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[墨田区図書館]
図書館で見つけて、雰囲気から読み聞かせに使えるかな?と覗いたら、ちょっとした探し絵的な絵本。ちょうど次回は1年生相手なのでいいでしょう、と借りてはきたものの、最初に子供たちの票を集めるのは、一緒に持って行った「にわとりのおっぱい」だと思っていたので、それを上回る人気だった時には意外だった。
ふーん?3,4年生くらいだったら「にわとり~」が1位だったかなぁ?それとも思った以上にこのクラスはまだ可愛らしい"1年生"で身近な話題(この日1位に選ばれたのは"さかさまたんけんたい"、3位は"しあわせのワニくん あべこべの1日"、選外は"たからもの"と"そらいろ男爵")の方を好むのかな?だとしたら林明子とかがいいのかな?
事前にはパラリと文量と最後の流れ(単なるおうちたんけん)だけ確認していて、たまたま探し絵結果のページを見ていなかったので、いざ教室で開いてみて、ちゃんとクイズ的に「変な絵」を用意して答え合わせもしている作りなんだな、と納得しながら読み進めた。二回目(部屋目)からはがぜん子供たちが探し始めるので、部屋の様子が描かれたページだとみんなが指差し話し合って、もうページ下に描かれた読み聞かせが出来ない、聞こえない(笑)。読み聞かせ観点だと本がもう一回り大きいつくりだと嬉しいな。
助かったのは、まだ礼儀正しい?1年生だったからか、「見えな~い!」という押し合いへし合いや、次の答えのページに進む際の、「あ、まだ、もう少し!」「えー、どこにあった?もう1回前のページ見せて!」といった、ゴタゴタがなかったこと。ただ、最後に一応後ろから逆に部屋の絵を再度見せてあげてから終わりにした。私も絵が逆のせいもあって、部屋の絵をしっかり見れずに答えばかり見て読んでしまっていたので、ふーん、こんな風に見える絵を描いていたんだ、と元の風景を再確認。読んでる側も楽しかった!