紙の本
声を出して笑ってました
2020/08/21 10:13
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投稿者:くまのみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
課題図書だったので子供の読書感想文用に購入しました。イラストも可愛らしく、子供は時々声を出して笑いながら一気に読み、いつもは時間のかかる感想文もすらすらと書いていました。最後にショートブレッドのレシピがあり、興味があるらしいので一緒に作ってみたいです。
紙の本
なんて愛らしい本なの。笑えるシーンがたくさん。
2020/02/14 22:12
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
1) お城が火事になり、町で庶民の暮らしをすることになった王さまと猫。お城の暮らしを懐かしむ王さまを助ける猫がけなげで可愛らしい。
2) 猫と王さまが、町で住む家は、セミデタッチドハウス。フリーマーケットやスーパーマーケットで買うものは、いかにもイギリス人らしいものばかりで、思わず、ワハハ。
3) 挿し絵が素朴で味がある。ナロウボート、サッチドハウス、タウンハウス、2階立てバス。特に、横断歩道を渡っている人々の中に、車椅子の人、ベビーカーを押す人、犬を連れている人、などイギリスの風俗が描かれているのはさすがだ。
4) 最後に猫が、王さまのために新たな計画を立てようとノートパソコンを持ち出す場面で笑った。
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラゴンのせいで、お城が燃えてしまったために、町に出て小さな家で仲良しの猫と一緒に住むことになったのだが、なにもできない王様。
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お城に住めなくなった王様はねこと二人で暮らすことに…
とっても賢いねこと初めてのことばかりで
ちょっと大変な思いをしながらも頑張る王様。王様は「大変だなぁ」と思いながらも素直に頑張るところがとってもかわいい。
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うんの悪いことが起きてお城から引っ越した王さまとその友達のねこ。
王さまが寂しそうな顔をすると何とかしようとするねこの健気さと、全くなにもできない王さまが少し身の回りのことができるようになる様と、コミカルな発想で前向きな行動をとっていく姿に、面白さとじんわり感を感じる。それにしても、お城の使用人たちは何役もあって大変だったなと思った。
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少しむかしのお話、王さまはいちばんのともだちのねことりっぱなおしろにすんでいました。
王さまのしごとは、赤いじゅうたんの上を歩いたり、おいわいのときにはテープカットをしたり、おもいかんむりをおとさないように頭にのせているということ。ほかの仕事は、十二人のめしつかいがぜんぶやっていました。王さまがおしろで気持ちよくすごせるように気を配り、めしつかいに仕事をたのんでいたのは、ともだちのねこでした。
ところがある日、火をふくドラゴンが現れたことで、おしろにすむことができなくなり、王さまとねこは二人きりで小さな家に住むことに…。
大きな荷物を持ったこともない王さまが、引越しをしたり、フリーマーケットやスーパーに買い物に行ったりする。それをねこがサポートしてる様子が微笑ましい。
新しい生活や新しい経験にワクワクしている王さま、おしろの生活を思い出してさびしそうにする王さま、そんな王さまのために手を尽くそうとするねこ。
読んでいるとなんだか既視感を覚えて切ない感じがする。なんだろうと考えると、王さまが小さかった頃の息子たちと重なることに気付いた。
ねこほど献身的ではなかったとはいえ、私も大すきな息子に楽しく過ごしてほしくて、お気に入りのイスを用意したり、乗り物に乗せたり、お友達をよんだりしたなぁと。ねこも王さまのことが大すきなんだろうなぁと。
とにもかくにも、新しい日々をとまどいながらも過ごしていく王さまとねこのお話は、とても愉快でとても優しい。
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全体を通して楽しい本。運の悪い出来事から城を出る羽目になった王様をさりげなく手助けしながら、共に過ごすねこに存在が大きい。ねこのさりげない優しさが所々に感じられる。
ねこのような友だちがいたらいいなと思わせてくれる。この話の着想は『長靴をはいたねこ』だろうか?
『ちゃんとたべなさい」の絵を描いたニック・シャラットが作・絵で、絵がふんだんで、一度に全部読まなくても、章ごとに少しずつ読んでいけばいいので、読書に慣れていない子でも手が出せそうな本だと思う。
ねこの優しさだけでなく、時にユーモラスで時に痛快なので、最後まで楽しく読める。
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優しい優しい世界。お城を失ってしまって、自分で出きることは何でもやるけど、でも王さまとしての矜持はしっかりと持っている。
そんな王さまを支える、忠実で優しい猫。
影で見守る元の家来たち。
王さまと仲良くしてくれる隣人家族。
優しさしかない、心が温かくなるお話でした。
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文句なしにかわいらしいお話。
ニック・シャラットのとぼけたほのぼの感、すきすぎます。
お城ぐらしのあいだ、なんでもめしつかいとねこまかせだった王さま。でもドラゴンにお城をやかれてしまって、あたらしい家に引っ越すことになります。
とはいっても、ぜんぜん悲壮感がないのがいいところ。
そして、なかよしのねこの有能ぶりときたら。
王さまも、これまでなんでもめしつかいとねこまかせだったのに、ねこにこんなに大切にしてもらえるのは、ほんとうに心やさしいからなんでしょうね。
スーパーで買い物をしたり、行列にならんだり、お皿をあらったり、今までしたことのなかったことが少しずつできるようになっていく王さま。まるで子どもの成長を見ているみたい(笑)。だからワクワクするし、ほのぼのするんだろうな。
最後におっという展開もあり、笑えるオチもついたすてきな物語。
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『ちゃんとたべなさい』の絵を描いた、イギリスのニック.シャラットがはじめて書いた長めの物語。王さまとネコのほのぼのしたお話。
運の悪い出来事があって、お城に住むことができなくなった王さまとねこが、小さい家に引越しすることになります。ドアの開け方も分からなかった王さまですが、ともだちの賢いネコに助けられて色々なことができるようになっていきます。表紙は赤い二階建てのバスの二階で手を広げた王さまとネコが、一階にはお隣のクロムウェルさん一家4人が、描かれています。このクロムウェルさん一家も活躍します。
挿絵の分量が多くて、図鑑のように物や人がいくつも並んで描かれている場面もあり、一つ一つじっくり見ていくのも楽しい本です。
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課題図書らしくない、
とてもほのぼのとした可愛らしい読み物だなあ。
というのが最初の感想。
うんのわるいできごと、
によって王さまはお城から出なくちゃいけなくなるんだけど、王さまは自分でなにもしたことがない。
なんでもできる、おともだちのねこが王さまにいろんなことを教えながら暮らしていくのですが、本当になにもできない王さまと、召使ではなく「おともだちの」ねこさんがとても可愛らしい。
かと思えばドラゴンが出てきたり、
なにもできない王さまが威張っていて少しくすりとしたり。イラストもたくさんで、これはこどもたちのウケもよさそう、、!
登場人物がみーんな優しくて、
男女関係なく勧められるとてもよい本。
ただ、これって、、
読書感想文どう書くのかなあ、、
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2020年課題図書。ドラゴンにお城を燃やされてしまった王さまが、ねこと引越して、庶民?の生活をするお話。ねこが王様の為に一生懸命なのが可愛いし、王さまも無知だけどのんびり頑張ってるのがいい。パーティのケーキ!食べてみたい。ねこは家来じゃなくて友達っていうくだりが微笑ましい。
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絵が可愛い。表紙の色合いが好き。
児童書だから?
王さまの愛すべき?アホさ加減に笑う。
めしつかいの顔覚えなさすぎ。12人しかいないのに服変わったら気付かないってどうよ。
ねこ有能!
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2020年度(第66回)課題図書の中学年向け。
夏休み終盤、図書館で借りられた。(今年は夏休みが短くて、読書感想文に取り組む子が減っているよう)
いまから少しむかしのお話です。
王さまが、いちばんのともだちのねこと、おしろにくらしていました。
ある日、ドラゴンのせいで、おしろがもえてしまいました。
そこで、王さまとねこは、町へひっこして、小さな家にふたりきりでくらすことにしました。
何もできない王さまと、人間のことばはは話さないけれど、いろいろなことができるねこ。
ゾロリ好きの子の次の一冊かな、という印象です。
話の筋はよくわからないけれど、おもしろいことはおもしろかったです。
お城が燃えて王様業はどうするんだろうとか、12人の召し使いが代わる代わる王様のまわりにいたこととか、王様がスーパーの動くのりものにのるところとか、ひやりとしたりぞっとしたりするところが多々ありました。
でも、風刺のようで風刺ではないと思いました。
中途半端に現実と非現実が混ざっていて、面白いのは三年生までかなと思いました。
英国のアリゲーターズ・マウス賞受賞作らしく、ネットでみるかぎりでは、英国の児童書専門店の賞なのでしょうか。
絵が細かいので、ところどころで召し使いを見つけたり、フリーマーケットで買った物の数を数えたりする楽しみはあります。
「ロイヤル・ショートブレッド」の作りかたが巻末に載っているので、作ってみたくなります。
また、外国版けん玉のような「ビルボケ」という遊びや、二階建てのバスや、番地の謎など、異文化を感じることができました。
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ドラゴンにお城を燃やされたので町に引っ越してきた王さまと友達のねこ。とにかく、ねこが優秀で、かわいい!なんでもできるねこ!トラック運転するし!料理作るし、お金の計算できるし!できないのはしゃべることくらい。
王さまの隣人のクロムウェル一家も素敵!ご主人がガーデンパーティーに呼ばれた時着て行った、正装に見えるTシャツが欲しい!
何もできなかった王さまがちょっとずついろんなことができるようになっていくお話なんですが、なんにも押し付けがましいところがなくて、読後も大したものが残らないのがいいです。