電子書籍
シリーズ
2022/07/21 04:16
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投稿者:ひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都にある食堂に、いろいろな依頼人が思い出の味やエピソードをもってやってきます。料理がいつもおいしそう。
電子書籍
やっぱり美味しそう
2020/03/09 14:52
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
出てくる料理はいずれも美味しそう。
本シリーズの中には、いかにも京都っていうのが鼻につく表現だったり
言い回しがあったりしますが、本作にはあんまりなかったかな。
紙の本
食べたい懐かしい食
2019/08/20 12:44
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
すらすら読める通勤本。
京都っていうだけで、美味しそうにおもえちゃう ってシャクだけど。
鴨川流 が東京にもいて欲しい。
私が食べたいのは、おばあちゃんが似てくれた「生のり」
江戸紫やごはんですよ とは全く違うあの海苔。
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
その時は何気なく食べていたのに、いつか食べられなくなってしまうことの切なさを感じました。人参と油揚げの炊き込みご飯を海苔で巻いた、文字通り赤ん坊の頭大だった祖母のおにぎりをもう一度食べたくなりました。
紙の本
思い出の味
2019/10/24 20:31
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
思い出の味を求めて人々が鴨川食度を訪ねます。
足り前だけど、もう会えない人との思いでが多いですよねぇ。
年とっても忘れられない味があるって幸せな事かもしれません。
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鴨川食堂第6弾。
たらこスパゲティ、焼きおにぎり、じゃがたま、かやくご飯、カツ弁、お好み焼きの6編。
恋愛色のあるもの、恩人のくれた思い出の味など、登場する話はバラエティに富んだ安定の読み心地。
お代を払おうとするところのお客さんと流のやり取りが、台詞まで同じでマンネリ感。こんなに誰もが同じ事言うかなぁと思ってしまう。
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再読2回目。
シリーズ第6作目。相変わらず美味しそう。食探しのネタも、なかなか尽きないもんやなぁ。飽きそうで飽きない第6弾。
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あの日あの時食べたあの料理の味をもう一度ーーー。
そんな思いでやってくるお客様のために、鴨川流とこいしがその味を見つけてくる、食のミステリー。
味や香りが人の記憶と強く結び付いていることは、自分の経験からもイメージできるけれど、その味を探すために尋ね人が与えてくれる手がかりは決して多くない中で、記憶を呼び覚ますほど的確に味を見つけてこられ、再現できる流のような人が、そしてそれをサポートするこいしのような聞き手が現実にいればいいのにな、と感じた。
とてもほっこりする物語。
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鴨川流(かもがわ ながれ)と、娘のこいし、父娘ふたりで営む「鴨川食堂」シリーズ第六弾。
今回ますます面白く、味わい深い。絶好調ではないか?
お話は「型」が確立されてきて、毎回パターンとセリフまで同じになってきた。
だからと言って、マンネリなど全く感じない。
いわば、いつも同じ容れ物に入っているけれど、開けてみるまで何が入っているか分からずわくわくしてしまう、美味しいお弁当のようだ。
この作品らしく「縁高(ふちだか)」に入っている?
お客様が探す「食」はどれも、戻らない人との思い出だから、切ない味がする。
第一話 たらこスパゲティ
お客様はアイドルタレント。
幼なじみのかっちゃんが作ってくれた、どこにもないたらこスパゲティを探している。
第二話 焼きおにぎり
お客様は大学の名誉教授。
貧しい学生時代に、大家さんの作ってくれた焼きおにぎりを探している。罪の味。
第三話 じゃがたま
お客様は人気小説家。
文学賞を受賞してメジャーになる前に亡くなった糟糠の妻の得意料理を、美食に慣れた今、懐かしむ。
第四話 かやくご飯
お客様は出版社で働く多忙な母親。
一時は義母が同居して子育てを引き受けてくれた。
問題を起こすようになった息子が「おばあちゃんのかやくご飯が食べたい!」と訴える。
息子を立ち直らせられる気がして。
第五話 カツ弁
お客様は人生の終末に差し掛かった女性。
昔、自分と恋人との仲を引き裂いた、恋人の母が作った弁当を食べ、人生の選択はこれで良かったのか確かめたくて。
第六話 お好み焼き
お客様は沖縄から京都に転職しようとしているホテルマン。
家族を捨てて出て行った父が最後に作ってくれたお好み焼きの意味を知りたい。
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シリーズ第6弾。
取り立てて目新しいこともなく
なんならマンネリと言ってもいいような内容なのに
飽きずにさらりと読ませてくれる。
またドラマでも観たかったな。
[図書館・初読・11月5日読了]
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安定の内容だった。
おなじようなパターンの話ばかりなのに飽きないのは、たぶん、探索しているときの話を先に書かず、探していた食を食べたあとに必要なことを描くからだと思う。
流さんの縁高を食べたい…。
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ここまで惰性で読んできたものの、幾つかの違和感が無くならない。
例えば、看板もなく近所の人しか来れない食堂なのにいつもあんなに凝った料理を出しているのか、食事代は探偵料と一緒に依頼者が決めるという方式もかなりプレッシャーをかける方法だなとか、常連さんは幾ら支払っているんだろうか、など。
毎回さまざまな背景と解決に人情があり、最初に出される料理の工夫も良く、短編であっさり読めるところも良いのだけれど、どうもこの違和感が消えないせいで心から楽しめない。
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料理を扱った小説が読みたくて手に取った。
舞台は京都。
学生時代を含む10年近くを過ごしているから、懐かしい。
探偵が料理を探す、という設定。
たらこスパゲティ、焼きおにぎり、かやくご飯など、どれも美味しそうだけど、一番懐かしく印象に残ったのは「じゃがたま」。読み始めて、あ、いもねぎ!と思い出した。「別のソース」というのは複雑な気持ちになったけれど。
そしてそして、思い出に彩られた依頼の料理とは別に、最初に振舞われる食事のなんて品があっておいしそうなことよ。
シリーズ化されていて、ドラマ化もされているそうです。たしかにドラマ向きなストーリー。
いもねぎ、久しぶりに作ってみよう。
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依頼人が京都駅八条口に降りて、タクシーに乗り東本願寺付近を通り鴨川食堂に行き着くところから始まる。こいしが出迎え流が「お腹の具合は如何?」と尋ねる。しかし、読んでて流が作る料理が楽しみだ。高級そうな珍しい食材を使い、されど京都らしい料理をもてなす。いつもながら、この料理っていくらとるのだろうって思ってしまう。そして、こいしが話を聞き、流が食を探し2週間後となる。食を通じて依頼人の生き方や思いが綴られ、暖かいほっこりしてくる。京都弁がなお一層引き立ているのだと感じた。まだまだ、いろんな話と食に出会いたい。
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幼馴染が成人式に作ってくれたたらこスパゲティ、
罪の意識と引き離せない焼きおにぎり、亡き妻の
じゃがたま…。鴨川食堂には、今日も人生の
迷い人が訪れる。