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タイトルどおりに「やさしい」わけではないけど、ゲノム編集の基礎を知るに役立つ本。
3章、4章、5章などの内容はかなり専門的になっており、半ページで説明し対の半ページに図を示すという方式が通用しないところが多い。やさしく見せようとし過ぎかな。
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見開き2ページで一つのトピックを扱っており細切れの時間で少しずつ読むこともできる。
内容的にもDNA編集の初歩から応用分野、生殖細胞への応用など最先端に近いところまでカバーされている。
現在、世間で耳にするのはCRISPR/Casの話題ばかりだが、Zinc FingerやTALENなど先行しているシステムもある。ただZFNやTALENはタンパク質を設計しないといけないのでRNAを並べるだけのCRISPR/Casに比べると手間がかかる
Casにも改良が加えられており、Cas9は二重鎖DNAの同じ位置で切断するが、Cas12のように少しずれて切断する酵素なども見つかっている。
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ゲノム編集を勉強したい人には名前の通りトコトンやさしいです!
私自身、ゲノム編集が研究に関わってくるかもしれないので先取りで勉強しておこうと思い読み始めました。この本は右ページが文章で説明されており、左ページは図で示されるという構成でした。
文章と図の両方で理解する事が出来てすごく分かりやすかったし、すごく興味を持つことが出来ました。
倫理的な問題を解決すれば医療現場ではすごく役に立つ技術だと思っています!