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本書は「文章術」の本なんだけど。
SNSの発達した現代。誰でも読めばためになる教科書のような一冊だとおもう。
長すぎて全部は読めない!という人は、
はじめとおわり、そして著者インタビューだけでも読んでみて欲しい。
禅の要素を含んだ文章術というのが、とてもツボでした。
また再読したいと思わせる良書。
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ハウツー本ではないですね。
自らのインスピレーションというか、感性を信じて兎に角書く中で何かが見つかる!という著者の経験値から書かれたもの。
題名の付け方が営業入りすぎてる感じで少し残念かな…
ユダヤ系で禅を信奉しているという面白い経歴(?)の著者。
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本国での出版は1986年、日本語版の初版が1995年、その増補版が2006年、そしてこの復刻版が2019年と、ロングセラー。タイトルから「文章術」指南の本のように見えるけど、「書くこと」についてのエッセイが近いのではないかと思う。
もちろん、読み進めていくことで「書くこと」との向き合い方を吸収することができ、「よし!なにか書いてみよう!」という気持ちが強くなったと感じる。書けなくなったときなどに、ふらっとページをめくりたい。
筆者のナタリー・ゴールドバーグさんは仏教徒で、禅の考え方も関連して出てくる。筆者は片桐大忍老師に師事していたようだけど、『禅マインド ビギナーズマインド』の鈴木俊隆老師のお名前も出てくる。
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とにかく文章を書き、それを続けることを勧めていて、敷居の低い文章術の本だと思う。著者が仏教徒であるためか、考え方が普通のアメリカ人の思考方法よりもとっつきやすいかも。
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タイトルがミスリードだと思う。
「魂の文章術」と書いてあるが、ノウハウが事細かに書いてあるような文章術の指南書ではない。
実際は詩人&作家である著者の”書くこと”についての熱い想いがエッセイ風に綴られている。
本書の原題は「Writing down the bones」
意訳すると「心の奥底から湧き上がる思いを書き留めよう」みたいな感じ。
文章術と聞くと多くは、考えながら書くことを求められるが、本書は頭で考えて書くことをやめ、自らの感覚に任せてひたすら書くことを推奨している。普通とは違う視点から切り込んでくる一風変わった本だった。
詩やエッセイを書きたい人に向いてる。