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紙の本

絞り出されてきた言葉は、確かに詩というにふさわしい。

2019/08/30 17:31

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

20世紀の最後の数年から21世紀の初めにかけ、著者が実際に訪れて撮った内戦の地の写真とその時の思い出をつづった文章。記憶回路を通り抜けてきた言葉は「いっときの激情」を振り落として静かである。静かである分、しっかりと深くしみこんできた。目を背けてはいけない歴史の一面を教えてくれるとても良い一冊になっていると思う。

10余りの訪問地での事件は、若い読者にとっては生まれる前のことかもしれない。ニュースで知っている私でも記憶はあいまいになっている。しかし著者は「背景」も要領よく教えてくれる。今はどうなっているのか、これからどうなるのか。辛くても見つめなければならない世界が目の前に広がる。

無理やり抑え込まれて落ち着くのではなく、長く続く平穏に向かっているところはあるのだろうか。あるのならなにがそれを実現させたのか。私たちは成功例からも失敗例からもきちんと学んでいるのだろうか。

昨今の様々に揺らぐ国際情勢がどうしても頭をよぎる。「正義という有無を言わせぬ言葉が、簡単に人の命を奪っていく。」P144という本書の言葉が突き刺さってきた。「”神”が絡むと土地争いは”聖戦”となる。 P172」 という言葉もあった。

著者はジュニア新書の読者対象である若い人へ「人間の一生もまた一遍の詩だとしたら、あなたはどんな詩を書きますか?」と書いている。
本書で絞り出された短い言葉も、確かに詩というにふさわしい。苦い詩だけれども。

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2019/06/17 19:01

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2019/06/24 15:52

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2021/03/27 03:00

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