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すごく面白かったです!
考えの根っこみたいなのが、並んでいて、仕事に生活にヒントをたくさんもらえます。
先生必読!
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人と人とのコミュニケーションに基本をとてもわかりやすく説明されています。
変わらないコミュニケーション、そして時代とともに変わるコミュニケーションの丁度良いところを知る為のヒントが詰まっています。
堅苦しさは押し付け感は全くないので誰が読んでもきっとすんなり受け止めやすく役に立つ内容だと思います。
おすすめ。
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【脳内イメージの解像度を高くする】
いい鞄が欲しい、となった時、その鞄を手に入れるためには、解像度を高くすることが欠かせない。
価格、材質、大きさ、色など、細かくイメージしていき、鞄のイメージがクリアになるまで解像度を上げる。写真と同じようにボヤけることなく、はっきりと見えることで、リアリティが増してくる。あとは手に入れるだけだ。
具体的で鮮明な脳内イメージができることで、自ら動くことができるようになる。自分以外の入れる人を動かすには、相手の状態をも加味して、より解像度の高いイメージが求められる。
いいコミュニケーションは想像力、解像度の高い可視化から始まるのだ、と腹落ちできる内容だった。
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職場内やクライアントでのコミュニケーション、全く問題ないという方はなかなかいないと思います。苦手な人ともコミュニケーションをとれれば、人生が楽しくなります。他人とのコミュニケーションをとる方法を教えてくれる1冊です。それ以外にも、ビジネスで使える考え方もいろいろと紹介されており、ビジネスマンにとって、基本的なことを学べる1冊としても使えますよ。
【気づき】
・選択肢を常に複数持っていると、心に余裕ができる。ものごとを決めつけてしまうクセがあるので、気を付けなければと思うが、なかなかうまくはいかない。でも少しずつでもできるようになりたい。
・周りや自分を観察し、いろいろな角度から「なんとなく」感じていることを、要素を分解していくとわかってくるものがある。見える化の基本であるが、感情をなかなか分析する習慣はできない。感情も見える化で正体がわかれば、うまく対応できるようだ。心掛けたい。
・社会はコミュニケーションで成り立っている。じぶん自身と、うまくやる。じぶんの大切な人と、うまくやる。じぶんが苦手な人とも、うまくやる。苦手な人とのコミュケーションは誰でも苦手。選択肢を多く持ち、いろいろな角度から見ることで対応できるとのこと。実践してみたい。
【本のハイライト】
・まず周りの人を観察し、じぶん自身を観察し、世の中をいろいろな角度から見る目を持つことが必要。その上で、人を見る目、じぶんを見る目を変え、世界の見方、考え方、コミュニケーションの作法を変え、空気を読むだけでなく作れるようになり、うまくやれるようになる。コミュニケーションをデザインする。
・いろんな選択をする際、「これしかない」と感じるより「あれもこれもある」の方がワクワクする。時に失敗しながら、最終的に「豊か」で「いい」暮らしを手に入れる。
・いちばんは人。じぶんのことを頼りにしてくれる人たちと、笑い合って生活できていることが最も尊い。じぶん自身と、うまくやる。じぶんの大切な人と、うまくやる。じぶんが苦手な人とも、うまくやる。そうすると、人生楽しく、うまくやれるはず。
〇じぶん自身をうまく掘り下げる
・具体的で鮮明な脳内イメージが先行しないと人は合理的に動けない。解像度を上げる工夫をし、じぶんが想像できるイメージを常に頭の中に用意する。
・勉強は、じぶんや世の中を見る「カメラ」を増やす行為。いろんな人や思想にスイッチできる。自分を客観的にとらえ、じぶん自身を知るため。
・個性は、じぶんが決めたルールを繰り返すことでつくれる。
・じぶんの好きなものを人に伝えるためには、それを良く理解しないといけない。好きなものは深掘りする。空気をつくって周りをじぶんの熱量に巻き込む、新たなコミュニケーションアプローチが可能になる。
・向き不向きは、褒められるかどうかで判断している。向いていないと思ったら、まず相手を褒めてみる。うまくいけば循環が生まれ、環境が変わる。変わらない文化である場合は環境を変えることを考える。
〇じぶんを演出してうまく魅せる
・好きな人、苦手な人は、何が好きか、苦手かを要素分解して理解すると、好きが強まり、苦手は薄まる可能性がある。
・カラーコードが理解できるとそれをコントロールした印象操作が可能になる。色とモノから受ける印象を一つひとつ確認すると、どんなコードが隠されているか、どんな情報を発信しているかが見えてくる。
・人は「なんとなく」の中にあるいろいろな情報を捉えて、無意識下で判断している。要素分解してみる。どこからその意味やコードが来ているかという、イメージの連鎖をさかのぼって考えてみる。
・感じのいい人のシズル感を探す。何かを引き立てるために、何が作用しているかという関係を探してみる。
〇コミュニケーションをデザインしてうまく伝える
・はじめてのことをうまくやる4つのステップは、1.人を観察、2.仮説を立てる、3.じぶんはどうしたいのかを考える、4.やってみる。マネする→できる→褒める。コンサルティングの課題解決のフレームの基本はここにある。
・相手のツッコミどころを用意する。相手に自由に想像してもらうきっかけを与える。イマジネーションを相手に求め、それが相手の頭の中を活性化できれば、相手の緊張感を緩和して、興味、好意、信頼も得られる。それには、みんなが良しとする基本線を理解し、それをどうズラし、どう膨らませるかを常に意識する。
・何か人にものを伝えて、相手の理解が悪い場合、5W1Hの何かが欠けている、わかりにくいことが多い。抜け、曖昧さをチェックする。
・じぶんが信じる順番の常識と、人の順番の常識は違う。まずは相手の順番の常識をリサーチし、許容できれば従う。違和感があれば、相手が正義とする「筋」「順番」をお互い確認し合い整える。
・課題解決のため、まずは考えられるだけの選択肢をイメージ。比較し、リスク、面倒くささ、実現性の有無でフィルタリングしながら1つに絞る。選択肢が多いと、心の閉塞感がなくなり、人とのコミュニケーションも円滑になる。「考える」時は時系列でものごとを順番に整理すると、人に考えを伝えるときにも誤解なく、わかりやすい。
・うまくいっていないことは、できる限りうまくいっていない理由を見える化する。理由まで考えると、うまくいっていないことの解像度がかなり上がり、解決への行動に移しやすい。
・スマートな人は、専門用語は極力使わず、使用するときは上手に例える。3ステップで大体は例えられる。ステップ1.仕組み、構造や色、形、音、香り、手触り、味など五感に分解、ステップ2.特に似ているものを選ぶ、ステップ3.ベスト3の1位から順に説明。
・ストーリーに重要なのは、主人公の成長と緩急の流れ。あまり良くないことが描かれてからの良い状況への好転が、人の心を揺さぶる。嘘がすぐバレる時代、ならば失敗をさらけ出す。人間味があるから面白い。
〇トレンドを読みうまく発信する
・コンテンツの質や情報発信者の努力、見せ方の工夫などに関係なく、その人に対して良く思う人と悪く思う人の割合は変わらない。ファンを多く獲得したいなら、とにかく発信する。嫌いな人が増えても、ファンも増える。
・個々人に特異な魅力や面白さが必ず備わっている。勇気を出してカミングアウトとしてみると、おもしろいコミュニケーシ���ン体験と、友達やパートナーが得られる。
・雑に思っていたことを「なぜ、なぜ、どうして」と詳細を詰めていくと、どんどん赤裸々な自分の感情や考えが見えてくる。それを格好つけずにシェアして見せると、じぶんを理解してくれる人が増える。
・今まで時代を培ってきたもの、多くの人から理解されてきたものへの理解、新旧双方への互いへの理解は必要。一度過去の常識を受け入れて考えてみる。自分の常識との共通項を見つけ、共存できる方法を考える。最後に、どうしても差が生まれる部分にどう決着をつけるか考えることがこれからの時代は重要。
・ただ好きだからそれをやる。これ以上シンプルでナイスな動機は他にない。
・新しいものや文化は、既存のものの否定から始まる面はあるが、ものごとの否定・批判をする際は、セットで自分で考える新しい代替案を出す。相手の人間性自体を否定しない。