紙の本
明治維新前後の流れがわかりやすい。
2019/07/09 17:37
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:B767-300 - この投稿者のレビュー一覧を見る
幕末から明治にいたる時代の大きな転換期についての解説書だが、非常にわかりやすく書かれていてすいすいと読める。水戸藩が提唱した「尊皇攘夷」についても、基本的な考え方が理解でき、幕末の過激思想という先入観が覆された気がする。
投稿元:
レビューを見る
歴史はその時々の権力者によって語られる。明治維新から150年やっと西郷隆盛さまの革命テロリスト説やら坂本龍馬さまの密輸銃売人説が嬉しいです。歴史を多面的にみる機会に。
投稿元:
レビューを見る
良い時代になった
勝利者に捻じ曲げられた歴史が
明らかに
司馬遼太郎 の歴史感に あまりに
引きずられている 残念
投稿元:
レビューを見る
戊辰戦役と言う痛ましい流血は、西郷隆盛ら武力倒幕派が、イギリス型公儀政体への移行を念願した徳川慶喜の大政奉還の意義を理解しなかったため生じたのである
今の政治を。古事記が伝える八百万の神々の心に対して校長政治の原点に立ち戻すべき
長州藩の武器密輸入に携わる、新しいタイプの男が現れた。土佐郷士坂本龍馬である
坂本龍馬は、薩摩藩や長州藩や土佐藩を合力させて幕府と戦わせ、南北戦争で使用された最新鋭小銃を密輸入して売り込み、日本人同士を殺し合わせて高利潤を貪ろうとした
投稿元:
レビューを見る
水戸学における尊王思想の目的は、絶対権力者の存在を認めない"万民平等の思想"であり、徳川慶喜による大政奉還とはイギリス型議会制度の導入であった。一方でこうした考えの中から、行き過ぎたポピュリズムが派生して、尊皇攘夷・尊皇倒幕へと発展。西郷隆盛は幕末のポピュリストたちの希望の星であり、大親分だったとの著者の主張はこれまでの理解により深みを与える内容だった。
投稿元:
レビューを見る
「徳川慶喜の魁、西郷隆盛のテロ」という副題が全てを物語っている。徳川慶喜をリスペクトし、西郷隆盛をこき下ろす。
こういう視点もあるという意味では、面白いのではないか。
俺も、司馬遼太郎嫌いだから(笑)。
ちなみに坂本竜馬は、高利潤を貪ろうとしたそうです。