、その一口ごとに「時間」をなめているような気がするのだ。
などなど。
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吉田修一のANA機内誌エッセイ第三弾。国内も海外も、そして猫たちとの日常も。どうしても今は「当たり前に旅行に行けた素晴らしさ」に気を取られがちだけど、旅の一日も自宅で過ごす一日もどれも素晴らしい日常だと感じさせてくれる。タイトルと表紙の絵が良い感じ。