紙の本
ダーウィンについてもっと知りたくなる
2019/10/13 12:16
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投稿者:アリッサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ダーウィンの「種の起源」について描かれた絵本です。
絵本なので簡単な文章と綺麗な絵ででわかりやすく
「種の起源」について解説されています。
紙の本
美しい生物学絵本
2019/06/29 10:42
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投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ツイッターで本書の刊行を知り購入。所々箔押しをされた美しい表紙絵に目が止まる。また、見返しに描かれた蝶と虫の絵が素晴らしい。作者が生物学の修士号を取得した専門家なので、触角や足まで緻密に描かれている。
子どもにも分かりやすい平易な文章で進化論が要約されている。それでも、文章だけを追っていくと途中で飽きてしまうかもしれない。そうならないよう、読み手に本書への関与を促しているところがいい。見返しの蝶や虫がどのページに描かれているか探す楽しみが用意されている。
教科書は苦手という人にも馴染みやすい絵本。アートとしても楽しめる。
紙の本
生物学者たちの正確な本
2019/05/21 10:00
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投稿者:ミカヅキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者サビーナ・ラデヴァ氏も訳者福岡伸一氏も分子生物学を極めた方々。
訳者あとがきの一行目は、「センス・オブ・ワンダー」で始まり、最後はエピジェネティクス(環境の作用も一部、遺伝しうる)という言葉が出てきます。
子どもが楽しめ、大人は、生物学に対する大切な眼差しを持つことができるその幅広さは、貴重な本です。
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絵がきれいで可愛らしい。
ダーウィンの進化論を子供向けに分かりやすく噛み砕いている(と思う)。
福岡伸一さんの翻訳は自然で読みやすい。
解説も充実していて親切。
ただ僕は予備知識があるからもちろん理解できるが、初めて読む子供が理解できるのかはちょっと不安。
関連書籍の紹介があるのが嬉しい。もっと読みたくなる。
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ダーウィンの種の起源、もちろん書名は知って読んだ事はない。それを美しイラストとともに絵本で楽しめる本。
個人的にはじめて知って面白かったのは、最高に完璧な器官の眼の話。なるほどなと思ったのは、あとがきの進化について誤解の数々。
カワラバトが鳩の先祖で、他にたくさんの品種に進化してるとの事だけど、描かれているハトは知らないものばかり。日本でよく見かけるキジバトや土鳩は西洋ではメジャーではない。その土地にあった進化なんだねーと。
あと、全く種が違っても、同じ環境に育ったら似通った形になる、とか。哺乳類のイルカ、魚のサメ、そして魚竜類(絶滅した古代の海棲爬虫類)の先祖は爬虫類。
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進化の不思議を解き明かしたダーウィンの「種の起源」を美しいイラストでわかりやすく解説してくれる本です。すべてのページが美しく、解説は平易で、どこから読んでも面白い!
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ダーウィンの種の起源を子ども向けにわかりやすく描いた絵本。
鮮やかでわかりやすい動物のイラストがたくさんと、ダーウィン家の紹介、用語の説明など、初めて種の起源を知る子どもにも、改めて種の起源を学ぼうとする大人にもわなりやすくておすすめ。
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チャールズ・ダーウィン著『種の起源』を、絵本の形に編集した一冊。
原本の一部が丁寧に描かれ、進化論を学ぶのではなく感じ取ることができます。
生き物の綺麗な絵が頁を彩り、眺めているだけでも楽しいです。
真実を知りたいという純粋な姿勢が本来の科学であり、その大切さも綴られているように思えました。
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とても易しい「種の起源」の本。だけど4歳に説明するのはさすがに難しかった。
進化論に触れるということでは、最初の一冊として最適かもしれない。イラストもかわいいし。
新型コロナ禍により図書館が休館する直前に借りて、ようやく返せるようになった。
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ヒトのことについては『人間の由来』という本を別に書いた
数百万の種 半数以上は昆虫 神さまは虫好き
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<重力の法則に従って、この地球がまわりつづけるうちに、最初はごく単純だった一つの生き物が、とても美しく、とてもすばらしい、数え切れないほどの形態に進化してきた、そして、今もその進化を続けている>
ダーウィン「種の起源」をグラフィックデザイン調の印象的な絵で紹介しています。
進化の絵本なので、多くの動植物が出てきますし、同じ蝶であっても何種類も出てきます。それらが非常にわかりやすく描かれているので、見ているだけでも楽しいです。
ところどころにダーウィン自身の言葉も差し込まれていますが、優しい翻訳で自然への驚異と美しさを感じます。
内容も、難し過ぎず簡単過ぎず、まず多種の動植物の絵を見て、ダーウィンの言葉を感じて、壮大な生物の進化を考えてみるにはちょうどよい絵本化になっています。
そして進化論は今も新たな研究により進化しているのです。
「すべての生き物は、神が今と同じ姿で一度に作った」と思われていた頃に、
「動物の姿は、住む場所により違うし、時とともに変わっている=進化しているのではないか」という考える生物学者たちも出てきます。
しかし、なぜどのようにして進化が起きるのかはまだわかっていませんでした。
そこに現れた英国のチャールズ・ダーウィンは、長年の研究や議論の結果、「種の起源」を発表します。
〈「生存競争」生き物の世界では、あらゆるところにみごとな適応が見られる。〉
〈「自然選択」絶妙なバランスのもとで、どの個体が生き残り、どの個体が死ぬのかが決まるーそして、どの種の数が増え、その週の数が減って、しまいには絶滅するかが決定するのだ。〉
〈「樹形図」目が成長すると、新たな芽が出る。強い枝は四方八方に伸びて、細い枝をたくさん出す。そして世代が移り変わるうちに、大きな<生命の木>となる。枯れた枝や折れた枝が大地に積み重なる一方で、絶えず伸び続ける枝が、美しい樹形図を作って地表を覆うのだ。〉
〈自然淘汰は非常にゆっくりと作用する。しかし長い時間が経てば、大きな変化をもたらす。〉
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図書館本。読売こども新聞イチオシ100冊から。読売こども新聞イチオシを重宝しております。第三者の目、それも目利きの人が選ぶ旬の本があって貴重過ぎます。でも、これは長女には少々難しかった。
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生命の「なぜ」を説明した、ダーウィンの『種の起源』。なぜ生きものは環境に合わせて、さまざまな見かけや性質を身につけるのか。ある生きものが絶滅して、ある生きものが生きのこるのはなぜか。そんな世界の秘密を解き明かしたの本を、美しい絵と文章でわかりやすく語りなおした、こどもからおとなまで楽しめる科学絵本です。
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息子7歳10か月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り) ◯
ちょうど良いボリューム
その他
情報がいっぱいあって、「何度も読む」とはならならず、興味のあるところを拾い読み。
大人が読んでも面白い。
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大人なので、初見では文章ばかりを読んでしてしまった。時間をかけて何回も繰り返して読んで、絵も隅々まで堪能したい。生物学の情報については語句解説や参考図書も掲載されているので、繰り返して読んで10年以上学べる本だと思う。最終的に「ダーウィンの進化論」を読んでやっと"読了"になるのかな。。。