紙の本
違ってても
2019/08/04 12:37
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
他のこと違った手いいんだよという絵本ではなくて、その違う子に対して君がどうできるかを描いているので、新鮮。
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[江戸川区図書館]
題名からして分かる多義性についての話。
ただ、よくある主人公のある一つの病気や性癖に焦点をあてた話ではなく、外見、言葉、家庭環境など、教室内でも様々な面で存在しているであろうそれぞれの持つ特異性を、多義性の一つとして受け入れることを紹介した本。リンドグレーン記念文学賞がどんな賞かはわかっていないけれど、この本が受賞するだけの良さを持っていることはわかる。原題は「The Day You Begin」。受賞作家ジャクリーン・ウッドソンの最新作。
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アンデルセン受賞の作家さんなので手にとってみました。
クラスにはラテン系の子もいれば、黒人も白人もアジア系もいて、生活も違うし、母国語も違うし、食べ物も違う。みんなと違うことに臆してしまうけど、勇気を持って自分のことを伝えてみたら、認めてもらえる。共通点もあるんだってわかる。そんな多様性と、コミュニケーションを取ることの勇気を前向きに描いたすてきな作品です。
Youの訳はつくづく難しいなあと感じます。言語で読み聞かせたらさらにいい作品だと思います。
海外転勤する子がいたらプレゼントしたい。
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国境を超えた、差別について書いてある本で違ったところがあっても。どこか同じところがあるから仲良くなれるよと書いてある本。でも5歳の娘には外国の友達だから仲良くなれないとかの感覚がまだないみたいで、あまり良くわかってない気もした。
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〝教室に入ると そこにいる皆が きみとは 違っています ― 外見、言葉、家庭環境、お弁当の中味、遊びかた ... 違うことは、苦しいことかもしれません。でも、素敵なことでもあるのです〟・・・アメリカの児童文学作家ジャクリ-ン・ウッドソンが「みんなとちがう」きみへの、心をこめた温かいメッセージ絵本です。(原題:THE DAY YOU BEGIN)
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「みんなとちがう」きみへのあたたかいメッセージと、紹介文には書いてあった。
確かにみんなで読む本じゃなく「みんなとちがう」きみに、そっと読んでほしい本かも。
『ひとりひとりのやさしさ』や『むこうがわのあのこ』などを書いた作者だと読み終わってから知った。
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自分の話す言葉がわかってもらえなかったり、言葉が出てこないことがあったり、やり方がわからなくてうまく遊べないことがあったり…教室にいるみんなが自分とちがうからこそ感じる「せかいの そとがわに ずっと たったままでいる ようにおもう」気持ち。
〈きみのそばにいるもう一人の強いきみは、もう準備ができているよ〉〈様々なきっかけで突然世界がほんの少しだけ広くなって、きみの居場所が現れるよ〉のメッセージは、新しい環境で不安を抱えている背中をそっと優しく押してくれる。
8歳息子も新クラスで居場所を見つけていけるといいな。