紙の本
遺体と火葬
2020/10/23 09:26
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投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
葬儀屋として真摯にお仕事されている方だなぁと思いました。知識以上に、遺体や火葬に対する気持ちの持ち方がとても勉強になります。佐藤さんのような方に手伝っていただけると思うと、自分が送るときも、送られる側になったときも心強いです。
電子書籍
興味深い本
2020/02/27 06:51
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投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者のYouTubuを熱心に見ている人は物足りなく感じるかもしれない。
自分は本が先だったので大変に興味深く読めました。
知らない事が多く大変参考になりました。
遺体や火葬にはさまざまな都市伝説があり、中には火葬場の人を困らせるものもあるので知っているのは大切だと思いました。
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遺体遺族と寄り添うということ。
火葬にするということは、腐っていく肉体を、骨というきれいな形にすること。なるほど。
大手葬儀社の案内で、「追加料金なし」はあり得ないこと。疑っていい。そうだ!
なかなか業界内の人の発言なので、説得力あり。
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2019.11.10 読了。
母の死を乗り越えるためにも、手にとってよかったと心から思った。
誰かを送ることは、生まれた以上必ず1度は経験することであるから、悲しみをすっと受け入れられなくても、悔いがたくさん残っても、供養を重ねて行けたら良いという考えを持つことができた。
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葬儀屋さんによる葬儀に関することや火葬場について書かれた本。業界の都市伝説やデマが多いのでYou Tubeチャンネルを開設しているそうだ。
葬儀は残された人たちの為にあると思っているので、家族の良いようにすればいいと思う。
ただその時になると気が動転して葬儀社の言うままになってしまうことも多いので、質の良い業者とそうでないところの見分け方などをもっと知りたい。
とりあえず「追加料金なし」は必要な料金を表示していないだけなので結局はどこも同じような料金になるらしい、ということは心にとめておこうと思う。
元火葬師の方との対談が面白かった。
基本的に他の本でも読んだことがある項目も多かったが、病気などで手足を切断した方の切断部分を火葬するということは初めて知った。
葬儀という形ではないがお骨にして仏壇などに保管し、いつか亡くなった時に一緒にしてもらうのだそう。
後は火葬場は撮影禁止なのでその旨を伝えたら「何で撮ってはいけないのか」と言われた話に衝撃を受けた。
何故そこまでして撮影したいのだろうか。ダメだと言われたらそのままひっこめればいいのに。
撮影してSNSにアップするのが当たり前の感覚になっているのがちょっと怖いと思ってしまった。
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図書館で借りた本。病気や事故、自殺など様々な遺体と向き合い葬儀を行う葬儀屋。葬儀を執り行うまでの一連の流れと必要な料金など、かなり現実的な事が分かる話。警察絡みの話では、神奈川県警は首吊り自殺などの遺体を引きおろす作業を葬儀屋にやっといて。という暴露話などはネットで叩かれてる神奈川県警らしいなぁと思ったな。あと火葬師の方との対談は興味深い。火葬時にピースメーカーは弾けるので事前申告がいる事や火葬のシステムなど。全体的にかなり現実的な話でグロ系話もあるが為になる内容ではあった。
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著者のYouTubeの動画が面白くてこちらも読んでみた。
今まで「死」にまつわる本は色々と読んできたが、その中でもこの本は非常に読みやすい。日常的に死や葬式に関わる著者ならではの考え方は、非常に共感できるところも多く、読んでいて非常に心地が良い。時間があるときについつい読んでしまう。
著者の動画はまだ続いているので、いつの日か続編が出ることを期待している。
おおよそ人間も生物である以上死に関係のない人はいない。そういった意味で、万人にお勧めできる1冊。
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Youtubeで常に見ている人には物足りないかもしれない。
多くの題材はYoutubeからのものとみられ真新しさが感じられなかった。
初見であれば、あまり身を置くことがない場でのいろいろな出来事が丁寧に語られているので良いと思う。
一番は人としてどう死に向き合わなければいけないかという事を教えてもらえる良い機会になった。
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普段ほとんど知ることができない遺体や火葬の話を、祖父の代から90年続けている葬儀屋さんが書かれています。
ブログにて詳しいレビューしています*
https://happybooks.fun/entry/2021/03/01/170000
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図書館で借りて読了。
亡くなられた方に対する敬意、ご遺族に対する細かな気遣いなど、著者の「葬儀屋」としての"誇り"と"プライド"がひしひしと伝わってきた。
保冷剤さえあれば、亡くなってから1週間程度は綺麗な状態でいられるものだとばかり思っていたので、「遺体は常に変化し続けるもの」ということを知って驚いた。
一人一人の状態に合った適切な処置をしていかなければならない、本当に繊細なお仕事だと思った。
それともうひとつ。火葬は、亡くなった後に腐敗していくしかない肉体をきれいに取り除いてきれいなお骨の状態にし、遺族に返す"温かい仕事"だそうだ。
この先大切な人がお骨になった姿を見ても、こういう考え方を持てれば少しは救われる気がする。
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秘匿な現場のお仕事だからか、デマや都市伝説などが世間に広がってしまっている葬儀や火葬のこと
人はわからないことに不安や怖さを感じる
ご遺体とご遺族にどれだけ尊敬の念を持って人として気持ちを寄り添えるか
著者のプライドある仕事への思いが伝わってきた
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佐藤葬祭 佐藤信顕
みんながきいてみたい葬儀や火葬についての疑問について解説してくれる。
誤った情報や興味本位の思いやりに欠けたものが多いんだなとわかる。
佐藤さんは亡くなった人、遺族に敬意を払って仕事をされていて、ご遺体を大切に送ってあげているのが伝わってくる。
葬儀社もピンキリでいろいろなところがありそう。
死について世の中もっとオープンになればいい。
優しくて楽しげなお葬式があってもいいと思う。
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とても興味深い本であった。昨年父が在宅介護の上、自宅で亡くなった。そのため、死に向かうまでの道のりを比較的身近で見ることができたし、それまでに携わる多くの職業の方に接する機会を得た。葬儀社の方や、火葬場のことなど、そこで働いてい人たちのことについても興味がわいた。図書館でこの本を見て、借りてみた。作者の方が葬儀社の方であるので、葬儀に関すること、葬儀社としての心得などが書かれている。また、火葬について、また葬儀の意義についても語られている。読んでみて、とても勉強になり、よかったと思う。
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現場の人からの発信、火葬場の人との対談もあり
デマや噂話を切って捨てる
骨を焼き切る、は無理。宗教学者の流したデマ
死体洗いのアルバイト、ホルマリンではなく、「湯灌」として低賃金ならある
西日本に多い葬儀場の「着火ボタン」は、現場の人に「遺族は用意がてきましたよ」と伝えるボタン。実際の着火とは連動していないそう
棺に入れるな、は「大玉スイカ」「かぼちゃ(においが残る)」
「ガラスのスパンコールの付きまくった服」など
ペースメーカーは事前に連絡を
妊娠13週くらいの胎児の骨が残せるようになったら一人前
骨の色、黒は煤。緑は銅(10円玉)とか
ご遺体の目を閉じる方法
遺体が流す涙はドライアイスによる結露
損傷の激しい遺体は納体袋に入れて、そのまま棺に入れる
体内の水分量の変化で容貌が変わる
神奈川県警の問題点
宗教とか戒名については現状維持の姿勢かな?