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バクトリア王国の興亡 ヘレニズムと仏教の交流の原点 みんなのレビュー
文庫
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紙の本
現在のアフガニスタンの地に栄えた古代バクトリア王国の歴史を飽きたかにした貴重な一冊です!
2020/04/16 09:18
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「バクトリア王国」について紹介した貴重な歴史物語です。「バクトリア」という言葉を初めて聞かれたという方も多いのではないでしょうか。このバクトリアという地名は、今でいうアフガニスタンのあたりを指し、歴史的には、ゾロアスターが生まれた土地、アレクサンドロスが侵攻した中央アジアの要衝地としての役割を果たしてきました。近年、考古学的調査が進み、「バクトリア王国」がかっての一伝説・物語の段階から、確かな歴史事実へと格上げされてきています。同書は、様々な既存の史料を駆使して、バクトリア王国の歴史をひも解いき、明らかにしようとした画期的な一冊です。
紙の本
ニッチな分野だが歴史ロマンを掻き立てる名著
2023/05/16 14:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マルクス・アウレリウス - この投稿者のレビュー一覧を見る
はるか紀元前の昔、アジアのど真ん中にギリシア系の国家、民族、文化が存在した…。それだけで夢や空想が広がるが、少ない史料や考古学的成果をもとにした叙述が、その翼を後押ししてくれる。バクトリア自体について、確実にわかっていることは、実は少ないのだが、アレクサンドロスの遠征やセレウコス朝、インド、中国、シルクロードの諸民族との関係性の中で、歴史という縦糸と地理、文化という横糸を巧みに織り合わせた美しい絨毯のような一冊。
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