紙の本
求めていた一冊
2020/09/25 19:35
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投稿者:枝乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
多様化・複雑化したSNSについて、理解を深めるために必要な先行研究や調査データ等が各章で引用されており、かなり良心的な内容に感じました。サービスの変遷、承認欲求やシェアの心理、社会との関係を網羅しながら今後の展望までがまとめられており、まさしく求めていた一冊でした。
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今や生活と結びついているSNS、つい最近のものに感じるがもう10年以上も前からあり、その時間の流れとともにSNS自体やSNSに求めるものなどの変化が起こり、今のニーズは何か。
そして、SNSの発展の中核である「いいね」とはどういった意義を持っていたのか。
また、実際のデータから見えてくる世界と日本でのSNSの使われ方の違い。
SNSが活発なこの時代に、必要なマインドとは何か。
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mixi、facebook、Twitter、Instagram、LINE、Snapchat、TikTok……。全て知っていますか?使いこなせていますか?15年あまりで、SNSは社会のあり様を大きく変えているのです。SNSはどのように生まれ、どのように変わっていくのか。SNSの移り変わりを学んでみませんか。
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多様化・複雑化したSNSについて、理解を深めるために必要な先行研究や調査データ等が各章で引用されており、かなり良心的な内容に感じました。サービスの変遷、承認欲求やシェアの心理、社会との関係を網羅しながら今後の展望までがまとめられており、まさしく求めていた一冊です。
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凄く分かりやすいし、ほぼ自分が実感している事がまとめられていて感動しました。
この手の本は、ちょっと違うなと思うこともあって少し敬遠していました。
あと参考資料が、巻末にあって掘り下げたい人には助かります。
ただ技術的な変遷はないので、そちらを期待している人は、別の本を探した方がいいです。
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SNSは時代を変えた。承認欲求の可視化。SNSが産まれる前は承認欲求をどう満たしていたんだろう?SNSによって失われたものは何か。SNSの変遷は辿れたけどこれからどう未来予測するか?そんな観点でもう一度読み直したい。
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ユーザー5000万人獲得時間
自動車62年 電話50年 テレビ22年 コンピューター15年 携帯12年 インターネット7年
YouTube5年 Facebook3年 Twitter2年
普及が加速度的に早い
MAU monthly active users
ウェブサイト Yahooはディレクトリ型
2019年3月テキサス州でビーズドーナツ 子が父の店ツイッターでつぶやく→行列
インフルエンサーの発信、公式アカウント 商品によって参考にする人の割合異なる。
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SNSについてコンパクトにまとめた分かりやすい本。
自分はあまりこの手のネット社会に疎いと思ってたけど、やっぱりある程度こういう文化に浸っているんだなと。
全体の流れも俯瞰して考えたことがなかったので、こうやって整理してもらうと、なるほどと思うことが多かった。
目次の気になるフレーズ
SNSの経緯
SNS黎明期
パソコン通信から始まりメールマガジンへ
2ちゃんねる文化
ブログ
ネットサーフィンからググる
日本発SNSミクシィ
ツィッター なう、祭り
イノベーションとしての「いいね」
ニコニコ動画のN次創作
SNS拡大期
スマホシフトがサービスの覇権を変えた
インスタグラム
ググる から タグる
ハッシュタグは時代の巻き込みツール
SNS定着期
我シェアする、ゆえに我あり
TikTokは模倣的なシェアを加速させる
シミュラークル と いいね!
モノからコトへの価値シフト
「情報」量から「コミュニケーション」量へ
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SNSが生まれるまでの歴史と,SNSの変遷や特徴などがとても分かりやすく整理されている。
SNSの使い方が多様なように,本書の内容の捉え方も様々なのではないかと思う。
僕は,SNSを使う自分自身に興味があり本書を手に取ったので,以下のワードが気になった。
「Twitterは外に向けてさえずるもの」
「我シェアするゆえに,我あり」
「見てほしいように見てもらえているか」
「いいねはイノベーション」
「アダムⅠとアダムⅡ」
これらから,自分がSNSとどのように向き合っているのかがよくわかった。
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あまりこの手の本は読んだことがなかったので興味深く読めた。
承認欲求や模倣、各SNSの特徴だったり、諸外国と比較してあまり発信しない日本人であったり。
情報ファスト時代にゆっくりとしたコンテンツをどう実装していくか→こういう部分にブログとかの心地よさも感じたりするんだろうなと思ったり。
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SNSの歴史について。
SNS以外も2ちゃんねるなど、ITサービスの歴史を振り返ることができた。
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前書きでの、ユーザーを5000万人獲得するまでにかかった時間をまとめたレポート(Steemit社作成)で、自動車は62年、電話は50年、クレジットカードは28年、テレビは22年、コンピューターは14年、携帯電話は12年、インターネットは7年、ユーチューブは5年、フェイスブックは3年、ツイッターは2年、テクノロジーの普及の速度が加速的に上がっていることが数字で示されていて分かりやすかった。
SNSは、発信する宛先がオープンで不特定多数(1toN)か、具体的な相手を想定したもの(1to1)で分けれることを知れた。
冷静にSNSを利用するための3つのM「モニタリング(ユーザーの流行や動向を観察すること)」、「ミングル(ユーザーと交流すること)」、「メジャリング(測定すること)」は覚えておきたい。
“炎上の元凶は、端的に言えば「他者の視線を欠いた自分本位な発信」だ”は炎上の言い換えに使えそうだった。
SNSたちの言い換え、インスタグラムは「その人の家」を訪れるようなもの、ツイッターは「みんなの広場」に行くようなもの、フェイスブックは社交的でフォーマルな会話が飛び交う「知人が集まるパーティー場」が印象的。
情報構造の拡散は3つのタイプに分けることができ、
1,「マス型=1:N」はひとつの強力なオリジナルの情報発生源に対して、数えきれないNとしての受け手のわたしたちが対置されること。例として、ツイッターでの「バルス!」大量投下。
2,「インフルエンサー型=√N:N」は、色々なコミュニティの中に存在する情報感度の高いインフルエンサーによってなされるコミュニケーションの形式を指す。
3,「シミュラークル型=N:N」は、明確な発信者、つまり、オリジナルとしての情報の起点や発生源は分からないが、網状に情報がコピーされてトレンドが広がっていくさま。
となることが分かった。