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ストーリー表現より、テーマがより重要です!
2019/12/03 23:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:丼OK - この投稿者のレビュー一覧を見る
純文学もビジネス書も、詩集も絵本も、表現方法は多様です。大切なのはテーマで、訴えたいモノ、又は吸収したいモノの 本質 と思います。
4つの国のどの辺りにいるか、9人の誰れの要素をどんな割合で持っているか、そして、今、3段階のどんなフェーズにいて、時を待つのか 自ら動き出すべきか。
このことを教えてもらえる1冊です!
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読みやすかったです。ただ、黒岩がアンナに質問したとき、少し本を置いて、自分に問いかけられた質問だと思って考えてみるとおもしろいと思います。
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挑戦し続けるビジネスパーソンにオススメしたい一冊。
本書は、話題となった『転職の思考法』『天才を殺す凡人』の続編といえる作品で、物語形式でビジネスや人の性質について語ったものとなっている。著者の鋭い洞察をもとに示される世界の仕組みは、誰にとっても興味深いと感じるに違いない。特に『影響力の地図』の概念は、現代社会を捉える切り口として新鮮であり、この概念に触れるだけでも本書を読む価値がある。
天才起業家のアンナとカリスマコンサルタント黒岩の物語を通して、挑戦を後押しする武器と前に進む勇気を貰えるはずだ。
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読みやすい
自分の中に強い主観をもち、それを実現するために時には仲間に自分の弱さを見せながらも、自分がもってしまった「才能」に向き合い、それをうまく使いこなすために「才能」に責任をもつ。Googleが昔掲げていたDon't be evilというルールにも近いものがある気がして、力があるものの責任を思い知らされる本であった。
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▼@yuigak さんによるこれからの経営者に求められるもの
■経営者は起業家/投資家/戦略家たれ
■ビジネスパーソンは地図のような客観も意識せよ
■サービスはペイン/ゲイン型に分類
■支配から影響の時代へ
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北野さんの本は、自分が思い悩んでいることを言葉にしてくれる。
世界をありのままに見て、良くしていこうとするエジソン (天才)の思考が個人的にはしっくりくることが多い。
人それぞれに個性はあるので
シチュエーション毎に位置する国は変わるのだと思う。
西の国→天才
中部→政府などルールを作る人
東の国→経済や組織を牛耳るビジネスマン
南部→自分の周辺を大切にする普通の人
相容れない価値観と出会い
悩んでしまったらこの本を読んで
そのときの自分の思考がどのポジションにあるか
冷静になるための1冊にしたい。
「ほとんどの人は変化など求めていない」
という記載が一番突き刺さった。
自分は変化量しか求めてないので。
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世の中の捉え方や考え方を新しい言葉に置き換えて説明されているのが分かりやすく、学びが多い。
いたるところに、なるほど!が散りばめられている。
前作、「天才を殺す凡人」と比べると起業家、経営者向けて書かれた本、という印象。自分にとっては少し難しさがあった。
認識は『役割によって』解釈される
→この本も違う立場の人が読んだら、また違った見え方がするのかもしれない。
自分自身のフェーズが上がったら、改めて読み直すと新しい発見が多そう。
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内容が悪くないのは理解できるが、僭越ながら薄っぺら過ぎたようにも感じる。
その中でも2点、心に残ったことがあったことは良かった。
・白石さんの話、人生は春夏秋冬、必ず春は来る。
・黒岩さんの話、希望とは復活、挫折を知ってなお前に進む、挑戦者たちなのだ。
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思考方法違いか、最後まで読みづらい文章だった。
おもしろい喩えは
西の国=シリコンバレー新しいものを生み出す(1)、中の国=ワシントンDCルールの制定や調整(2)、東の国=ニューヨーク実利(10)、南の国その他日常生活に埋没して生きる人達=その他大勢の大衆(100)
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意味不明、理解不能。ただ、これが自分のレベルにあわないことが原因なのか、作品の質に起因するのか、判断できません。なんとなく後者のような気もするので、星はなし(評価なし)としておきます。
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経営者にとって必要な資質と能力をテーマにした意識高めな人向けのビジネス小説。テクノロジーの世界で能力を発揮する天才起業家の女性と、日本一依頼料の高い実力派コンサルタントの男性。そんな二人を深く知り、両者を繋ぐ役割を果たすのが、資本主義経済において大成功を収めたが今は隠居生活を送っている元経営者の老人。登場人物はこの3人のみで、彼らの会話と心象推移を中心に物語は進む。著者の前作「天才を殺す凡人」と同じ雰囲気を持つ作風だが、本作は更に上位のレイヤーから現代の経営の本質を紐解いていこうとする著者の意思を感じた。
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「人を熟知する」ことの本質は、「分かり合えないことを理解すること」に激しく共感していた私が、読み進めていく中で「人の物語に出演したいか?そのために私はどうありたいか?」とBeingに行き着いた。
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物語なのであっさり読了。わかったようなわからないような、なんとなくフワフワした感じ。わたしの経験値が足りないだけなのかもしれない。また時が一定量過ぎてから再読してみよう。
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天才を殺す凡人より面白かった。しかし、物語性を重視しすぎた感がある。たまに読み辛い(日本語として美しくない)箇所がある。ただ、要旨はとても興味深く、自分のこれからの身の置き方や関わり方を考えさせられた。
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<何について書かれた本か?>
小説形式でマーケティングや組織について書かれた本。創業した企業から追い出された主人公が、起業家として再起するまでの学びを物語形式にしている。
<どんな人に向けて書かれた本か?>
「モノを売る」「組織をまとめる」など、根本的なところで迷っている人。
<アンダーライン>
・ほとんどの人は「物理的な地図」のことは知っていても「認識の地図」のことは知らない
・私たちは普段「主観」でしか映像を見られない。たとえば、写真とは本来、主観的な「時間の切り取り」だ
・人の幸せは「主観への没入」
・苦痛を取り除くことと、価値を増やすこと。前者が「ペイン」。「人の苦しみ(ペイン)を取り除いてくれること」。後者がゲイン。「人の喜び(ゲイン)を拡大させてくれること」。究極的な価値はこの2つしかない。
・時代は、ペインからゲインへ。支配力から、影響力の時代に
・(高級フレンチに行く理由は)人は食事そのもの以上に「自らの価値を大きくしてくれること」に対価を払っている
・(神殿、寺院、サッカースタジアム)に行ったとき、強い高揚感を感じるのは、自分が「少し大きくなった」感覚を得られるからだ
・凱旋門、それは、とても長い視点で、ある意味で、とてつもなく馬鹿げた投資です。でも、それが何年も、何百年も人を呼び続ける。
・人はどの「物語」の中を生きるのか