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紙の本
猿との大戦
2020/10/04 18:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
山神・猿・烏の均衡が崩れ、平和だった「山内」に暗雲が立ち込めます。
若宮がちょっと引き気味に、反対に雪哉が冷徹になっていきます。
雪哉がどんどん望まない方向へ進まざるを得なくなっていく感じで将来が心配です。
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第2部が待ちきれない
2020/02/13 23:53
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
先に裏切ったのはどちらだったか――玉依姫の八咫烏側視点。弥栄、いよいよ栄えること。しかし必ずしもハッピーエンドと言えない終わり方をするのがこのシリーズ。中盤までは玉依姫の答え合わせをしていくように読んだが、雷に打たれ無惨に死んだ八咫烏のひとりが茂さんだったと知ってショック。雪哉が少しずつおかしくなっていく。ますほが縋っていたのはてっきり弟かと前回思っていたのだが、澄尾だったとは。この2人、これから上手く行ってほしい。一族の滅びを見届けたうえで、八咫烏の滅びを確定させた大猿の復讐の形がすごい。第2部を待つ。
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『玉依姫(S-5)』と合わせての謎解き編でした。
2019/07/30 09:36
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『玉依姫(S-5)』と合わせての謎解き編でした。緻密に計算された構成で、結末は判りつつも十分に楽しめます。シリーズ4までと大きく異なるS-5の流れの中で、今一判然としなかった部分が徐々に解き明かされる面白味ですか。巧みに組み合わされたパズルの欠落していたパーツが嵌っていくような感覚でした。昔「一粒で二度おいしい」という謳い文句があったが、それに倣うなら「二粒で二度満足」と言ったところか。但し、シリーズ4まで颯爽としていた奈月彦(若宮=金烏)が、金烏としての過去の記憶の欠落に向き合い、悩む場面ばかりが目立ち、爽快感が失われたのは少々残念。評価は結末が見えている分、ワクワク感が薄かったため4点と低めだが、構成の緻密さから5点でも良いとは思っている。
なお、2019年中に第二部『楽園の烏』が発刊される予定という。期待。
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この虚しい勝利...
2019/05/26 12:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
猿との戦いも大詰め。
失ってはならないものを失った雪哉の非情とも言える作戦が勝敗を決めた。
勝っても最大の危機は回避できていない。
そんな虚しさを抱えて生きていく彼らの今後を見守りたい。
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第一部完結
2022/10/10 20:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らんま - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一部の完結です。
猿との因縁、なぜ猿が烏をあれだけ目の敵にしていたのかが明らかになります。
そして何も問題が解決していないので、第2部にすぐ進みたくなるはず。
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完結
2019/06/25 01:07
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
満足かといわれれば、満足。
八咫烏シリーズが根っこに「玉依姫」を持っていて、
あの作品があったからこその、1・2作目なのはわかるけれど。
あれを最初に読んでしまってからのこのゴールだと、
尻すぼみだった感がある。
やっぱり玉依姫ごと、「今」の感性で
書いてほしかったなあ、というのが本当。
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男前!
2019/05/20 11:09
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投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
浜木綿と真赭の薄。真逆の二人。共通しているのは二人とも女性でありながら、男前!
「第1部完結」とか「堂々完結」と銘打たれているけれど、第2部が始まるの?それともこれで終わり?