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色々とやべえ本だった。最初のアジサイとかローズマリーとかは笑って読めてたけど、お茶あたりから雲行きが怪しくなって最終的にはスピ系に近い話になっていったのは笑う。そういう世界があるって知れただけだけで満足。
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怪書だけど面白かった。
本の前半はタイトルどおり、様々な雑草を嗜好品として吸うという趣味を持つ著者による雑多な記録本の体裁。
ところが、途中から著者の半生の振り返り独白が始まる。学校や職場で生きづらさを感じた彼が、どのようにして解脱していくか、という記録が混じり出す。
人間関係の捉え方についての話や、自我の持ちようの話がヒートアップ。焚き火を囲んで聞いたら相当面白そうな話が続く。
彼は自分自身を「単視点人間」と捉え、その対極にある人を「複数視点の人間」としている。単純な二分化だけど一部納得の主張だった。
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青井硝子氏の同人誌から選り抜きの「雑草で酔う方法」を集めた本。
様々な「雑草」を吸ってみた体験が載っていて興味深かった。
ちなみに本文中に記載はないが、おそらくDMAEはNowブランドのものなので250mg。
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やばそうな本、と一蹴して敬遠するのはもったいない本な気がする。
勝手に実質マインドフルネス本だと認定している。
たぶん、想像でしかないけどヨガとか瞑想とかの文脈の修行の末に見えるようになる世界とか、修行の過程で得られるものと、草で見えるようになる世界は近いんだろうなあと。
ニュータイプと強化人間みたいな概念が近いんだろうか。
知覚の扉を読んだ後だとこれはラノベ版 or 現代版知覚の扉って感じ。
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タバコを吸っている(or吸っていた)人にとって、
タバコの章は非常に興味深い内容だと思う。
「結局のところ、タバコはロザリオと一緒なのだ。」の一説に心を打たれた。
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雑草で酔う~人よりストレスたまりがちな僕が研究した究極のストレス解消法~ 。青井硝子先生の著書。薬用植物と精神の研究に没頭する青井硝子先生の意志の強さと行動力には学ぶところが多い。薬用植物研究研究者、精神研究者としての青井硝子先生のこれからの研究生活、研究者生活を応援したいです。
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単にキメることを面白おかしく書くのでは無く、その効果が精神世界にどのように瞬時的な、通時的な、影響を与え、それを発達・成長させるのかが書かれている。精神世界の向上が意図されており、それが体系化されることを願っている、その糸口となるような本であった。
そのような文化の醸造が待たれると感じた。
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合法的な飛び方の解説書だが、特に面白かったのはそういうものを使って精神世界を旅した筆者の人生観や価値観
筆者最近逮捕されてたしやべーやつだけど多分頭良い
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作者さんが逮捕されていることが書かれていたりして面白かったです。
真似できそうなものもあるのでやってみようかな?となりますね!
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内容には科学的根拠などはほとんどなく、根拠は主に著者の体験談だけでした。信憑性も低いですし、スピリチュアルが苦手な人は読んでいて不快な気分になるかもしれません。この先の人生で役に立つ知識は特に得られませんでしたし、この本にお金をかける価値があるかというとないです。ただ、こういう世界や業界があると知れました。
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最近せまい範囲で話題になった一冊。同人誌の内容をまとめたものだそうだ。90年代サブカルの香りがする。著者はタイホされちゃったらしい。
雑草、と言いながら、その辺に生えてる草の紹介はわずか。輸入したものを紹介したりしてるので、タイトル詐欺かなと思う。どうやって吸うのかという解説や図解等は一切なくて実用性に欠ける。読者が安易に試さないようにする配慮、という訳ではなく、単に読者に不親切なだけなようだ。
なぜなら構成が雑で、著者の特殊造語もあったりして読者に理解してもらおうとする気が薄そうだから。言語感覚も独特で、何言ってんだかわからない部分も少なくない。ラリッて書いてる可能性も捨てきれない(笑)。そういう不思議エッセイとして読むならおもしろいかもしれない。ただ、今の社会の生きづらさについて書いてる部分は現代的で共感する部分があった。
脳に効く成分名や脳の部位の話などもやたら詳しい。それもどこまで本当なのかわからないが、著者がこの手の話に精通してるのは確かなようだ。phaさんが寄稿文を寄せているのが意外だった。
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タイトル通り、法には違反しない野草などを吸い込んで、合法的に身体に作用する成分を取り込んで「草で遊ぶ」方法を書いた本だが、途中から「人よりストレス溜まりがちな人」とはどういう人なのか、そんな人でも「草遊び」を利用して生きていこう、という話にシフトしていく。
筆者も書いているが、あくまで筆者の主観であるし、筆者は医者でも精神の専門家でもないため、その辺りに留意した上で読んだほうがいいと思った。
しかし、スピリチュアル的な記述をのぞいても、草の種類ごとに、どう摂取するべきなのか、どのような成分によりどのような効果があるのかなどを、五感に分けて書いてあり、実際にやってみたい人や、やってみたくはなくても、体験談を知りたい人にとって有用だと感じた。
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雑多な感想:
軽い気持ちで読み始めたけど、いい本だった。
こういう本がなんらかの賞とかをもらうべきなんじゃないか?
効能については今まで読んだドラッグに関する本で得た知識をなぞるようなものかとはじめは思ったが、青井氏が効能のある植物を通じて得た知見や認識が表現されていた。1970~90年代のものとはまた違う。
P74の意識変性の描写がよい。
最後の煙草について、父とのストーリーはとてもよかったし、煙草の的を得た効能や産業社会との繋がりも示唆されていた。
煙草の意識面への影響として記述されていた「特定の意識階層へのアクセスが切れる(P184)」について、煙草を吸うと、不安や恐れ、ネガティブな感情を感じにくくなる、感覚の冴え、という効果があるように思う。それによってbraveな行動をとりやすいともいえるし、無神経ともとられかねない行動をとりやすくなる。それは目まぐるしく働く産業社会にとっては有用だろう。しかし、人生や生活を慈しむには、よいかどうかはわからない。
私の場合、ドラッグとその周辺文化について知ったはじまりは、小学生の頃、年の離れたいとこの本棚で読んだたくさんの本のうち、筒井康隆の本でドラッグや精神疾患のエッセイを読んだときだった。その後、小中学生の頃は中島らもの本を読み、高校生の頃に読んだ「チョコレートからヘロインまで」(WAVEで買った本、確か)という本には効能、危険度、カルチャーまで情報がつまっていた。結局、頭でっかちな10代の私がたどり着いたのは、酒とタバコの文化圏が豊穣なうえ、その他の薬物と比較しても強烈なドラッグなので、これだけでも十分だな(開拓精神に欠ける?)、というとこだった。また、ドラッグを繰り返し使うことで、効果を得にくくなることやの副作用を考えると、そのようなヘルプを得ずに、ナチュラルハイに意識を変性する訓練をするべきじゃないだろうか、ということだった。人類が長い年月をかけたくさんの犠牲のうえ開発してきた農作物の栽培品種がそのへんの草と比べて、段違いでうまくて、栽培しやすいように、草から作る薬については漢方が十分すぎる治験を繰り返してるだろう。ドラッグについては、酒の歴史は長く、煙草文化は豊かだ。大麻は日本では神事で使われてきたという。また、どういったタイプが合法で何が違法かについては資本主義に基づく産業社会の要請ではある。ドラッグによってそれぞれが神に出会っていては、共同の幻想が打ち砕かれ、中央集権社会はまわならくなる。筆者が逮捕されたりするのは、この仕組みが動いてるってことかな。
ただし、今後のデジタルトライブ社会には逆に必要なセッションかもしれない。しかし、薬物はあくまできっかけであり、重要なのは瞑想によって世界と意識の発生と向き合い、リアルライフを洗練させていくことだろう。特段スピリチュアルの文脈で語っているのではないが、西海岸文化や東洋文化とデジタルのコンビネーションって、米→中の覇権争いを対立から融和へ導くエッセンスのひとつになるんではないか。
この本の副題になっている「ストレスがたまりがちな人々…」、競争に打ち勝てず、陽の当たらない���ころにいる人々について。競争社会やコミュニティの分断、によって、発生したすみっコぐらし、のような人々は、インターネットが普及したことで可視化されるようになったのだろうか。いや、というか、一人一人が輝く社会とか個性的に生きなければならない(世界にひとつだけの花;令和)だとか、さらに自らをコンテンツ化してマネタイズしろとかの続々襲いかかる強迫的な呪縛によって、「ななしのごんべでよかったのに、これじゃあすみっコぐらしじゃん」ってなってしまうんじゃないんだろうか。
目先のストレス解消だけでなく、雑草やそれを通じて集まった人々によって、どんな幻想をみるかの見直しと、もっとみたい新たな幻想が編み込まれていく。
P60 人から出ている何かをくらわないようにする術があるなら、有効なストレス根治方法になりえる
P95 リア充は社会から恩恵をくみ出すのが得意
P204 中心の上下操作 ヨガ、占い、ヒーリング、魔術などに共通する基礎的技法
ー中心の操作を意識して物事に対処し、理想や目標の達成に。
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ネット上でヤバ気なサイト見つけて夢中で読んでる時のような感覚に陥った。
もともとは2chのスレから着想を得たものらしい。納得。
草の記述だけだったらよく出版できたなぁって思うだけだったけどスピ的な感覚とか生きづらさへの考え方、グラウンディングのこつなどなど非常に面白く参考になった。社会にはいろんな人がいる。
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探究心とチャレンジ精神と知識と体の張り方が尋常ではない。途中逮捕されてるしこれ出版できてるのすごい。
前半は面白かったけれど、後半チャクラとか言い出したので雲行きの怪しさを感じた。