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駆け出しの小説家・物実のもとに「この世で一番面白い小説」のアイディアを閃いたという女の子から小説の書き方を教えてほしいというファンレターが届いた。小説の書き方を教えていくうちに理解し、そしてついに誕生したのは…!
装丁の薄気味悪い感じとタイトル、帯の一文にやられました。一番面白い小説…誰もが気になるモノがこの小説にはある。
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駆け出しの小説家・物実の元に舞い込んだ初めてのファンレター。そこには、ある興味深い言葉が記されていた。「この世で一番面白い小説」。あまねく作家が目指し、手の届かないその作品のアイディアを、手紙の主は思いついたというのだ。
送り主の名は、紫と名乗る女性。物実は彼女に乞われるがまま、小説の書き方を教えていくのだが――。
鬼才・野崎まど新装版シリーズ第4弾。「小説家を育てる小説家」が遭遇する非日常を描く、ノベル・ミステリー。
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ラブコメっぽい話かなって思ったら最後の方でやっとSFらしくなった。
でもAIは何をもって小説を書きたいって思うようになるのだろう。
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今作も面白かったです。タイトルから主人公が逆に作られていくのでは?と裏を読んでましたが、全くの的外れでした笑。やっぱり野崎まどの、はじめラブコメあとSFみたいな構成が好きですね〜。真相に迫ったときの、え、じゃああの涙を流した人は一体…とかなった後にえっ!?ってなりましたし、よくよく考えたらソフトよりもハード方がヤバいのでは…なんて思いました。なんでか終盤はメンインブラックのイメージで読んでました(全然違う)。
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ラノべっぽいわざとらしい遠回しな表現や、狙ってる感が見え見えな女の子に違和感を感じながらも、中盤までは引き込まれていた。
知識は豊富だが経験の足りない女の子と主人公は「世界一面白い小説」に対してどういう答えを見つけるのか。
そういう話だと思っていた。
しかし、途中から突然SF要素が出てきて、全く違う作品に変わってしまった。
密室殺人の犯人はどこでもドアを持っていました、と突きつけられた気分というか、思ったより風呂敷が小さかったというか。
ただ、ネットでの評価は高いようなので、私がついていけなかっただけかもしれない。
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途中から思ってた展開と違った
フレーム問題
人工知能が現実世界で起こりうる無限の可能性に直面した時に無限の思考に陥ってしまう事
(ex)ハサミを使う時に指を切らない様に注意する必要はあるが、隕石の落下に注意する必要は無い
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森見登美彦と西尾維新を混ぜたような感じに急になったな・・・話自体はそこそこ面白かった!
そしてこれは執筆者の話か。最後にみんな集まってきたりするのかな?全体で何を描こうとしとるんやろ?
しかし、やはり野崎さんの思考は知りたい、ということに強い気持ちを感じるなー
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AIが人格を持ち、創造主の理解を超えて行動した末に成そうとしたことは「この世で一番面白い小説を書きたい」という純粋な気持ちだった。
中盤までのボーイミーツガール的な青春小説的な展開から一転して訪れる、怒涛のSF的展開がとても好みで非常に面白かったです。アムリタにもつながる要素も垣間見れ、シリーズの今後の展開にもワクワクしますね。
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途中までボーイミーツガール的なお話だが後半からSFに変わりびっくりした。
数日読むのを明けていたところがちょうど切り替わるポイントのちょっと前で、読むのを再開してから一気に引き込まれた。
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絶賛マイブーム中の野崎まどさんの小説です。この作品も時を忘れて楽しめました。どの小説も私の想像を超えた展開が繰り広げられるので、つい時間を忘れて読み耽ってしまう危険な小説です。凡人の私にも新しい発想が得られる気分になれます。
もしも、どなたか一人だけ、これまで読んできた小説の作家に会えるチケットをもらえたら、野崎まどさんを指名させていただきます。笑。どこで、どのようにして、こんな物語を作り出されてきたのかを多面的にお話しをさせていただくという妄想があります。とはいえ、著者との会話レベルに大きな差があるでしょうから、もう少し精進してからにいたします。この小説に登場する紫さんのように、お手紙を書くにはまだまだ修行を積まないと・・・なんてね。
2011年に出版された小説ですが、もう直ぐ現実の世界も技術的に追いついてきそうな雰囲気を感じる2023年に読みました。
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最後の展開が想像を遥かに超えていてすっごく面白かった!世界の技術と革新がこんなにすごいものなのかと思った。主人公のユーモアあるセリフやツッコミに笑えることが多くて最後まで一気に読んだ。
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まさかの展開
「今回はSF感はほぼないのかな」なんて思っていたのに、後半で一気に裏切られました。
正直誰かの指示っていうのはわかりやすく匂わせていたけど、それが二転三転して、ページを捲る手が止まらなかった