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紙の本
『韓国 行き過ぎた資本主義』
2020/02/25 20:43
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「スプーン階級論」
生まれた家の経済力によって階級が決まってしまうという考え方
「N放世代」
厳しい経済状況のため、すべてをあきらめて生きる世代という意味
「雁パパ」
子どもの教育のために妻と子どもを外国に行かせ、自分は韓国に残って教育費と生活費を送金する父親のことで、辞書にも載っている
1997年の「IMF危機」をきっかけに導入された新自由主義の行き着く先は極端な格差社会
幸福指数はOECDで最下位クラス
文系の就職率は56%
平均退職年齢は男53歳
老人貧困率45%以上
貧富の差が拡大して固定化し、富と貧困が世代を越えて継承されるようになった「障壁社会」韓国の現状をリポートする
《もし政権が道を誤れば、これは世界中のどこの国でも起こりうる、ということを覚えておいてほしい。新自由主義に向かってひた走る、日本の近未来の姿かもしれないのだ。》──第五章「分断を深める韓国社会」より
紙の本
ストレス社会
2019/11/15 09:41
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投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
韓国は過剰な競争社会でありそれがストレスを生んでいるストレス社会でもあることがよく分かります。もしかしたら現在の日韓対立の原因の一つかも知れません。それは、対岸の火事では住まないでしょう。韓国ほどではなくとも日本もストレスがありますし、その他の国も多少はあるでしょう。どうすれば、ストレスを軽減できるか、考える良い機会です。本書を読むと、韓国の社会構造を大きく変えないとストレスは軽減できないでしょう。絶望的です。
紙の本
韓国民の皆さんも生活に苦労していることが伝わる1冊
2019/12/08 16:57
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
受験勉強、就職、晩年・・・人生の様々な時点で生活に苦労する韓国民の皆さんの現状を、豊富な文章で著者が紹介した1冊です。
目の前の生活に大変なのは、日本も韓国も変わらないようです。日本と韓国を比較する形で読むと、理解が早い著書と思います。
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