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著者は大学時代二度留学し、外資系企業で働くが、更にロンドンの大学院に留学し、米国の弁護士と結婚しワシントンDCに住む。しかし、それだけのキャリアをもってしても、米国ではさまざまな階層におけるコミュニティで、輪に加われず困惑していたという。そしてその原因の一つの大きな要因は日本人の自己主張のなさにあったことに気づく。とにかく米国では子供の時から、自分はなぜそう考え、その理由は何かという事を学校で訓練されている。日本ではただひたすら知識を積み上げていき、いかに多くの事を知っているかが評価されるが、あちらでは自己の知識を基に、自分としてはどのような考えに至ったかが大事とのこと。
リベラルアーツ・Cause(社会とのかかわり方)・ポリティカルコレクト・ドレスコード・食事のマナー…どれも普通の日本人には自然には振舞えない事では無いだろうか。
著者も様々な失敗を繰り返し、学んできたようだ。子供のうちからある程度躾けられていないと、なかなか困難だと感じた。
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今まで何冊か読んできた彼女の本とは、また違う目線の本。後半は、実践的な海外での振舞い方。
P49 ロジカルシークエンスを取り入れる
P54 議論で子供が意見を言う機会を増やす
P69 アメリカの人気You tubeチャンネル
P93 Cause
・どう思うか
・良くするために、自分に何ができるか
・家の手伝いから始める
p113 知っておくべきポリティカルコレクトな言い方
p116 議論のルール
・会話には、「話す力」以外にも「聞く力」「共感力」「理解力」などの要素がある
★こどもの性格を変えるよりもすべきことは、
好感度の高い議論のルールを教える
・会話のキャッチボールを心がける
★聞き役になる
★良い聞き役になるために相手に質問をする
★良い聞き役は話している人を遮らない
★良い話し手は自分ばかり話さない
★良い聞き役と良い話し手は相手を否定しない
P138 子どもの英語力の伸ばし方
・親子で英語の料理本のレシピを見て作る
・読み聞かせ
-幼児に「Biscuit」
-小学生の女の子「Romona」「Junie B. Jones」
-小学生の男の子「The magic school Bus」
P153 教養を感じさせる、感じさせない
ボディーランゲージ一覧
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内容が具体的なので参考にしやすい。海外へ行く予定があったり、いつか子どもが留学する可能性があるならなおさら。
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途切れ途切れで3時間くらい?
前半の、家庭でできるリベラルアーツ教育についてや論理的思考法の訓練については、取り入れたいポイントが多かった。第1章だけは星5つ。でもちょっと自分の求めてた本と違ったため評価下げてます。想像以上に、主に欧米での服装やパーティーマナー等についてページが割かれていた。すぐにそういう場所に行くチャンスはないかもしれないから、まぁ教養という意味で軽く流し読み。
以下フックメモ
◆正解という答えより、知識を自分なりに応用し、自分で考えてたどり着く過程を重要視する
◆show&tell 4歳 ものをみせ、話す。どんなことを知りたいか、知るためにどのような情報を集めたらいいか、集めた情報をどう使うか、どう思うかを発表。Q&A
◆自問する。選択肢を与え決めさせる。なぜそれを選んだかを問う。
◆親が自分の人生をどう生きたいかという問いに答えろれるように
◆論理的思考を養う。ロジカルシークエンス ルールを破ったらどんなことが起こるかを論理的に推論させる。次に、起きたことに対する対処法を考える。
◆議論の文化。命令や指示出しをやめる。小さいことでも何か質問する。どんな意見でもまずは認め、訂正や批判、否定をしない。意見を言ったことを認められることで自信をもつ。
◆causeが大事。自分一人のためではない、もっと大きなビジョンを持つ。自分はみんなのために何をしたい?
◆自分を魅せることができないとつまらない人。自己紹介にはパッションとcauseを盛り込む。やってみたいこと、そのためにやっていることなどを盛り込む。
◆mingleの会話では、相手を知る質問に徹し、相手のためにどんなことができるかを考え、それをエピソードを使ってやんわり伝える。
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家庭内の学びについてかと思ってたら、実際にできることもあったので実践が楽しみです◎
概要
①リベラルアーツ
②Cause
③会話と会話術
④目に見える教養
⑤食事の仕方
⑥社交のルール
①自分の意見を持つ子を育てる
→情報を集め、分析検証し、理論的な自分の意見を構築する
⇒家で:気づいたことは?印象に残ったことは?どうしてそうかんじたか?自分だったらどうした?
を考えさせる
②社会との関係性
→自分1人の夢ではなく“自分は何ができるのか”を自問する
⇒世の中をもっと住みやすくしたい、便利にしたい
そのために自分だったらどうするか
そのためには自分は何ができるのかを考える
前半がすごくタメになりました。
後半は異文化と触れる人ならでは。という感じで、私は関係ないのかな…と。