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心配性の王様と女王様の間に生まれたコーラ姫。将来、立派な女王となるために日に三度もお風呂に入れられたり、退屈な本を何時間も読まされたり…。せめて気分転換に犬を飼いたいと頼みますがそれすらも叶えてもらえず、何もかも嫌になったコーラ姫は妖精に助けを求めます。次の日、妖精から届いたのはなんと大きなワニ。ワニはコーラ姫を自由にするため、ドレスを着て姫の身代わりになると言いだします。自由なワニと自由が欲しいコーラ姫のユーモアたっぷりのやりとりが楽しい物語です。
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うまれたときから女王になるためのしつけを始められたコーラひめ。
いやだと思ってもいいかえすこともできなかったひめをたすけるためにやってきたのはワニ。
コーラひめをいちにち自由にさせるために身代わりになりますが…
ワニなりに一生懸命なところが笑えます。
子どもに期待して、過密スケジュールにしてしまうのは、一般人である私達にも思い当たることがあるかもしれません。
一人読みができるようになった子におすすめ。
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コーラ姫は、将来の女王として恥ずかしくないよう、小さい頃から両親とお世話係からきびしく育てられています。ペットとして犬を飼うことさえ認めてもらえません。ある夜、名づけ親の妖精に助けてほしいと手紙を書き窓から飛ばしました。次の日、ワニが届けられます。
まさかまさかの楽しいお話。カラーの挿し絵も豊富で、読んであげれば幼稚園児でも大丈夫そうです。
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〇生まれてきてくれたときは、それだけで嬉しかったはずなんだけど。
〇ドタドタとお姫さまのミガワリをするワニがかわいい。バレても「あたしはかわいいコーラひめ~」としらばっくれる。「この、はちゅうるい!」からの、「この、ほにゅうるい!」姫に叱られて、ジタバタ泣きわめくワニ。シュークリームのおねだりにチラ見するワニ。愛しいが、あふれますわ。
〇姫は誰も入れかわってるのを気付かないわよ!といってたけど、気付いてくれて良かった。
〇お姫さまが軽やかに自由にむけて走って行くシーン、のびのびと自由を味わっているシーンがよい。
〇子どもは大好き、大人はドキッとするお話。
りっぱな女王になるために…。
コーラ姫をほめるのをやめました。
女王になるのに足りないところはないか、いつもさがすようにしました。
お世話がかりは1日3回姫をお風呂にいれました。
お妃はたいくつな本を何時間も読ませました。
王さまは、なわとびを500回させました。
だれも、茶色の犬を飼わせてくれませんでした。
姫は名付け親の妖精にSOS の手紙を書きました。
やってきたのは、シュークリームが大好きなワニ!
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親は、反省させられる。
子供の将来のためにと、子供の自由を奪ってないかなーと。
子どもは、通快かも。
我が子は、ワニが大暴れし始めるところから、食いついて、最後まで一気読み。
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親が子をがんじがらめに教育する描写がある絵本てないな、と思った。読み聞かせにはいいかもしれないけれど、小学2年女子は興味なしだった。
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コーラひめの成長も楽しいし、ワニも笑える。
コーラひめ、優しい。
読んでていやになるところがないくらい、笑えて勇気をもらえる。
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「コーラ姫には自由なんてありません。娘の将来を心配する王様とお妃様が、勉強と運動、入浴の時間を詰め込んでいるからです。うんざりした姫は、「犬を飼いたい」と伝えますが、却下されてしまいます。そんな姫を助けようとお城にきたのは……ワニ! ワニがコーラ姫になりすましている間に、姫はお城の外へ出て――。全米2大児童文学賞受賞作家らによる話題作。子どもたちが、コーラ姫に心から共感し、その勇気に拍手喝采したくなる物語。」
・7話まである、少し長めの絵本。少しずつ読み聞かせするのもおもしろいだろう。読んであげるなら5歳、6歳でも楽しく聞ける。
・小学生の方がおひめさまに共感できるかもしれない。
勉強しなさい、マナー守りなさい、からだを鍛えなさい、りっぱな大人になるために!と、大人が必死になってしまうのは小学生ぐらいになってからが多いからね^^;
よくできたお話で、ハッピーエンド。
・ワニのドタバタと、おひめさまが一人で外の世界を楽しむシーンが交互で入っているのがいい。笑って、ホッとして、笑って、ほっこりして・・。ワニはおひめさまに化けても中身はワニで、おひめさまは外に出てもやっぱりおひめさま(泥まみれでボサボサになっても優しくて上品)。大人たちが偶然姫に押し付けていたことを自分がやる羽目になっておひめさまの気持ちに気付くという展開がいいなと思った。
・大人が読んでもおもしろい。よくできている。
絵もとても素敵。
・たくさん笑える本(ワニがめちゃくちゃ!)なので、男子も女子も楽しめるかも。
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子どもに勧められて。
英才教育が嫌になった姫が妖精に犬を飼いたいと頼むと、やってきたのはワニ!
ワニが1日お姫様の代わりをする事に!てんやわんやの末、姫が普通の子のように生活できるようになり、よかった、よかった!
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コーラ姫が誕生した時、王様とお妃様は、喜びました。二人は美しい姫の誕生を心から嬉しく思ったのです。しかし、すぐに心配になりました。この子が将来立派な女王になれるか。そこで女王として身につけてほしいことをどんどんやらせました。7歳なのに大忙しのコーラ姫です。
そんな生活にウンザリしているコーラですが、ある晩すてきなことを思いつきます。犬を飼うことです。お世話係とお妃も王さまに相談してもきいてくれないので、名付け親の妖精に、ペットを飼わせてくれない。助けてと手紙を書きます。
次の朝、ワニが贈られてきました。
ワニはコーラ姫の代役をかってでたので、姫としてやるべきことはワニに任せて、コーラは外に出かけることにします。
ワニは元気で、はちゃめちゃで、コーラを教育していたお世話係、お妃、王さまをやり込めでしまう。痛快だ。コーラ姫もワニも可愛い、大人たちさえ可愛い。絵も素晴らしい。