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亡命ハンガリー人列伝 脱出者・逃亡犯・難民で知るマジャール人の歴史 みんなのレビュー
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紙の本
今の時代にも繋がる
2022/06/01 18:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
マイノリティとして迫害を受けてきた、マジャール人の苦悩に胸が痛みます。大国による小国の抑圧など、現代にまで先送りにされてきた課題についても考えさせられました。
紙の本
亡命者達で見ると分かるハンガリーの歴史
2019/06/30 22:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
共産主義体制の崩壊までのハンガリー史に出て来る著名人達は亡命者だらけなので、彼らを通してハンガリー史が読める本だ。岩波書店の「ニュルンベルク裁判」でハンガリーを書いた箇所のように「ハンガリー王国」という国号を称していた矢十字党政権(国民統一政府)に存在しない「大統領」?がサーラシと並んで死刑になった「著名な対独協力者」扱いされた本がある事だし。要は「カール・レーフラー」なんでしょう。
ただしスコルツェニーのパンツァーファウスト作戦でドイツの強制収容所に送られたはずのホルティ提督の次男が「最後はイタリアのカプリ島に送られた」とあって、そこで「1945年5月頭に米軍に保護され」とあるが、グイド・クノップの「ドキュメント・ヒトラー暗殺計画」にあるように7月20日事件の関係者達の家族が解放されてから送られた先が、そのカプリ島だ。また国民統一政府もソ連に擁立されたデブレツェンの臨時政府も形だけは「ハンガリー王国」という国号を称していたのに、「これ以降ハンガリーは1944年10月までは、国家元首を摂政が務めるという『立憲君主制』を採ることとなった」は矛盾するのではないか。国民統一政府はサーラシが首相で摂政委員会という組織を設立された事は書かれているが、日本政府はイタリア社会共和国同様、国民統一政府を承認したので「昭和天皇実録」昭和19年11月28日条にはサーラシを「正式の元首である国民主席に就任し、我が政府もこれを承認した」とあり、昭和20年1月1日条には「ハンガリー国国民主席よりの祝電に対し、答電を発せられる」とある。
騎士十字章を4番目に授与されたというハンガリー軍の将軍が立項されているが、何人ぐらいいるのだろう?
あと、ラウル・ヴァレンベリを「ワレンバーグ」と英語読みで書かないでほしいが、ヴァレンベリがソ連で拘束されていた書類の写真は初めて見た。カストナーについてで出て来る「クルト・バッハー」というSS隊員は「髑髏の結社SSの歴史」では「クルト・ベッヒャーSS中佐」とある人物だろう。
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