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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
年頃なのに結婚はおろか、彼氏も作る気配のない娘・友美を持つ母親・千賀子の婚活(親活)物語。
世の中に「共働き希望。だけど自分は家事ができないから、結婚したら奥さんに家事をやってほしい」「結婚しても自分の親が最優先。奥さんの親は二の次で、奥さんは自分に従ってくれればよい」などという男性の、なんて多いことか!
最後友美は結婚できるのか?しあわせをつかめるのか?
思わず入り込んでしまう本です。
紙の本
私は子の立場
2023/10/08 10:10
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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は結婚しない方の子の立場。ですが、
少し前だったらこんな風に無意識の差別に遭ってたんだろうなぁ
おひとり様が認められる住みやすい日本になってきたことが嬉しい!
電子書籍
現実に起こりえない事を時々題材に
2022/03/12 16:03
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投稿者:K - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在の日本では実現されたとしても上手くいかず採算とれなさそうな題材でも、垣谷さんが書くとやはり面白い。
しかし現実に起こり得ない上手く行き過ぎるラストを書く垣谷さんには、そういう題材使うとあまりにもファンタジーになってしまう所は残念
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図書館の予約受け取りの関係で、
意図せず連続で婚活の話になってしまったけど
これは心をえぐられずに済んだ。
道の選び方ってほんとうに難しい。
でも自分で選ばなきゃいけないんだな。
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【里帰り中読書①】
ちょっと前に深夜のドラマのモチーフになっていた谷垣さんの本。社会派なんだけど、エンターテイメント性もあって面白い。
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私には子どもがいないが、周囲を見渡せば中年の息子・娘が独身で困っている親はたくさんいる。親世代と違って結婚により高いメリットを求めるため、だんだんと縁遠くなっていく。また運よく(?)結婚できても3割が離婚。特に恋愛結婚の場合は離婚率が高いと言う。こういう現状を見るとやはり結婚相手は親が選ぶのが妥当なのかな、とも思う。この本は子どもを結婚に導くマニュアル本だ。あるあるネタも満載で楽しく読める。一読して損はないと思う。
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独身の子どもの方です。タイトルに惹きつけられ思わず手に取ってしまったものの、6ページでダメージをくらい、19ページでKO寸前という感じでした。
読み進めていくと「親も大変だよなあ…。結婚するのってこんなに大変なのか…。というか結婚しても結局大変だよなあ…。やっぱりビジュアルかあ…」みたいないろんな悶々が。
「親婚活する!」と言われたら、私は「嫌だ!」と逃亡すると思うけれど。婚活を考えているなら、参考になる話ではありました(笑)
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晩婚化が、いつのまにか未婚化への変化し、結婚事情も大きく変化している。そして、婚活ブームへと。とはいえ、未婚の男女の年齢は高まり、ついに親が乗り出す「親婚活」へ。どのように「親婚活」が業者によってなされているのか、そこでの親たち子どもたちの相手に求める条件と格差とは・・・。
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老後の準備を考え始めた千賀子は、ふと一人娘の将来が心配になる。 28歳独身、彼氏の気配なし。自分たち親の死後、娘こそ孤独な老後を送るんじゃ……? 不安を抱えた千賀子は、親同士が子供の代わりに見合いをする「親婚活」を知り参加することに。しかし嫁を家政婦扱いする年配の親、家の格の差で見下すセレブ親など、現実は厳しい。果たして娘の良縁は見つかるか。親婚活サバイバル小説!
初めて読む作家。「親婚活」なる言葉を初めて知った。実際に結婚に踏み切るまでの紆余曲折は人それぞれ。本人以上に親の方の描き方が面白い。
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垣谷美雨さん「うちの子が結婚しないので」、2019.4発行、「親婚活」、子どもに代わって親同士が代理婚活する物語です。旬なテーマ?のように思えますし、何より垣谷美雨さんの作品ですから大いに期待しました。親婚活が親子の話し合い、人生勉強になり、そして傷つくことに慣れるということ、結婚とは何か、恋愛がいかに大きな力を持っているか・・・、そこそこ楽しめましたが、いかんせん常識の範囲内、垣谷さんにしてはキレがなく、テンポもいまいちな感はぬぐえませんでした。
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なんだかんだ面白かったのか、読みやすかったのか、一気に読んでしまった。
なんか夕方とかのニュースで話題になっているような、親婚活の話。全く知らない世界なので、ふぅん、こんな感じなのかね、という感じ。登場人物たちは、悩みが薄っぺらく、深みがある話ではないが、そこがライトで読みやすい。
唯一気になったのは、娘が素直。こんな素直に親婚活を頼める娘って世の中にいるのだろうか。自分の性格とは違い過ぎて、リアリティがなく、なんだかなー、という感じ。基本すべて母親目線の文章だったけど、娘サイドの節も織り交ぜながら、娘の心境とかももっとリアルな感じに書かれていたらもっと面白い話になりそうだな、と、作家でもなんでもない素人な私は思った。
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当方41歳独身女性。子の立場です。
親からは結婚して欲しそうな空気を感じつつ、気がついたらここまできていました。
そうなんだよーという場面がたくさんあり、なかなか身につまされますが、おもしろく読みました。
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自分の結婚までの経験?を思い出しながら、いろんな出会いがあったなぁと笑いながら読めました。
小説後半もも、なんとなくそんな感じだったなぁと、はたまた自分と照らし合わせ読了。
面白かったです。
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現代の社会的なネタを題材にいろいろの小説を書く垣谷美雨。今回は娘の婚活物語。
著者の小説読むといつも思うけど、登場人物の心のいやしさというか、貧しさというか、こんなくだらないことホントに
考えている人がいるの?というばからしさが最初に出る。
定年の話もそうだった。
途中からいろいろ経験してそれがまともぽくなっていくのが
いつもの展開なんだけど。
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これは小説なのか!
ドキュメンタリーとしか思えない。
婚活や今の日本の男女を余すところなく描く。
と、いっても一般サラリーマン家庭の、
まだ20代の娘ということで、だいぶ絞られる設定なのだが、普通に生活していればそのうち出会いがあり結婚できる、または結婚するのが普通といった
常識がもう通用しないのだということ、を
小説という形で示してくれている。
ドロドロした感じはなく価値観を押し付けることもなく、今おきていることを再現しているようなストーリーで、おおいに共感してしまう人、いるのではないでしょうか。