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紙の本
必読かも
2019/08/19 22:35
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:玉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
吉田さんの著書は、読みやすくて、それでいてかなり重たい内容を扱っているので、かなりのことを理解できる。特に「日本人兵士」は広く読まれて、影響を与えることができた。
本書も、どっち側の方も誤解しているかもしれない、東京裁判のポイントをわかりやすく書いてあるので、しかも、岩波ブックレットという、流布しやすい媒体であるので、たくさんの方に読んでもらって、共通認識をもってもらうのに、寄与してほしい。日本人必読かも。
紙の本
東京裁判の功罪を解き明かす
2019/11/27 08:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
何かとやり玉に挙げられることの多い東京裁判。
そりゃあ問題点はあるだろうけど、
そんなに諸悪の根源みたいに言うものだろうか、
という疑問にすっきり答えてくれる。
戦時下においてさえ、日本人はアメリカに憧れていた
という「前史」から説き起こし、
冷静に、わかりやすく、東京裁判の功罪を解き明かす。
東京裁判の意義のひとつとして、
違法な国家命令への不服従という考えが打ち出された、
という指摘は、
昨今の、内閣の言いなりになる官僚の所行を見ていると、
非常に重要なことに思えます。
紙の本
アメリカがやった「非武装民間人大虐殺」
2019/12/27 10:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:お山の杉の子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本では、明治以降、公衆の眼前で、権力によって処刑が行われたことはないし、
士族に関しては、1635年の武家諸法度以降、公開処刑が行われたことはない。
庶民に関しては、当時の通念で重大な反社会的犯罪とみなされた、放火などのケースがあっただけらしい。
昭和天皇が、自分ではやったこともない、祖先も日本社会もやったことのない、目の前での非武装民間人殺害について、
皇紀2600年?、このような事態は起きたことがない、くらいのことは、天皇自身がよく自覚していたと思う。
そういう感じ方は、王朝が交代したり、異民族の支配を受けたりした国の、支配者とその国民たちとは、かなり違うのではないか。
もちろん、指導者が数年で完全に交代してしまう、歴史の浅い国とも違うだろう。
日本全土への無差別殺戮である大空襲と、原爆による犠牲者は、50万人とも言われる。
降伏しなかったら、特に一般庶民を狙って大虐殺をする。これは、民主主義の論理では、あり得ない。
本来の民主主義なら、責任能力の低い一般庶民は、助けようとするはず。
それなら、降伏条件をもっと細かく煮詰めて、日本政府と折り合う点を見つけようとするものである。
アメリカは「非武装民間人大虐殺」から目をそらさせてきた。
東京裁判では、責任を天皇ではなく軍部に押し付けた、と言うが、そこにはアメリカ側の問題が抜けている。
おそらくこれは、天皇を人質にして旧勢力を脅迫したから、日米協力になったのだろう。
左派は米軍の問題に目を向けず、<非武装民間人大虐殺>は、日本の旧勢力の失敗が原因としてきた。これはおかしい。
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