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紙の本
蔦屋書店とは直接、縁はないけれど
2023/08/09 09:15
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦乱がなくなり、世の中が落ち着いたころから、庶民向けの本の刊行が始まったらしいが、江戸時代中期に、希代の本屋として多くの文筆家、絵師を世に送り出した蔦屋重三郎の物語である。自らに、優れた文才や優れた画力がないと自覚して、作家たちを創出することに力を注ぐことになった。その結果として歌麿、写楽らの名前を、後の時代に残すことになった。作家たちの心の底にうごめく真髄を、胸中で輝いているものを、引き出したのだろう。読み応えのある時代小説だった。
紙の本
江戸随一の出版人・蔦屋重三郎について書かれた筆者渾身の時代小説です!
2021/05/03 11:24
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『絵師の魂 渓斎英泉』、『ジョーの夢』、『エデュケーション』などの話題作で知られる増田晶文氏の作品です。同書は、山東京伝や恋川春町らで世を沸かせ、歌麿を磨きあげ写楽を産み落とした江戸随一の出版人・蔦屋重三郎について書かれた内容です。出版者であり編集者であり流通業者であると同時に、流行を仕掛け情報を発信する辣腕メディアプロデューサーでも彼は、何より、新しい才能を見出し育てあげて世に出し、江戸の日本の文化を変えた巨大な創造者でもあったと言います。時に為政者の弾圧にあいつつ「世をひっくり返す」作品を問いつづけた稀代の男の波乱の生涯を、江戸の粋と穿ちが息づく文体で描き切った渾身の時代小説です!
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