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イラストが
2020/04/17 11:32
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
新見南吉の文章と、このイラストの雰囲気が合ってない・・・
こんあ萌えな感じのイラストじゃないほうがいいのに・・・
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ちょっとびっくりしたのが、表紙絵の女の子はお話の中の「かあいいおじょうちゃん」ではなくて赤とんぼの方だったことです。兵児帯のリボンがおそらく赤とんぼを象徴しているのでしょう。文字だけで知っていた私の新見南吉の赤とんぼの世界は、ちいさなちいさなかあいい赤とんぼの優しくて切ない小さな世界でした。色づかいもイラストもお話しにピッタリ合っていて、絵本としてはとても素敵だけれど、これはねこ助さんの世界なんだな、と思います。赤とんぼに初めて触れられる方や、ねこ助さんの世界がお好きな方はきっと満足されると思います。
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緑につつまれた初夏の山里に舞う<赤とんぼ>。 東京から避暑にきた三人<お嬢ちゃん><お母さん><書生さん>。 風に揺れるススキに、夕陽に映えて遊ぶ<おんなの子と赤とんぼ>。朝顔の葉のうえで書生さんのお話を聞く<赤とんぼ>。書生さんのグルグルまわす指先の虜になった<赤とんぼ>、 泣いて助けを請う<おんなの子>。 鈴虫の涼しい声で聞こえた朝、東京に帰る皆の姿を寂しく見送る<赤とんぼ>・・・ 童謡の抒情歌が聴こえてきそうな一夏の想い出を、昭和3年に謳った新美南吉(1913-1943)の作品です。
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東京から別荘にやってきたお嬢ちゃんとその母と書生さん。
赤とんぼが3人を出迎える。
赤とんぼを可愛いと言ってくれるお嬢ちゃんに会いたい赤とんぼ。
書生さんが赤とんぼがなぜ赤いのかを話して聞かせる。
そんなことはないと赤とんぼをかばうお嬢ちゃんが可愛い。
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可愛らしい物語でした
物語的にはすごく単調な感じ。
だけど、それが読みやすい。
ねこ助さんのイラストも美しい。
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大正2年、愛知県生まれ、結核により29歳で没、新美南吉・作&ねこ助・絵「赤とんぼ」、2019.2発行。<初出、1928年> 夏の間、別荘に来た娘と赤とんぼの楽しいひととき、別れた後のさびしさと思い出を描いたものです。
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「不朽の名作が、いま新たによみがえる−。新美南吉の小説「赤とんぼ」と、ねこ助の描き下ろしイラストの珠玉のコラボレーション。小説としても画集としても楽しめる一冊。」
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童話。
赤とんぼとかあいいおじょうちゃんのほのぼのとした童話。
赤とんぼをかわいがるおじょうちゃんと彼女を気に入る赤とんぼの交流がかわいらしかった。
それとねこ助さんの挿絵が本当に素敵。
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かあいいおじょうさんと赤とんぼの交流を描いた童話。
ねこ助先生の絵は、この作品ではどことなく日本画っぽい色味と構図で美しい。赤とんぼの擬人化はかわいい。
書生・山田は少し不憫というか、不器用、人間関係や子ども相手が下手なのかな、と気になるところ。
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乙女の本棚シリーズから、新見南吉さんとねこ助さんのコラボ作品「赤とんぼ」です。きれいな表紙…古き良き日本の姿が描かれているようで、すごく気になってました(*^-^*)
深い緑に囲まれた山里の別荘でのお話…赤とんぼの視点から描かれており、ある初夏の日、赤とんぼが羽を休めていた別荘に、赤いリボンの帽子を被った少女と、そのお母さん、書生さんが引っ越してきた…。赤とんぼは“かあいいおじょうちゃん”の存在が気になり、少女は“わたしのかあいい赤とんぼ”と…書生さんが話して聞かせた赤とんぼの言い伝えにも動じず楽しく過ごしていた…。夏が終わりを告げようとしていたころ、少女は東京に戻ることになり、赤とんぼとも別れることになる…。
赤とんぼを女の子として描いているのもよかったです。少女も赤とんぼも、かあいいです。本編もねこ助さんのイラスト、すごくきれいでした!それから、書生さんが、指をぐるぐるまわして赤とんぼを捕まえる描写は、懐かしいなぁ~私もやってました(^-^;)
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シリーズ8冊目、読了しました。
本作もイラストレーターねこ助さんとのコラボ作です。
(よほどねこ助さんのイラストが好きなのでしょうσ(・ω・。))
本作の主人公は何と「赤とんぼ」。
そういえば、最近見なくなったなぁ...
昔(子供時代)は本書に出てくるように指をクルクルクルクルクルクルクルクル...(@-@)...捕まえてましま♪
昭和だなぁ(笑)
新美南吉さんって「ごんぎつね」の著者なんですね。
懐かしぃー
人気シリーズ「乙女の本棚」今回は新美南吉×シリーズ初登場のイラストレーター・ねこ助のコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。
赤とんぼは、かあいいおじょうちゃんの赤いリボンにとまってみたくなりました。
誰もいない別荘。そこに引っ越してきた少女は、一匹の赤とんぼと出会った。
本書は、有名小説と人気イラストレーターによる珠玉のコラボレーション・シリーズ「乙女の本棚」の1冊です。
今作では、書籍の装画、ゲーム、CDジャケットなどで美麗な人や獣を描くイラストレーター・ねこ助が新美南吉の名作を描きます。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。オールカラーで小説と描き下ろしイラストが楽しめます。
内容(「BOOK」データベースより)
赤とんぼは、かあいいおじょうちゃんの赤いリボンにとまってみたくなりました。誰もいない別荘。そこに引っ越してきた少女は、一匹の赤とんぼと出会った。新美南吉の『赤とんぼ』が、書籍の装画、ゲーム、CDジャケットなどで美麗な人や獣を描くイラストレーターねこ助によって、鮮やかに現代リミックス。人気シリーズ「乙女の本棚」の第10弾が登場。小説としても画集としても楽しめる魅惑の1冊。
著者について
新美 南吉
大正2年(1913年)愛知県生まれ。雑誌『赤い鳥』などに作品を発表していたが、結核により29歳で亡くなる。代表作に「ごんぎつね」などがある。
ねこ助
鳥取県出身のイラストレーター。書籍の装画、ゲーム、CDジャケットなどのイラストを手がける。著書に『Soirée ねこ助作品集 ソワレ』がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
新美/南吉
大正2年(1913年)愛知県生まれ。雑誌『赤い鳥』などに作品を発表していたが、結核により29歳で亡くなる。代表作に「ごんぎつね」などがある
ねこ助
鳥取県出身のイラストレーター。書籍の装画、ゲーム、CDジャケットなどのイラストを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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夏読36冊目。
赤とんぼとおじょうさんの、出会いと別れの切ないお話。
赤とんぼが少女で表現されていて、いいな。
乙女の本棚シリーズ、幻想的な絵柄と昔の文学がとてもよく合う。
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乙女の本棚八冊目
う〜ん、素晴らしい
ねこ助さんのイラストが素晴らしい
だけど…
『乙女の本棚』シリーズ、読めば読むほどこのシリーズ良いのか?悪いのか?って疑問が大きく膨らんできている
そして、あんまり良くないかもって考えに傾きつつある
例えばこの『赤とんぼ』新美南吉さんが赤とんぼに何を乗っけているのか?かあいいおじょうちゃんに何を乗っけているのか?書生さんに何を乗っけているのか?
答えはあるようでない
あるようでないけど自分なりのそれを見つけることに『赤とんぼ』を読む意味があるのではないかと思うのです
自分なりに考えることが「本を読む」ことの意味なのではないのかと思うのです
そして考えるというのは悩んだり、恐れたり、間違えたりすることなのではないかと思うのです
『乙女の本棚』シリーズは間違えるという行為を排除してしまう危険に満ちている
考えないで理解してしまうことの恐ろしさに満ちている
よし、とりあえずR-30指定図書にしましょう!
え?30過ぎたら乙女じゃないって?
あほか!ヽ(`Д´#)ノ
女性とおネエは死ぬまで乙女じゃ!
(女性とおネエのフォロワーさんのハート鷲づかみ( ̄ー ̄)ニヤリ)
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赤とんぼと別荘と思われるところへやって来た女の子のひと夏の出会いと別れ。
色使いがとても綺麗な絵が、この物語をより幻想的なものにしている。
装丁もおしゃれで、和紙っぽい見返しもとっても綺麗だ。
大人の絵本だね。
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新美南吉文学忌、南吉忌又は貝殻忌
咽頭結核で29歳で死去。
赤とんぼの擬人化は思い切っていて可愛い。
赤とんぼと東京から来た少女のふれあい、つながり。書生の若者らしいちょっとしたイジワル。
ねこ助さんの風景も少女もとても綺麗。
貝殻忌は、「貝殻」という詩から
かなしきときは
貝殻鳴らそ。
二つ合わせて息吹きこめて。
静かに鳴らそ、
貝がらを。
誰もその音を
きかずとも、
風にかなしく消ゆるとも、
せめてじぶんを
あたためん。
静かに鳴らそ
貝殻を。