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大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件 なぜ美しい羽は狙われたのか みんなのレビュー

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みんなのレビュー33件

みんなの評価4.4

評価内訳

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33 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

最上質のミステリー小説のような実話

2020/12/16 21:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

とにかく面白い、読む前からイギリスで本当にあった話であると読売新聞の書評にあったので(紹介してくださった三中氏に感謝)知っていなかったら、最上級のミステリー小説として読むところだった。綺麗な羽がルアーに使われているのは知っていたが珍鳥のものが日本円にして何十万、何百万の値打ちがあることまでは知らなかった。おそらく犯人のエドウィンはアスペルガー症候群のふりをして罪を免れたのだろうが、少年時代、切手収集家だった私はよく「世界の珍しい切手という切手を手にできたらどんなに幸せだろう」と空想していた、だからあのころ、そんな切手が保管されている博物館というのがあったら、ひょっとしたら忍び込んでいたかもしれない、あのころ私はアスペルガー症候群だったのかも知れない

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紙の本

飽くなき欲望の行き着く先

2019/11/10 22:33

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書を読み、人間は自分の欲望を満たすためだけに、ここまで残酷で非情になれるものなのかと驚嘆した。
本書は3部構成となっており、第1部では鳥類と人間の歴史を分かりやすく述べている。
ヴィクトリア時代に羽根飾り帽子などのファッションのために、どれだけの鳥類が犠牲になったかという部分がとても丁寧に説明されていた。自らの美の追求と富の追求のために、ここまで盲目的になれるものなのかと驚いた。
第2部では、エドウィン・リストに焦点を当てて盗難事件の背景について説明している。
私は本書を読むまで、毛針というものを知らなかった。毛針に憑りつかれたエドウィン・リストが起こした事件の詳細もこの第2部で述べられている。
エドウィン・リストが起こした事件の突拍子のなさはもとより、事件のずさんさと動機の自分勝手さが大英自然博物館に与えた損害と全く見合っていない事実に呆然とした。第1部と第2部はいわゆる前段階で、本書の肝となるのは第3部である。
著者のカーク・ウォレス・ジョンソンは、鳥類のことや毛針のことについて何一つ詳しくないにも関わらず、盗難事件に正当な正義が遂行されていないと考え真相究明に乗り出す。その意志の強さや行動力に心底畏敬の念を抱いた。
第3部の謎が謎を呼ぶ展開や、毛針界の闇、誰にも明かされていない事件の真相などはゴールド・ダガー賞にノミネートされるのも納得の面白さだった。
このフィクション顔負けの怒涛の展開は一読の価値ありだと思う。
ミステリー、サスペンス要素以外にも博物館や文化遺産などの存在意義や、人間がどこまでも責任転換し、自らの罪を認めず己の欲望を正当化する様は読んでいて考えさせる。
「長期的な英知と短期的な私欲がぶつかる戦争で、勝ってきたのはいつも後者のほうだった。」と記述されているが、長期的な英知が飽くなき欲望に勝利することを切に願う。

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紙の本

標本事件

2020/07/11 10:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

美しい羽根を持つ鳥が羽根の採取目的に絶滅したって話は世界各地にあるけど、これは大英博物館の鳥標本が大量に盗まれた事件の顛末。
愛好家たちの自分勝手な行動とモラルの低さにがっかり。
そして、そんながっかりエピソードを読みながら文化遺産や自然遺産の大切さを考えさせられます。

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2020/05/11 16:23

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2019/09/16 15:45

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2020/02/24 11:13

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2020/02/27 06:31

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