紙の本
達成感と喪失感
2020/08/21 17:19
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投稿者:さやや - この投稿者のレビュー一覧を見る
終わってしまった。本を閉じたときの最初の感想だ。
皆落ち着くところに落ち着いてほっとした反面、これでもう終わりなのだ、と告げられてしまったようで心のどこかに穴が空いたよう。
もう一度読み返して椿の名を一つ一つ見ていくのもいいかもしれない。
電子書籍
終わってしまった
2020/01/03 20:53
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:颯 - この投稿者のレビュー一覧を見る
偽夫婦とその周囲の登場人物それぞれに新しいスタートが用意された最終巻。
晶兄ちゃんの朴訥な優しさが滲み出る「三人寄れば」が好き。
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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
いや~ふたりがのほほんとくっついて嬉しいですね~
にしてもすみれ荘の小話面白いです笑
まゆみと絢もくっ付いたし、晶兄もすみれ荘で意外とうまくやってるしほのぼのするお話でしたね・・。
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シリーズ最終巻、ようやくの大団円です。
柊一…ここまで来てそうするか!という感じでしたが、それほど彼の寂しさや傷が深かったのか、と悲しくなりました。
香澄さんと出会えて良かったです。
まとまる人たちも多く。晶紀さんも寂しそうで、でも女子ふたりに囲まれてまぁ大丈夫かな、と思いました。大変そうですが面白かったです。
皆さん、幸せになるといいです。すみれさん、好きです。
最後まで、良い空気のお話でした。
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終わってしまったーーー大好きな世界観だった。
柊一さんが、ようやく救われたと思った。
半ば暴力的に養子だという事を知らされて、「お前はいらないんだ」って子どもの頃に言われて、どれだけ深い傷を抱えてたんだろうって思うところがあって。
でもそれを救ったのは、香澄さんのあたたかさと優しさと相手のために思ってる事をはっきり言えるところだと思う。
この2人はもちろん、すみれさん、檀、絢さん、そして昌お兄ちゃん、その他のキャラみんな好きになったなあ。
特にすみれさんが言う事には名言がたくさん隠れてたな。
昌お兄ちゃん、最初は「なんだこの人」と思って、すみれ荘に越してきた時は、「まじか...」と思ったけど、彼には彼の思いがきちんとあるからこその行動だったんだよなあ。そう思うと切ない。いつか報われてくれ〜って思ってたら、最後の方ですみれ荘の住人達と仲良くなってる姿が描かれていて微笑ましかったしよかったねって思った!
読むたび、わくわく、ハラハラ、ほんわかするお話でした!
私も椿屋敷の縁側に行ってみたい!笑
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これで完。なんか終わり方はあっさり。
終わりの形はだいたいわかっていたけど、楽しく読んでいたので、もう少し何か描写が欲しかったなぁ。確かに主人公の空気感としてはあっさりなんだけど、その空気感のまま、もう少し・・・という。終わっちゃうのが残念だからかな。すごく面白いというわけでもないけれど(笑)、なんとなくつらつら楽しんでいた。
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折角お互い自覚したのに、柊一さん、そりゃないでしょという。
椿屋敷も言っていましたが、随分むずむずしたし、唸りたくもなりました。
ようやく、本当にようやく偽夫婦がほんものの夫婦になれると思ったのに、踏ん切りがつかなかったのは旦那の方だった。
香澄さんは自覚は遅かったけれど、彼女の方が余裕がありました。
謎解きをしている旦那より、嫁の方がある意味視野が広く、心も広かったのでしょう。
柊一さんの臆病さや思い切りの悪さのせいで一時回り道をしましたが、相談に訪れた人たちの色々な結婚や夫婦の姿を見て、最後にはようやっとほんものの夫婦になれた二人。
この日をどんなに待ち望んだことか。
側から見ればどう見てもお似合いだった微笑ましい夫婦が、契約抜きにほんとうの夫婦になれたところまで見届けられたことは、本当に感慨深いです。
末長く、末長くお幸せに。
本編は半分もなくて、残りはすみれ荘での話。
檀くんの方も決着が付きましたし(いやまあ前回一応付いていたには付いていたけど、ちゃんとした意味で決着がついた)結局フラれる形になってしまった元婚約者殿にも救済?話があってほっとしました。
最後の小春の話も、しんみりとしながらも、ほっこりできて、いい締めの話だったと思います。
柊一さんにとって香澄さんがどれほど大切な存在だったのかが分かる話だったので。
いい読後感に満たされたシリーズでした。
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えっ、これで完結?ってくらいあっけない。後半はすみれ荘の人の話だし、もうちょっと心の動きが欲しかったなー…
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シリーズ最終巻。ついに!ついに柊一が香澄に気持ちを伝える事が出来た。晶紀にせっつかれた結果なのが、何とも柊一らしいといったところか…。しかも、決着が付いたところか思いきや、訳のわからない条件を付けるとは何て面倒くさい男だ!でも、それも柊一らしいというか…。鈍いのか鋭いのかよく分からない香澄だけど、やっと本物の幸せが訪れて本当に良かった!ホンワカ楽しいシリーズでした♪
すみれ荘の住民にスポットを当てた短編も、このアパートに住みたいなぁ、と思わせる温かさがあって良かった!
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ハイハイハイハイご馳走様でした!!(ぱんぱん)……と自棄を起こしたくなるような仲良しぶりでの大団円でした。もう一波乱二波乱あるかと予想していましたが、存外すんなりと、落ち着くところに落ち着きましたね。まぁそりゃそうか、あれだけ思いあっていたわけですし(笑)
それにしても……香澄さん、家事力も人間性も完璧か……(汗)
ついに本編にボリュームで勝ってしまった「すみれ荘」シリーズは、とっちらかったまま完結してしまったような印象。それはそれで、「すみれ荘」らしいのかな(笑)
巻末の、檀くんの愛犬視点の「小春日和」は胸にグッと来たものも、最後の最後はこの作品最大の特徴だと思っている「屋敷」視点で締めて欲しかったような気も……いやでも、別視点だから故の巻末か……。
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本筋の椿屋敷があまりにも穏やかなので、何となくぱきっとしたすみれ荘の、陰りまではいかないシュッとした感がちゃんとある様子に、きゅうっとした。
それにより星ひとつ増量。すき。
偽夫婦も勿論きらいじゃないんだけど、しあわせ安全圏すぎてたまに若干物足りない。わがまま。笑
何だか色々あった本編のあとの、ご褒美としての「その後」みたいな平和さなのだ。
メイン筋がそれって、珍しいアプローチな気もする。
これまでの巻の物語を明確には覚えていないけれど、荒ぶらないイメージ。
少し前に読んだ「後宮の烏」3巻でもそうだったけど、ちらちらと冷徹感が見え隠れするから、きれいを追っていてもそういう感情もあるんだってハッとするし、だからこそ椿屋敷は特に、振り切った癒しへの欲求なのかな、と思わされたりした。
言い方が腹立つから、意見がもっともでも素直に聞けない、と苦情を受けた晶おにいちゃんをとてもとても応援したい。
まあ、「子供ですか」扱いでおにいちゃんは勝利しているけど……。良いな……。
それにしても、他シリーズでもそうだけど、美味しいものへの執着というか、たべものの美味しさ万能説がすごい。健全である。。
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完結巻。
最後にもうひと萌えあるかと思ったら、なんというかあっさりと終わってしまった。
半分以上は番外編というか、スピンオフというか。
檀君の恋にも決着がついて、さらに鷲尾さんにも春がくるのか?というエピソードも。
少なくとも、新しい友達ができて楽しそう。
綺麗に全部終わったので、これにて完結、かな。
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直前に読了した本が
「悪くはないけどもうすこし、こう、すなおに生きれる環境になれたらいいね…」
と、いう読了感やったので、次に読む本は契約結婚と決めてた。笑
これでもか! と、ばかりに、すなおでまっすぐで、ささやかな生活を営む雰囲気を吸うでー!
…と、そして、吸って、あれ、このシリーズここで完結? まさかね…?
下鴨アンティークで知った著者、下鴨アンティークも面白かったけどこちらのシリーズのほうがより好き!
なぜなら、ちょっとだけ庶民的やから…(笑)。ちょっとだけね…(笑)。
柊一さんの「往生際の悪さ」(褒めてる)にはちょっと笑ってしまったけど、終わりよければすべてよし。
香澄さんは、そりゃ、よく考えたら家出しちゃえる馬力はあるもんね。こうなるよね。
すれ違いのもじもじ加減もめちゃくちゃ好み。このくらいがいいです。
そしてすみれ荘も気になるねー(笑)。
わりと一歩引いちゃうというか、飄々としてるキャラばかり書くイメージがあるので、あわはらさんは動のキャラで、でもこちらもまた魅力的ですてき。もちろん朋香ちゃんも。
朋香ちゃんはこれまでちょこちょこ名前が登場してたけど、こんな子やってんねー。いい裏切り。
晶紀さんは振り回され体質やから(笑)、このくらい振り回されといたらいいよ。
とにかく、最後まで(?)人間以外が主観で話が綴られていて、最初は
「えっ? 家??」
って思ったけど、これはこれで、見事やったなあ。
さすが、著者。これがシリーズ最後なんかどうかはわからんけど、まだ未読の別シリーズはあるので読みたい。
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契約結婚シリーズ全巻読了。
椿屋敷視点が意外で面白く、若隠居と呼ばれる柊一、19歳なのに家事が得意で落ち着いた香澄、2人のやりとりがほっこりで、全巻制覇したくなり。
穏やかに読み進められる作品だと思う。
どの巻でも、椿になぞらえた事件(事件?相談事?)でストーリーが進み、その解決により2人の距離が縮まっていくように思えた。
2人の食卓描写が、毎回美味しそうで惹かれてしまう。
登場人物がみんないいキャラで、ご近所にいてくれたら楽しいだろうなあと。
半分くらいは、すみれ荘でのスピンオフ作品であることと、椿屋敷でのエンディングがやけにあっさりで、そこがちょっと残念だった。
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なんか思いの外あっさり着地してしまって逆にこの先大丈夫かしら、と言う気がしちゃった笑
2022.4.2
50