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みんなのレビュー14件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (5件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

高い評価の役に立ったレビュー

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2020/03/16 07:22

この世に「絶対」はない、が、……

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

近現代史に詳しく、著書も発言も多い半藤一利の、初の絵本です。
自身の東京大空襲の体験が中心ですが、
戦前・戦時下の東京下町のくらしが丁寧に語られ、
空襲に至る道筋がよく分かるようになっています。

空襲を何とか生きのびた著者が得た教訓は、
「この世に「絶対」はない」ということ。
その筆者が、あえて「絶対」という言葉をつかって伝えたいこと、
それが書かれています。

歴史には詳しい著者だけに、内容がしっかりしています。
たとえば、猛獣処分のことは、
戦争が始まって変わっていった世相の説明の部分に、
英語禁止や犬猫の処分と並列して書かれてあります。
不要な説明はなく「動物園のライオンやゾウ、クマやトラなどは殺されました。」と書いてあるだけです。
空襲の始まりよりも、4場面も前のことです。
このあたりの記述は、当時を体験し、
しかも反省的に歴史を研究している人ならではの確かさです。

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低い評価の役に立ったレビュー

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2019/08/12 19:18

戦争

投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供時代に戦争を体験した話です。戦争はしたらダメなんだということをらためて、しっかり考えることができました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

14 件中 1 件~ 14 件を表示

紙の本

この世に「絶対」はない、が、……

2020/03/16 07:22

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

近現代史に詳しく、著書も発言も多い半藤一利の、初の絵本です。
自身の東京大空襲の体験が中心ですが、
戦前・戦時下の東京下町のくらしが丁寧に語られ、
空襲に至る道筋がよく分かるようになっています。

空襲を何とか生きのびた著者が得た教訓は、
「この世に「絶対」はない」ということ。
その筆者が、あえて「絶対」という言葉をつかって伝えたいこと、
それが書かれています。

歴史には詳しい著者だけに、内容がしっかりしています。
たとえば、猛獣処分のことは、
戦争が始まって変わっていった世相の説明の部分に、
英語禁止や犬猫の処分と並列して書かれてあります。
不要な説明はなく「動物園のライオンやゾウ、クマやトラなどは殺されました。」と書いてあるだけです。
空襲の始まりよりも、4場面も前のことです。
このあたりの記述は、当時を体験し、
しかも反省的に歴史を研究している人ならではの確かさです。

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紙の本

半藤さんの思想の根っこ

2021/09/10 11:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

「歴史探偵」として親しまれた半藤一利さんの戦争体験(東京大空襲の体験)を描いた絵本。

戦中を過ごした少年時代、「絶対」と信じていたことが、生死をさまよう体験で、すべて崩れ落ち、半藤少年は「絶対」と言わない、と誓う。

でも、最後に「絶対」という言葉をあえて使って読者に呼び掛けるのだ。

半藤さんが、未来にどうしても伝えたかったメッセージなのだろう。

歴史家だけあって、淡々とした筆致ながら、大人にも子どもにも響く。

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紙の本

半藤一利さんが子供たちに託したメッセージ

2021/08/15 07:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「歴史探偵」を自認していた作家の半藤一利さんが亡くなったのは、コロナ禍が猛威をふるっていた2021年1月のことでした。享年90歳でした。
 自身初めての絵本となったこの作品は2019年7月に刊行されたものです。そのテーマは「戦争」です。

 半藤さんは1930年で東京の向島に生まれました。
 この絵本のはじめの方では、友だちと遊びころげていた姿が描かれています。
 そんな生活が一変したのが、1941年12月のアメリカとの開戦でした。その時の町の人々の表情が「晴れ晴れとして明る」かったと、半藤さんは記憶しています。
 しかし、いろんなものが生活から消えていきます。大好きだったベエゴマ、動物園の動物たち。
 やがて、町の人たちから笑顔も消え、母ときょうだいも疎開し、15歳の半藤さんは父と二人残ることになります。
 そして、1945年3月10日、東京下町に大量のB29機が襲いかかってきます。東京大空襲です。
 その時の様子を半藤さんはこの絵本で詳細に綴っています。
 生きるのも死ぬのも、わずかな違いだったともいえます。そんな生死の境を半藤さんは生き延びました。

 「いざ戦争になると、人間が人間でなくなります」と、半藤さんは書いています。
 焼きあとに立った半藤さんは、自分が死なないですんだのも偶然だし、生きているのも偶然、この世に「絶対」はないと思います。
 そして、「絶対」という言葉を使わないで生きていきます。
 そんな半藤さんですが、この絵本でその言葉を使って、こう語りかけます。
 「戦争だけは絶対にはじめてはいけない」
 絵本の形でこのメッセージが残された意義を伝えていかなければなりません。

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紙の本

この世に『絶対』はない

2021/02/27 15:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:人生やりなおし - この投稿者のレビュー一覧を見る

今この国ではトップ自ら『絶対』に類する言葉を多用している。しかし、著者の言うとおり‘’戦争‘’以外に『絶対』はない。

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紙の本

戦争

2019/08/12 19:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供時代に戦争を体験した話です。戦争はしたらダメなんだということをらためて、しっかり考えることができました。

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2021/01/24 09:35

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2021/03/14 10:55

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2021/05/16 18:37

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2021/08/29 17:24

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2021/06/09 09:32

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2021/07/03 13:34

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2021/08/18 21:09

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2022/09/29 22:01

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2023/01/08 10:21

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