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#ヨンデルホン
仕事論 / 藤村忠寿・嬉野雅道(総合法令出版)
「水曜どうでしょう」ディレクター2人の「仕事論」。テレビマンの2人が、組織での働き方・考え方、バラエティ番組という商品づくりに対する真摯な想い・持論が展開されている。最高のコンビだな、と羨ましく思う。読んで良かった。
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私は『水曜どうでしょう』の初期からのファンで、DVD全巻購入はもちろん、出演者の著作もなるべく読むようにしています。
しかし、藤村Dと嬉野Dの本『仕事論』は、すぐに読もうという気にはなれませんでした。
というのも、メンタル不調による休職中で、ビジネス書からは意識的に距離をとっていたため。不調のときにビジネス書を読むと気分が落ち込むことが経験的にわかっていたからです。
『仕事論』というタイトルが、ストレートにビジネス書然としていて、意識的に避けていました。
しかし、リワーク(復職支援プログラム)の受講が終了し、職場復帰の意欲が出てきました。
何気なく書店で手に取ってパラパラめくると、「読めるかもしれない」と思い、勢いで購入しました。
番組のことをよく知っているせいか、すらすら読むことができました。
ざっくりまとめると、この本には次の3つが書かれていると考えています。
●前半(第1~2章)
組織(会社)で働くということ
●中盤(第3~5章)
仕事をする上で、自分の意志を持つことが大事
●後半(第6章)
自分の人生における仕事の位置づけ
前半は、組織で働くことについての2人の強力な思いが書かれていて、メンタルが弱っているときだとかえって追い詰められて、この先を読むのをあきらめたと思います。
正論であり筋が通っているだけに、非常に強力な思いがあふれていて圧倒されました。
中盤は、これまでの自分の仕事の中でできなかったことを、改めて思い起こさせてくれました。
もうすぐ来る復職の後は、自分の意志を持って仕事ができるようにしたいものです。
後半は、書かれている内容が自分の理想に近いという印象を持ちました。
『水曜どうでしょう』でやっていることはその理想を貫き通しているように見える。
しかし、実際問題、多くの人にとって理想通りに生きるのは難しい。
だから、この番組のような生き方にみんなが憧れて、これほど支持を受けているのだと感じました。
この理想は、DVD副音声の中で繰り返し語られています。(以下の記事でまとめています)
水曜どうでしょうDVD副音声でグッときた話(随時更新) - 7931のあたまんなか
http://wed7931.hatenablog.com/entry/2018/02/20/214011
全体を通して思うのは、メンタル不調から立ち直りつつある現時点で読むのがぴったりな本だったということです。
道に迷いそうになったときには、また読み返したいと思います。
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この内容は以下の私のブログ記事と同等の内容です。
読むタイミングがぴったりだった! ~ 『仕事論』読書メモ - 7931のあたまんなか
http://wed7931.hatenablog.com/entry/2019/03/22/153814
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水曜どうでしょうの名物ディレクター、藤村氏と嬉野氏。2人が同番組をネタに、仕事論を語り合う。以前、藤村さんのラジオを聞いた事があって、水どうでは豪快な笑い声でオラオラ勢い型な印象があったが、きちっと自分の中の考えを論理的に話される方だなぁという他の一面を知ったことを思い出す。本書でもそうで、区別をしっかりしてるように受け取った。嬉野さんは、小説をよく読むのだろうか、漂う文系の匂いがあるのと、漂うものを言葉にする力を感じた。
水どうという大ヒットがあるからだろう、とそこで思考停止しては何も伝わってこないが、水どうが面白い番組となり、それが全国へと拡大していった根本には、2人のこうした考えがあるのだ、と思うと、受け取るものは多い。
嬉野さんのあとがきが良い。居場所というのは、自らが作るものでもあれば、人と人の間から発見するものでもあるのだ。自分は何を大事にしたいのか、色んなヒントが散らばっている。
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『水曜どうでしょう』の藤村Dと嬉野Dが語る仕事論。昨今の流行にある意味で逆行する「会社という組織に属することのすゝめ」のような導入からして興味深い。やりたくことを強く持って生きるのも良い、でもそれが唯一正しい道ではない。とても真面目な内容なので大泉洋のボヤきが聞こえてきそう?w
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お局まで務めようと思った会社を泣く泣く辞め、失意のどん底まで落ちた30歳の時。
自分で決めたことだけど、先が見えなくて不安で、「なんで仕事を辞めちゃったんだろう」「もっとここで仕事したかったのに」と自分を否定してきました。
いい加減前に進みたいと、31歳で始めた仕事を一所懸命に進んできました。
「自分で選んだ道を正確にしていくしかない(引用)」
こちらの著書で最も深く納得した一節。
自分で選んだ道を否定するよりも、選んだ人生を懸命に歩むことの方が人生は豊かになると思います。
水曜どうでしょうのディレクターの水野さんと嬉野さんが番組をネタに仕事論を展開している著書。
仕事を始めたばかりの方には、お説教くさく読めてしまうかもしれませんが、お仕事に張りがでるような言葉をもらえるんじゃないかな?
仕事を嫌々するよりも、楽しんだ方が人生は絶対に豊かになると私は思います(^^)
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どうでしょうのディレクターの語る仕事論。
どうでしょうの裏話が楽しい。見てない人の方が仕事論の本として読めそう。面白いかは別として。
鳥取砂丘の件を、反省してない、と語る嬉野さんが豪胆。
仕事論としては各所に応用できるものでもなさそうだけど、「美術さんにイメージさえなくてもとにかく作ってみてくれ」と言う、というのがすごかった。
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水曜どうでしょうのディレクターを務めた藤村氏と嬉野氏が番組の制作の裏側や働き方について書いた一冊。
自由奔放な番組の裏側やその制作にかける思いを知ることができて刺激を受けました。
ある程度の見通しを立ててあとはその場の状況で臨機応変に対応していくこと、無理をしないこと、自分のこだわっている部分には妥協しないことなど自由奔放な番組づくりの中にも線引きするところにはこだわられていることも本書で知ることができました。
あと、鈴井氏と大泉氏を含めたキャスト4人の信頼関係が人気番組を生み出している最大の秘訣であると感じました。
そんな本書の中でもお二人の上司としての心構えやなんでも人に勧められたことに挑戦する姿勢の部分は非常に印象に残りました。
自分に正直に仕事をしていくことが結果としていいものを作ることに繋がり、評価されることがくることを感じるとともにお二人が番組に真摯に向き合い、やりがいや楽しみを感じていることが伝わった一冊でした。
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『水曜どうでしょう』を生み出したディレクター二人の仕事に対する姿勢や考え方、捉え方を対談みたいな形式で書かれている本なので、タイトルは固いですが、内容はとても読みやすいです。
この作品を面白く、人気作にすることにまっすぐに、だから時にわがままに、そして手を抜くところと一切妥協しないところを真剣に考えていることが伝わるので、特に就職前含めた若手の人は読んでおくといい本だと思います。
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私が大好きなどうでしょうの2人が書いた、『働き方』について書かれた一冊。
・組織への依存から抜け出す。愚痴るだけで、現状も甘んじて受け入れるのは危ない。
・自分の考えが判断基準、だが最後は他者とのコミュニケーション。
その辺りは自分が意識してやっていきたいキーワードだ。
本当の自由とは何か、自分の居場所とは何か、どうでしょうという番組から人生や働き方について考えさせられるなんて思いもよらなかった。
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この本はどういう風に作られたのだろうか。
とても読みやすい文体なのだが、
ご本人達のインタビューであれば、藤やんとうれしーのそのままの口調であって欲しかった。
気になった文
・やりたいことをやり続けるために「会社員」であれ。
・会社を利用しようとする意識を持つ
・自分の考えで仕事をするってことは「どこまでやるか」も自分で決めるってこと
・自分で考えて自分でやったことの結果に、成功も失敗もない。
・自分でその道を正解にしていくしかない。
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20代の若い会社員の人たちが読むには、
良い本かな~と思う。
まぁ、藤村さんは優秀な人だし、自分の哲学があって、
この人は凄いのがよく分かるよ。
ただ、嬉野さんね❓️
あの人はただズルいだけだな(笑)
哲学がありそうなんだけど全然無いんだよ(笑)
いいこと言ってる風で、結局ワガママなだけみたいなさ(笑)
他力本願と運と人柄でのし上がったみたいなね❓️
凄さじゃなく〝ズルさ〟を見習うべきかな(笑)
結局サラリーマンってさ❓️
言った者勝ちみたいとこあるじゃん❓️
黙って仕事やるよーな奴は、良いように使われちゃう。
要領なんだよな❓️うん、結局(笑)
だから、この本読んだから、別に何だって無いんだけど、
サラリーマンとしての『気構え書』として読むと、
学ぶこともあるかなと・・(笑)
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正直でいること
自分の価値観を損なわないことでかんきょうをつくりあげる
まさに、この2人がやってきたことが要約されている感じです
少しわがままに感じる部分もありましたが、正論が通っている部分が多く
いかに自分の頭が硬いかを感じさせられました。
自分はまだ二十代
がむしゃらに頑張らなきゃいけない世代かもしれません。
その中で自分が正直にいるための感性を磨いていけたらと感じさせられました。
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水曜どうでしょうが好きで、関連本を漁っている時に、購入。
元気がある時に見ると、やる気がかき立てられるが、落ち込んでいる時に見ると、ちょっと辛いなと感じる本
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仕事をする際に大事にしているものについて対談する本
良い感じで働いているなあと、仕事に関しての軸があっていろんな自己啓発本で言われているようなことの完成形のような話をしていた。
会話形式なのでまとまっていないが、随所に良い言葉が溢れている。
断るのも仕事のうち、実力を周囲に明かして覚えていく
知らない自分を出せているか
向いてないのに継続するかは自分自身で決めさせる
自分が働きやすい環境を作っていく
20代は慣れる・学ぶ期間、自己判断のための経験を積む
やらされているうちに向き不向きが明確になる
会社を利用する、初歩的な仕事が減り、好きな仕事に時間を使う
自分が良いと思えるのが第一、2人が良いと思えるものが良いもの
数字は興味のない人を説得するためのもの
経験を重ねてこれ以上は変わらないという線を見極める
仕事に自分で判断基準を持つ
自分たちは何を持っていて何ができるか、を考える
思い入れを持って、何が違うかを聞く
できると答えられる経験値、楽しむ姿勢
絶対できないと思ったことはやらない、信頼できる他人に進められたことはやりきってみる
自分で考えて判断していく仕事は人生と重なる
仕事を通して「あなたはそこにいて良い」と言ってくれる人を探している
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水曜どうでしょうのディレクターメンバーの仕事や人生に対する意見まとめ本。
よくある実業家や起業家の本とは違い、1サラリーマンが書いた本なので意見もまた異なる。会社員を勧める本は珍しい。
テレビの向こうでひたすら楽しそうに話す裏には、色んな経験があったんだなって。
自分の軸と意見を持って、会社員として仕事と向き合い働く。今はこれがいいんだろうな。