紙の本
イメージの植え付けによる運の変え方
2021/01/15 13:05
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
科学的な観点な見方もしていますが、実際に運が良いと思っている人たちは、思い込みによるプラスイメージを植え付けているために、悪いことがあっても、こうすればよくなったとか後から見ると悪いことではなかったのではないかと、良い方向に見ているのかなと読んでいて感じました。無理に今の自分を変える努力をして、新しい自分になるより、今ある自分を認めたうえで、良いイメージを持って毎日過ごすことが大切だと感じることが出来ました。
紙の本
運と脳科学
2023/03/19 20:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
運を良くするための行動や考え方を脳科学の知見をもとに解説。「運がいいと言われる人たちには共通の行動パターン、考え方がある」とのこと。確かに本書の「運を良くする」ための行動は、他の方々の主張と被っています。ただ、その行動に脳科学で説得力を持たせる試みが目新しいところ。私が最も共感したのは「運のいい人はストレスのレベルを上げ」、そして「マイナスの出来事がのちにプラスに転ずる」。つまり逆境をバネにするということ。そういえば、欽ちゃんは「運が悪い時は運を貯金していると考え、前向きに頑張れ」と主張していました。
投稿元:
レビューを見る
『科学がつきとめた「運のいい人」』(著:中野信子)
付箋部分を抜粋します
・自分を世界の標準に合わせる必要はありません。いちばん大事なのは自分です。その自分を最大限に生かすのです(p33)
・他人の尺度でなく、自分の尺度で行動する。他人がどう思うかではなく、自分が心の底から「心地よい」「気持ちよい」と
思える行動をするのです(p41)
・自己一致の状態とは、こうなったらいい、こうあるべきと考えている理想の自分と実際の自分が一致していること
あるがままの自分を自分で受け入れていること、もっと簡単にいえば、自分で自分のことが好きな状態です(p43)
・「最適より好適」とは「最適な戦略をとると、一時的には勝てるものの、長期的なスパンでみると滅びてしまう可能性が高い。
よってベストよりもベターな道を選ぶべき」という意味です(p121)
・そこで勝ちすぎない、ひとり勝ちしない道を選ぶのです(p125)
・「もし幸運の神さまがいるとしたら、その神さまが放った幸運の矢をとらえる準備ができていたこと」と私は考えています。
その準備の中でももっとも重要なのが、明確な目的をもち、常に忘れないこと。セレディピティーを発揮した人たちは
自分はこれをやりたい、これを達成したいという思いを強くもっているのです(p165)
・運がいい人は、マイナスの出来事が続いても簡単にゲームからおりません。負けが続いているときには最小限の損失になるよう
努力し、次のチャンスに備えるのです(p176)
・「もっとこんな工夫ができるのではないか」「こんな努力の方法もあるのではないか」などと新しいことを考えてみる。
脳が喜びそうな新しい刺激を与える。そしてそれを楽しみながらやるのです(p183)
・夢をかなえる人、セレディピティーを発揮できる人というのは、常に頭のどこかで自分の夢や目標について考えています。
夢や目標が叶った状態を、いつも思い描いているのです¥(p190)
・結局、運というのは、その人がもともともっているものではなく、生まれつき決まっているものでもなく、その人の
考え方と行動パターンによって変わる、といえます(p214)
投稿元:
レビューを見る
自分を大切にしている人が他人から大切にされるということに対して、割窓理論で説明していることはちょっと納得。但し、それはある意味見た目(=服装など)がよい人に対しては、他人はあまり乱暴に扱えないということであるような気もする。そこに量的評価が欲しかった。
投稿元:
レビューを見る
あなたは運がいいですか?それとも悪いですか?ではなぜ人によって運が良かったり悪かったりするのでしょうか?この本は運のいい人がどんな人なのか、運がよくなるにはどうすれば良いのかなどを科学的に説明している本です。
そもそも私たちはつい、目に見える運・不運だけに注目して「運がいい」「運が悪い」と言ってしまいがちです。しかしながら、目に見えない、検証できない運・不運があり、それらを含めると、誰にでも公平に運は降り注いでいます。
つまり、運のいい人というのは、誰にでも公平に降り注ぐ運を他の人より多くキャッチできる人です。このように、運のいい人に共通する行動パターンや考え方を科学的根拠に基づいて解説してあります。ぜひ読んでみてください。
所在 本館2階東閲覧室
請求記号 498.56 Oi
ハンドルネーム パルテナ
投稿元:
レビューを見る
よく言われている内容について著者の体験や古典ではなく脳科学や心理学の研究を引いている本。詳しい出典があるわけではないので,一般向けの軽い読み物。脳科学的にも正しいのかぁと思ってしまうのを狙っているのかな。運が良いか悪いかの実証研究ではない。
投稿元:
レビューを見る
ミラーニューロンやセロトニンの話、心理学実験の話は脳科学的観点だったのでとても良かったけど、他のノーベル賞受賞者の話やハリーポッターの作者の話になってくると他の自己啓発本的な内容になってしまっていて科学では無い内容になっていたように思う。
著者の他の本が良かっただけに、今作は少し残念でした。
投稿元:
レビューを見る
脳科学で「つきとめた」というよりは、いわゆる自己啓発本やポジティブ本に、脳科学の知見を足しておきました、という感じの軽さとは思ったのだが、p33の「新しい何かを身につけたり、得ようとするのではなく、すでに自分に与えられているものを生かしきる」という一文がとても刺さった。そんなわけで、読んで大正解ではありました。
投稿元:
レビューを見る
脳内物質の話など交えて科学的なテイストを出そうとしていますが、サンマーク出版お得意のスピリチュアル本です。ネタは特に目新しいことはなく、この分野の本をいくつか読んだことがある方には既視感のあるものばかりです。ポジティブシンキング、目標をしっかり決めて努力を怠らない、チャンスはそれを信じて努力している人に突然訪れる、など。この分野の入門本としてはよいと思います。
投稿元:
レビューを見る
題名の通り、スピリチュアルなどではなく科学的に考えた運がよくなる方法。
結局のところ、モノの考え方、そこから来る行動の仕方で変わる。それが簡単にできないからみんな困っているのだけど、やっても意味がない、そんな簡単に変わるわけがない、うまくいかないかもしれない、と自分に言い訳を繰り返してやらないから状況が変わらない。
また、プラセボ効果の例から分かるように、「思い込む」ということはただのまやかしでもなく、プラスにもマイナスにも本当に影響してくる可能性がある。脳は嘘を見抜くから、むやみやたらに思ってもいないことを考え続けてもダメらしいが、見方、考え方を変えて、ポジティブにというのはやはり大事なのだと分かる。
投稿元:
レビューを見る
「私はやはりそうした運といったものがあるという見方に立ったほうが、物事がより好ましい姿で進んでいくのではないかと思っている。だから人を採用するにしても、登用するにしてもそういうことを加味して考えることが大切だと思う」
かの松下幸之助さんは、このように述べ採用面接では「運の強い人」を採用したのだと言います。
松下幸之助さんも重視した「運の良さ」。
本書はこの一見自分ではどうにもできないように思える「運」に対して科学的なアプローチを行い、運のいい人になる方法について解説した内容。最近マスコミでも見るようになった脳科学者の中野信子さんによる科学的なエビデンスが裏付けにあるのが特徴の一冊です。
そもそも、本書の主張は
「幸運は皆に公平に降り注いでおり、それに対して私たちは主体的に関わっている!」
というもの。つまり、運がいい人か?どうか?というのは、運に対する関わり方の違いにあるのだそうです。どうすれば幸運を掴む関わり方ができるのか?についての具体的な方法については、本に書かれているので是非ご覧になる事をお勧めします。
これまで「自分はなんてツイていないんだ(´.п.`)°」と感じた人はたくさんいると思います。もちろん私もそう。しかし、本書は「幸運は誰にも等しく訪れるものである」と主張します。主体的に関わることによって運をいかようにも好転できるという話がとても印象に残りました。
確かに「運とは自分ではどうにもできないもの」と考えている限り、幸運をつかむための行動を起こすことはできないでしょう。しかし、本書を読んだことで私自身も「幸運をつかむためにどうすべきか?」と行動指針が見えてきた気がしました。
また本書は他に「運の良し悪しは他人と良い人間関係が築けているかどうかに大きく影響する」とも言っています。詳細は本を見て欲しいのですが、確かに良好な人間関係が幸運を掴むキーファクターになることの理由にも膝を打つ物がありました。セロトニンなど脳内物質の分泌を促すという科学的な裏付けもあり、脳科学者である筆者の専門性がしっかり活かされています。
一見自分ではコントロールできそうにないことに対し、コントロールできることがどこかに無いか?と考える姿勢こそが、幸運を掴む習慣なんだなぁと言う学びがありました。本書を読んだことで、なぜ松下幸之助さんが運の良さを重視したのかの理由も納得です。
投稿元:
レビューを見る
論理的で根拠のある話が多く、文も読みやすくてとても好きな本だった。
自分を大切に扱う
忘れていたことだけど、とても大事なことだなと思えた。丁寧に大切に自分に接してあげたい
運のいい脳にするにはその人の考えや行動がとても影響してくる。
最後、脳を変化させる方法の一つに祈りと書いてあったが、読んでいると何故宗教があるのかが理解できた気がするし、この原理をわかっていればそのようなものに頼らず自分を高めることができると思いました、
投稿元:
レビューを見る
「運・不運というのは、誰の身にも公平に起きていて、その運をどう生かすかに少なくとも人は主体的にかかわっていける」というのが中野信子さんの考えです。
「結局、運というのは、その人がもともともっているものではなく、生まれつき決まっているものでもなく、その人の考え方と行動パターンによって変わる、といえます。」
「だとするなら、その人の考え方や行動パターンを決める脳のそのものを「運のいい脳」にしてしまえばよいのです。」と書かれています。
で、その方法の一つが「祈り」だとされています。
実際、運のいい人、悪い人っていますよね。
自分を運のいい脳に変えれるよう努力したいと思います。
投稿元:
レビューを見る
サラッと読めるノウハウ本。
わかりやすいですね。
今しんどい人、うまく生きられないって思っている人が、すぐにこれを読んで気持ちが変わるか?っていうと難しいとは思うけど、でも、実際、運が向いてきた、世の中なんとかなるよなぁ!ってなったときいは、「運のいい人」の考え方・捉え方ができるようになっていると思います。
こういうのって言い続けるしかないし、いつ、誰がどの本を読んでピン!とくるかがわからないので、世の中にこういう本がたくさんあるのはいいことですよね。
いろんな人の努力のおかげでそのレベルから抜け出すことができましたが、たまに暗黒時代の自分のマインドに戻ってしまうことがあります。
その時には、この本をペラペラめくろうと思います!
投稿元:
レビューを見る
運の良さって、結局自分を大切にして好きになることであって、それをしていれば周りの人が助けてくれて結果的に運も良くなるのかな〜と思いました
もう少し仕組みとか、実験結果とか詳しく書いてほしかったですが、さらっと読めて元気も出る本だと思います