紙の本
新聞ちぎり絵
2020/12/08 21:19
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新聞、広告などを利用したちぎり絵。
前知識なしで何となく手に取り開いてみたら、すごく素敵な作品ばかりが載ってました。
広告の写真部分を上手に使ってるの、感動です。
紙の本
新聞の記事を読んで
2020/08/30 23:37
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投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る
新聞に顔写真入りの記事がありました。
ちぎり絵に興味があり、早速、読みました。
お友達も読んでいて、Facebookで紹介されていました。
漫画家、イラストレーターのお孫さんがTwitterで紹介された事が出版に繋がって、私も読む事ができて嬉しいです。
一生懸命生きてこられた事が作品の表現に繋がっていると思いました。
セツさんの明るさが作品を通して伝わってきました。
娘さんが、セツさんを思って勧めたちぎり絵をセツさん自身の考えた方法で表現されて、お孫さんが紹介されて、ご家族の今までの温かい繋がりも作品を通して感じました。
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一つ一つの作品を考えて色を選ばれているところが繊細で素晴らしいです。
作品のコメントも大切な思い出が語られているようで素敵です。
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繊細なんだけど、力強くて。
あったかくて。
ところどころにあしらわれてる(かのように見えるが、ほんとは新聞だから。ご本人も意図してない場合が多いらしい…)文字さえもセンスよく。
いろんなひとに、すすめたくなる本です。
ブロッコリーは、もちろんのこと、ほおずき、フルーツパフェが特によかったー。
添えられたセツさんの言葉も、なんとゆーか、自然と微笑んでしまう…のですよ…
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年齢は全く関係なくセンスと腕の良さが光る作品に驚く、新聞を色で識別して取っておく作業も楽しんでいるのだろうな、ずっと続けて第二弾も待っている
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Twitterでセツさんの作品に惹きつけられました。たまたま本屋で見つけて購入。丁寧な作り方に感激しています。
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特にいい話や言葉が書いてあるわけでもないのに、胸にグッと迫るものがある良書でした。
著者の新聞ちぎり絵には深い人生を感じます(癒)
90代の芸術家の本です。
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新聞のちぎり絵、90歳で始めて1年くらいで本になってしまった。絵を描くのも嫌いだったセツさんだけど、ちぎり絵には夢中になった。
ちぎり具合に味があって、特に食べ物はちゃんとおいしそうに仕上がってる。単なる色紙じゃなくて、人や動物、文字が紛れ込んでるのも楽しい。
やったことなくても、これまでの、金融機関勤務や子育てや孫のお守、養鶏、喫茶店手伝いの経験が蓄積されてたんだな。それに、娘がデザインの仕事をしてて、孫がイラストレーター。血筋というのもあるのかもしれない。
味のある奈良のことばで、亡くなられた家族のことをたんたんとインタビューに答えられる。ちぎり絵と出会われてよかったと思う。
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世田谷美術館で行われている「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない! 人生絵日記」という展覧会に行ってきました。美術教育とは無縁だった市井の人の溢れ出す表現パワーにノックアウトされてしましました。その塔本シスコさんと同じように新聞ちぎり絵の木村セツさんも齢を重ね旦那さんを見送った後に突然、自分の芸術を炸裂させています。見よ!自分でも気に入っているというブロッコリーの生命力!よくよく凝視するとブロッコリーの房には森や木々の葉の写真が使われていて、自然が自然を再生しているような作品になっています!逆に無自覚に貼られている、たぶん216円の文字の雑さもダイナミックさを与えています。なにより、美味しそう!木村セツさんの作品には美味しそう、愛おしい、大好きといった対象に対するLOVEが溢れています。人は何歳からでも自分の好きな自分になれるのだというメッセージが伝わってくる本でした。
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90歳を超えた奈良のセツおばあちゃんの新聞ちぎり絵作品集。新聞のカラー写真部分なんかをちぎって下絵に貼り付けることで作品が出来上がってる。対象の多くは野菜だとか料理だとか。作品は見事の一言。作品には全ておばあちゃんのコメントが載せられているけど、どんな色を選ぶか、配色なんかに拘りがある。ご主人が亡くなってから娘さんに進められて始めたら熱中した、ということで、これまでそのようなデザイン系の仕事もしてきないとのことですが、明らかに凡人にはないセンスがある。巻末に掲載された、セツおばあちゃんへのこれまでの人生を振り返るインタビューと子どもの頃からの写真を眺めてから、ちぎり絵集を眺めるのが良いかな。
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現在、91歳の木村セツさんは、御主人の死をきっかけに新聞や広告を材料にちぎり絵を始められました。本書に掲載されているちぎり絵ははわずか2年後の作品とは考えられない程の素晴らしい作品ばかり。漫画家でイラストレーターのお孫さん・木村いこさんがツイッターで作品を紹介したところ、反響を呼び本になったということ。精緻な彩りに広告の活字が混じっているのがとても効いていて、センスの良さを感じずにはいられません。まるで絵筆で描いた様な色使い、独特なアートの世界に魅了されました。
『趣味はなんもなかった。食べるだけが趣味でした。もうずっと働いていました。よう働きました』の、言葉に胸がつまりました。
元々は高齢の母にプレゼントするつもりだったのに・・・・。今はベッドへ寝たきりになってしまった母へ、セツさんのほれぼれとする暮らしぶりを伝えられないのが口惜しい。でも、母のおかげでセツさんの生き様を知れて本当に良かった。
「母ちゃん、ありがとう! もうくよくよしないよ」
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もう脱帽です。こんなセンスのいいちぎり絵はなかなかありません。
色使いも素晴らしく、温か味があります。
こんな素敵な趣味をご高齢でも見つけられて、見習わなければいけません。
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表紙のハンバーガーからして、なんというか、もう、可愛らしくてかぶりつきたくなります。
全部、新聞の写真からちぎって素敵な絵を完成させているそうです。
元は、手を骨折し、趣味を見つけて…とかねがね娘に言われていたのを、リハビリもかねて始めたら、夢中になられたそうです。
新聞の写真を集めて、どうしてこんなに素敵な作品に仕上がるのか。
それまで、絵を描いたりは嫌いで一切趣味としてはやってこなかったというのに、元々の色彩のセンスを持ち合わせていたのか、本当にどれもこれも温かみがあって素敵な作品ばかりでした。
額に入れて飾りたいくらい。
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メディアか何かで見ていた木村セツさんのちぎり絵。
きっとモノやコトを、いつもよく観察していらっしゃるんでしょうね。
にしても、センスがすごいですよね。
「あぁ!こんなチラシありそう!」ってのが、細かくちぎられて安っぽくない感じで使われてるというか、むしろオシャレ。
創ることに没頭できるのも、素敵ですよね。
※花の拠点”はなふる”の蔵書です。
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花屋さんの包装に使われていた英字新聞を何かに使いたいと調べていたとき、木村セツさんの新聞ちぎり絵を知った。図書館で借りて読んだけど、手元に置いておきたいので購入するつもり。
作品の第一印象はかわいいだったけど、セツさんの人生を知っていくうちに、だんだんと情熱だったり、家族との思い出を懐かしむ感情が伝わってくる。そして、時には寂しさも。90年間、一生懸命生きてきた人の作品は人間味の溢れ方が尋常じゃない。
孤独で元気のない人にこそ、ぜひ読んでほしい。
作品ひとつひとつのコメントには、この部分がうまくいった、ここはもう少しこうすれば良かったなどが書かれていて、ほっこり。。
個人的に好きな作品は、
・しめ飾り(裏白が秀逸、みかんの艶がリアル)
・パイナップル(まるで本物のような皮。でもよく見ると文字が見えておもしろい)
・焼き秋刀魚(お醤油がかかった大根おろしが上手)
・しめじ(石づき付近の小さいしめじがかわいい)
・カニ(迫力抜群)