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りかシリーズとはまた違った感じだったけど、サクサクと読みやすくて、ドキドキハラハラしながら読みました。五十嵐先生最高ー!!
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「マーダーハウス」
気をつけるしかない。
鎌倉の地に南フランス風洋館のシェアハウス。庭園にプール、シアタールーム、そして、めちゃくちゃ広い部屋に車付き。ただ、ちょっと交通の便は悪い。しかし、五万を切る家賃で、こんな豪邸に住める。さらに、住民はイケメン、美人、キュートである。そんな素晴らしい物件であるが、ハッピーになるとは限らない。
それは、タイトルが暗示してしまっている。実はタイトル通りじゃないよ?と言う仕掛けがあれば良いけど、ストレートなタイプになると、序盤から終盤まで予定通りに終わっちゃうのが、この手の読み物の難点な気がする。後者の場合は、着地見込み通りな為、つまらない、おもしろい、が、はっきりしない。個人的には、つまらない訳では無いけど、じゃあ、面白いから勧めるか?と言われると、悩んじゃうことがある。
ストーリーは置いといて、主人公の理佐である。文系だからを免罪符にメイルでの書類提出に戸惑う等、いくらなんでも設定が、ありえない気がする。資金面を踏まえてもシェアハウスはありなのは理解できるが、シェアハウスという特殊な形態に戸惑いながら楽しんだり、一方で、出なければならない!と言ったり、よく分からない。
犯人はまあ仕方ないが、他の住民もいまいち人物背景が希薄なので、誰に主観を置くことなく、怖いな〜怖いな〜、で話が進んでいく。結局、登場人物達にはあまり意味が無いようだった。
ちょっと期待していた分、ちょっとがっかり。とはいえ、タイトルが全てを語っちゃう小説で、予想を裏切る面白さを提供するのは、かなり難しいとは思うけども。
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初めての五十嵐さん。プロローグから、ホラー系に免疫のないわたしは、読み進めるのに大丈夫かな…と心配だった。…が、グロテスクさは然程感じず、まさにイッキ読み。途中からは若者の青春物語を感じさせるほど、爽やかだったが、やはり五十嵐さん。爽やかには終われなかった。いや、終わるのだろうか。この先。
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大学に合格した理佐はネットでシェアハウス「サニーハウス鎌倉」を見つけ入居することにした。
最寄り駅からは遠いものの、海外セレブの別荘のようなバスルーム付きの個室、ブール、シアタールームなど豪華な設備、そして格安の家賃。
しかも同居するのはテレビの某番組に出てきそうな美男美女ばかりだった。
面白かった!!
タイトルの「マーダーハウス」から連想されるおどろおどろしさはなく、テレビの「テラスハウス」のように、同居人たちと着かず離れずの関係で物語は進んでいく。
同居人の事故や誰かに見られているような違和感はあるものの、終盤まで平和に過ぎていく。
ラストで一気に明かされる真相も動機も面白かった。
(図書館)
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五十嵐貴久さんは、『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、デビューしている。それから現在に至るまでの数多い著作を見ると、ジャンルはものの見事にバラバラ。そのうち自分が読んだのは10作品くらいか。最初に大変失礼なことを書くのをご容赦願いたい。
これだけ著作があり、仕事も途切れないのだから、五十嵐さんは力量がある作家だ。しかし、これが代表作という作品が思い浮かばない作家でもある。ある日、ホラーの作品らしい新刊を目にし、そういえばデビュー作もホラーだったなあと、手に取ってみたわけである。
志望校に無事合格した藤崎理佐は、ネットで見つけた鎌倉市のシェアハウスに住むことにした。市内とはいえアクセスはよくないが、何より家賃が安いし、住んでいるのは美男美女ばかり。学生生活を楽しく過ごしていた理佐だったが、同居人の死亡が相次ぎ…。
タイトルが『マーダーハウス』であるから、どんな内容かは自ずと想像できる。プロローグから、いかにもな描写。ところが、読み始めると、思ったほどそっち寄りではない。むしろ、シェアハウスという空間の面倒臭さの方が印象に残ったくらいである。
事故と処理されたとはいえ、さすがに死亡が相次ぐと不安になり、引越しも検討する理佐。偶然上京してきた高校時代の同級生、高瀬弘に相談する。実は、理佐は入居後ほどなく違和感を感じ、今では確信に変わっていた。彼も何かを感じ取ったようだが…。
終盤近くまで、ラストの急展開は読めないだろう。真犯人も意外だったが、動機の面に注目したい。狂っていると言ってしまうのは簡単だが、本人にしてみれば大真面目なのである。なるほど、これは「サイコ」だ。この後味の悪さ、どうですか。読み終えて、引きつった笑いが込み上げたよ…。真犯人の望みが叶う日は、果たして来るのだろうか。
『リカ』と続編『リターン』を読んだとき、正直滑稽な印象を受けた。一方の本作。基本的にはグロ描写に頼らず、人間というものの怖さを演出している。低予算の大当たり映画を観たようだ。現時点で、本作は、自分が読んだ五十嵐貴久作品のNo.1と言える。
ところで、『リカ』シリーズは第4作まで出ているのか。
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怪しい人はゼロからの最後急展開
わかりやすいドンデン返し
そしてエピローグがひどい
恐怖の館はこのまま続くはないでしょ
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シェアハウスで次々起こる死亡事故。果たしてそれは事故なのか、事件なのか。
びっくりするくらいサクサク読めてしまうミステリ。ライトな分、謎解きも真犯人も意外性に欠ける。
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大学に進学するに当たって家を出ることになった主人公は、ネットであるシェアハウスを見つける。駅からは遠いが立派な洋館に破格の家賃で住めるというそこに決める。シェアハウスの住人たちは年齢はバラバラだが皆ドラマに出てくるような美男美女ばかり。彼らに囲まれながら充実した大学生活を送っていたが、その住人の一人がトレーニング中に事故死したことから次第に不可思議なことが起こるようになり……
ば、バッドエンド…………ミステリーだと思って読み始めたのに完全にサイコホラーだったわ……解決編やるには展開が遅すぎるし警察が無能すぎると思ったんだ……なんかホラーノベルゲームのバッドエンド回収って感じだった。あまりにも気になる点が多すぎる。
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おしゃれな外観に充実した設備。部屋も広く、住まう人たちも美男美女ぞろいという理想のシェアハウス「サニーハウス鎌倉」。そこでスタートした新生活は楽しいものになるはずだったのに、相次ぐシェアハウス住人の事故死や失踪。恐怖と絶望にまみれたサスペンス。
まあねえ、そんなうまい話があるはずはないんですよねえ(笑)。ってので、ここには人為的な企みがあるに決まっているしこの中の誰かがいわゆるおかしな人なんだろう、というあたりには予想がつくのだけれど。後半はもう読む手が止まらず、「うわ、あの人だったの!?」「まさかそんな理由!?」という戦慄に襲われました。ヒロインが無事にこの恐ろしいシェアハウスから逃げ出せるかどうか、というどきどきもたまりません。
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「鎌倉の地に南フランス風洋館のシェアハウス」
緑濃い広庭、プライベートプール、シアタールーム、
広々とした部屋。
鎌倉中心地から離れていたとしても、その家賃が光熱費込みで4万5千円なんて信じられな~い。
怖いお話でした。
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美男美女8人が生活するシェアハウスを舞台にした物語。長々と住人たちの暮らしの様子が描かれて、「これは、なんだ」っていう気分に。後半、最後に近くなって連続殺人の様相に。でも、その動機、背景もすっきりしない感じでした。読後、かなりの「もやもや感」が残りました。五十嵐貴久 著「マーダーハウス」、2019.3発行。
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豪華な洋館なのに格安のシェアハウスを見つけ
大学入学と同時に住み始めた理佐。
美男美女揃いながら気さくな同居人達、充実した設備、
駅から多少離れている以外はなんの不満もなかったが・・・。
サクサク読み進められたが、ラストが性急な気がした。
後味モヤモヤ。
[図書館・初読・5月19日読了]
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RIKAシリーズと似通った手口が出てくるのが若干気になりつつも、充分楽しめました!
某テラス◯ウスに鬱々した感情を抱いてる方には、是非読んで頂きたいです。笑
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7月-10。3.0点。
金持ちの別荘を、シェアハウスとしてレンタル。
大学に合格した女主人公が入居。
住人が次々と事故死して、、、
サラッと読める。正直、よくあるお話し感が強い。
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一人、また一人と姿を消していくシェアハウスの住人。
私が予想していた犯人とは、まったく違う人物が犯人でした。
犯人が使ったトリックに、うーん...と思うところもあったし、大量殺人の動機も「えっ?」という感じでしたが、サイコミステリーということなんで、これもアリなのかな?
シェアハウスを題材にした作品を、いくつか読んでみましたが、どれもこれも恐怖ばっかり。
シェアハウスだけは絶対住まないほうがいい!!!(笑)