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今回も面白かった!
前作「ラストダンス」でリーグ優勝を飾ったキャッチャー樋口は、その後、監督に就任するがスターズはIT会社に買収され大リーグの野球を目指す沖がオーナーとなり、樋口は首になった。
樋口の退団後、チームはBクラスへ転落し不振が続いていた
そして5年後、スターズ本拠地の新球場「スターズ・パーク」が完成した。
そのシーズンが始まる間際に樋口は再び監督を要請される。
自分を首にした沖がなぜまた監督を要請するのかいぶかりながらもその要請を受ける。
オーナーとして金は出さないが、沖のチームへの口出しは次第にエスカレートし、選手たちにも影響を及ぼす。
野球をエンターテイメントとして観客が埋まることだけを重視する沖と、限られた選手を巧み使い勝利を目指す樋口との対立が続く中シーズンは進んでいく。
これまでにないくらい独特の形をした新球場での戦い方を築き上げてきた樋口らは、Aクラスに浮上し、優勝争いに入っていく。
相変わらずの白熱した試合描写に読み進めるのを止めることができません。
読みごたえは抜群、野球好きでなくても楽しめる一冊です。
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低迷する往年の名門セネターズの監督に就任した樋口。とにかく観客を呼べればいいと考え何かと口を出すオーナーと対立しながらも堅実な野球で10年ぶりのリーグ優勝がかかる最終戦へ持ち込む…。この作者さんはやっぱりスポーツものがおもしろい!
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堂場氏のスポーツものに、ハズレなし。
球場が主役プラス複数視点(しかも選手以外多し)というのが斬新で面白い。
これからプロ野球なんかを見るとき、球団経営や球場経営、スタッフ人事などの裏側もついつい想像してしまいそう。
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オーナーと 現場監督との 闘い。
最後は お決まりの 結末でした。
野球小説の 第一人者
野球の試合の 描写は さすがでした。
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「ラストダンス」がすごく面白かったので続編? も読了。
主人公の苦労をしょい込む性格は割と好き。
頭空っぽの方が夢詰め込めちゃう~♪なオーナー視点の話も読みたい。
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IT社長に買われた元強豪プロ野球チーム。新宿西の複合施設に球場をつくり利益を狙う。口出しするオーナー。
球場の利をいかす。日本シリーズの最終戦。8回裏まで1点リード。9回に追いつかれる。抑えのエースが打てない。
二死後、四球で出塁。ノーヒットの8番バッター。撃った。フェンスに直撃しそう。ランナーコーチは当たる場所が看板の関係で柔らかくなっているのを知っていた。跳ね返りボールを待つ外野手。ボールは弾まず、壁際に落ちた。ホームイン、さよなら勝ちで優勝。オーナーは寝ていた。ビールに何かいれられたか?一番いいところを見逃す。
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84スターズシリーズ三作目かな。ストーリーがベースボール経営と野球の違いを訴えているのか?アホオーナーと野球バカの対決はいかに!ちょっとステレオでしたね。
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ついには球場までか。
色々なアイデアを出してくるのは、素敵なことだな。
ストーリーも悪くない。
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都心の駅直結かつ商業施設やオフィスビルに囲まれているというありそうでない球場を舞台に、現場に口出しするオーナー、オーナーに翻弄される監督をはじめとした関係者それぞれの視点が描かれている。
人間関係がリアルで、野球の部分も程よくリアル。
実際にもあるようなデータ分析の辺りは、本来はもっと高度で一般人には難しすぎるんだろうなと思うが、そこを程よいバランスで描いている印象なので、それほどガチってない野球勢も楽しめる内容。
結末が少し地味かなと思ったが、球場がテーマの主軸に置かれていることを考えると、きっちり伏線も回収していて楽しめた。
装丁に図面や立体図が描かれているのだが、それが本当に今後こういう球場ができそうだなとイメージできる図になっていて、よりリアルな感覚を持って読み進めることができた。
所謂スターズシリーズという、今作に出てくる人物やチームが登場する過去作があるみたいなので、それも読んでみたいと思うくらいに面白かった。
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毎年楽しみにしているプロ野球の開幕が延期となって、観戦できない代わりに、この作品で球団「スターズ」のワンシーズンを駆け足で楽しむことができました。
監督、球団オーナー、コーチ、選手、スターズOBの解説者、それぞれの視点からの描写が面白かったです。
この作品に登場する人物たちが、他の作品にも登場していることを知りました。ぜひそちらも読んでみたいです。
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野球は好きなので、とても読み易かった。球団にもよるのかもしれないが、監督の立場ってあんなものなのかな。気軽に読める一作でした。
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「焔」、「ラストダンス」、「20」に続く東京スターズシリーズの第4弾。「ラストダンス」のキャッチャー樋口が2度目の監督に就任。IT系企業のカリスマに買収されたスターズの新球場で優勝を目指す。ただ、この新球場、新宿のビル街に建設した変形球場。野球自体の話もちゃんと書けてるので面白いが、監督とオーナーの対立がまた面白い。そして、最後に新球場の秘密が絡んでくる
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堂場瞬一の野球小説は面白いですね!本作はスターズシリーズの一冊になりますが、ありそうな話ですが、金満若手IT社長企業がプロ野球球団を買収し、社長がオーナーとなり、ファンサービスと銘打った売上至上主義の経営スタイルで、ボールパークを都心に作り、金を出すけど口も出す的に現場にも介入して、現場とぶつかるのですが、最後は現場力が勝るという展開でした!
この小説にも登場するスターズ関係者は、他のスターズシリーズでも登場する面々のようなので、サイドストーリー的な他のシリーズ小説も今後読みたいと思います!
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ポンコツチームにダメオーナー、ヘンテコな球場、、、そんなチームが生まれ変わる!
という設定までは良かったが、設定をうまく活かしきれない感じ。
オーナーのこだわりについて、もっと深掘りしても良かったのに、睡眠薬で寝かせているうちに優勝とか、単純すぎで残念。
神宮寺、沢崎のストーリーももっと膨らませられたはず。
「もったいない」の一言に尽きる。。
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2023年最後に読んだ小説になりました
新宿に球場できたら楽しそうと思いながら
読めました
現実の野球はあまり興味がないですが
こんなドラマがあるなら楽しそうだな
と思いました
このシリーズは初めて読みましたが
スッと話に入って行けて他のも読んでみようと思いました