投稿元:
レビューを見る
いきなり、我儘から始めますが、ご勘弁ください
ほんと、読みたいんですよ、檎さんがメインのスピンオフが
今現在、なかよしで好評連載中(多分、してるはず)の、シロが主役を張っている、『鬼灯の冷徹 シロの日常』も面白いんですよ
タイトルに偽りなしで、日常感に溢れ、ふわふわとした雰囲気が、実に良い味を出しています
ただ、この『鬼灯の冷徹』は、ブラックユーモアも、確かな売りだ、と私は思ってますし、他の読み手も、その毒が楽しみで読んでいるんじゃないでしょうか
そんな『鬼灯の冷徹』が持つ刺激的な部分を強めにしたスピンオフの主役となったら、やはり、私は檎さんが適役だと断言したいのです
確かに、小賢しく、ちゃらんぽらんで、金にだらしない人、まぁ、狐ですけど、仕事は何気に出来るし、妲己様の下で働けるくらい要領が良く、何より、結構なイケメンですから、スピンオフの主役も十分に活ける気がします
それこそ、『操操れ!コックリさん』の魅力をより活かした、『愚愚れ!信楽さん』に負けない作品になる、と期待が持てます
問題は、誰に描いて貰うか、って事でしょうか
個人的には、フクイタクミ先生か、朝日曼耀先生なら、檎さんの危ない魅力も、しっかり出せる、と確信しているんですが
これは、私の妄想なんですけど、檎さんって、非力なイメージですけど、実際、そんな弱い訳じゃないと思うんですよね
確かに、正面からぶつかる喧嘩はからっきしかも知れませんけど、暗殺となったら、それこそ、凄腕っぽくないですか?
そういう仕事人的な一面も持ってそうな檎さんの動きを、フクイ先生か朝日先生なら描けると思うのです
散々に、初っ端から妄想を垂れ流してしまってから、この巻の感想を書くってのも、ちょい気恥ずかしいですが、書かない選択肢もありません
この(27)で、特に強い存在感を放っているのは、満場一致で、やはり、第239話「紳士」で初登場する、第8裁判官 平等王の第一補佐官である田吾作こと弟切さんでしょう
正体が、凄腕の忍者も「まさか」ですけど、彼のジゴロっぷりと、良いお父さんっぷりには、絶句しか出来ませんよ
鬼灯様にしろ、白澤にしろ、春一にしたって、この『鬼灯の冷徹』に、並み以上のイケメンが出て来たら、まず普通じゃない、と初見で判断できますが、弟切さんはレベルが違いすぎじゃないですか
ほんと、江口先生は、次から次へと、とんでもないキャラクターを出してきて、しかも、そのキャラの良さを殺さないストーリーを組み立てられるんだから、漫画読みとしちゃ尊敬します
子煩悩っぷりが、ちょいヤバめな感じで発揮されてる弟切さんが、今後、どんな活躍をしてくれるのか、今から愉しみでしょうがありません
出来れば、檎さんとも絡んでほしいですね(←しつこいのは自覚してます
キャラクターで言えば、弟切さんがぶっちぎりでしたけど、ストーリーで言えば負けてない回が、この巻も多かったですねェ
一番は決め難いですけど、インパクトが桁違いだったのは、私にとっちゃ、第238話「シロが賢い」でした
まず、サブタイトルからして、「・・・・・���ん?」と読み手に首を傾げさせます
シロはお馬鹿な子だからこそ可愛いってのは、江口先生が、最も知っていらっしゃるはずなのに
そんな読み手の固定観念を見事に使った面白可笑しさが、この「シロが賢い」には詰まっています
親友の異常に、柿助とルリオが思わず真顔になってしまい、あの鬼灯様ですらビビって、自然に謝ってしまうほどです
シロが中途半端に賢いままでは、周りが混乱するし、そもそも、彼の魅力が崩壊するってことで、鬼灯様はある者に協力を仰ぐ事に
ここで、檎さんが力を(有料で)貸してくれる点が、ファンとしちゃ嬉しい限りです
これは、私個人の勝手な解釈ですけど、江口先生は、自分に何の才能があるのか、と悩んでいる少年少女に、ちょっとした応援を送るために、この話を描いたんじゃないでしょうか
ミキさんは化かしが苦手と感じているけれど、今回の一件で、催眠術と併用すれば、十分に実力が発揮できることが明らかになりました
才能はやり方を工夫すれば、如何様にも結果が出せる、と江口先生は言いたいんじゃないでしょうか、若い読み手に対して
また、才能を誤って使えば、エラい事になってしまう、そんな警告もしているように感じました
ストーリーの衝撃度で言うと、種族の壁や濃い因縁も乗り越えて築かれた友情にグッと来る第242話「ふくろさげ」や、世のお母さんとお父さんが感涙必至であろう第243話「カタパルト家電会話」もお勧めです
もちろん、他の話もお勧めなので、皆さんのレビューを読むのが楽しみです
この台詞を引用に選んだのは、魂から絞り出されているなぁ、と感じたので
どんなに優秀な人でも、無理な事はあるんですよね
むしろ、仕事が出来る人だからこそ、自分の能力でどうにもならない事は、ちゃんと「無理」と断れるんでしょう
安い見栄は張らず、「NO」と言う気丈さ、私も持ちたいものです
しかし、春一さんには登場してほしいし、彼が絡む色恋沙汰も読みたいが、さすがに、この性格ドブスと付き合うようになったら、さすがに、私も泣きますよ、江口先生
ぶっちゃけ、描きたいですか、春一とこの性根が歪みまくってる女のデート、江口先生
もしも、江口先生が、怖い物見たさ描きたさで言い出したら、担当編集者さん、全力で止めて下さいよ、お願いします
「無理です」(by弟切さん)
投稿元:
レビューを見る
本作は“あるある”“共感ネタ”“地獄や神話ネタ”で読者を楽しませる仕組みで、エピソードによって好みが分かれる。
今巻は作者が2年温めた忍者編が読める。
私はそんなだった。
今巻、一番強いな〜と思ったコマ
「大人は皆 疲れているんですよ」
作者は相当辛かったのかこういうガチな疲れエピを結構描く。
モーニングは学生時代から読んでるが、こういうエピソードは昔は共感できてなかった。というか気付いてなかった。いまならわかる。
ところで、白澤が「あの神獣」「その神獣」「アレ」って言われてるの面白い。神獣なのに…。笑
あと、「何の知り合いか皆目見当がつかない二人組」のコマが気に入りすぎた。第一審ペア、強すぎるでしょ。
投稿元:
レビューを見る
苺々子ちゃんの株が爆上げの28巻。
家電に関わらず、詳しい人にものを聞くとき、知らない人にものを勧めるとき、ああやって考えればいいのだな、というテンプレです。
「いいもの」が欲しいという言葉はいっしょだけど、その意味は違うんだよなぁ、というのをとってもわかりやすく教えてくる苺々子ちゃんでした。
というものの、信楽太夫の気風のよさに惚れ直した28巻でもあります。
いいよねぇ信楽太夫。
投稿元:
レビューを見る
今回の新キャラは超イケメンの補佐官様だけど、やっぱり色々と普通じゃなかった。
彼の子供たちがまたキャラ濃いし。
地獄はやっぱりまともな人はいないのか。
後、改めてトトさん凄えと思った。
鬼灯の世界では、扱いああですけど。
そして信楽太夫と苺々子ちゃんに癒された28巻でした。
めめちゃんの言葉、そりゃ鬼灯様でも泣けてくるよね、あれ。
名台詞でした……
投稿元:
レビューを見る
今回のお話の中では、田吾作と苺々子(めめこ)ちゃんが最高です!昭和初期の二枚目感漂う田吾作の容姿…なのに残念なイケメンぶりが笑える、くせになる。苺々子ちゃんのマッドサイエンティストな点はやや残念(笑)だけど、素人に説明する時の的確な言葉選びと例えのうまさは見習いたい!
投稿元:
レビューを見る
見どころ満載!な巻でした。
私としてはシロの話が衝撃的でした。。。
そして、田吾作(偽名)さん人気ありそうだな~
投稿元:
レビューを見る
信楽太夫と辛子ちゃん!
タヌキとウサギの和解だ。
家電童女
おばあちゃんと神々の宴
泣けた
投稿元:
レビューを見る
茄子と唐瓜の芥子ちゃんのクロッキーから始まります。
茄子はアニメーションを作りたいと言い、
鬼灯が「求人広告の動画を作りたい」というのとマッチして、
見事に仕上がる。
アヌビスからシロへ贈り物。オリーブの詰め合わせ。
トト神とアヌビス神は和食の真髄を知るw
シロは催眠術にかかるし、
第8裁判官「平等王」の第一補佐官 弟切丑寅 という。
元忍者。
腹違いの31人の子供を持つ。
芥子ちゃんが狸に絡まれてるところを、信楽太夫が助けてくれて、友達になる。
焙烙斎の孫娘「苺々子(メメコ)」ちゃん、実は機械好き。
荼吉尼は現世視察して、神様の飲み会へ。
出会ったのは同じく現世視察してた鬼灯とシロ。
招かれて飲み会に行くと白澤が其処に居た・・・
とまぁ、コレまた色々入り混じってて面白かったですw
黄泉戸喫(よもつへぐい)の逆
って鬼灯様の言葉があって、何だろうってググったり。
宇迦御魂というのが稲荷の片割れと初めて知ったり。
ん〜、知らない事、一杯あるなぁ…。