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紙の本
建築の奥深さ、その意義
2020/06/01 11:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:魚太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
建築は時代を哲学する。その時代を象徴し、次の時代を導く。1964年の代々木競技場は高度成長時代のシンボルであり、1970年の万博会場は資本主義経済の虚飾の始まりだった。2020年の新・国立競技場は森への再帰を唱える。『新しい「国立」、新しい「国家」は、(中略)無数の小さく多様なものの集合でなければならない。』『「その小ささ」の先にこそ、新しい日本の経済、政治が無ければならない。』と述べる。
これは哲学的な文明論である。『21世紀とは、人々が庇でつながれる時代である。』という言葉が心に残る。
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