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ミステリではないんだが。
子供の頃に読んだ時は、ひたすら「寮生活」というものに憧れた。今読み直すと、子供ながらも女の子同士の付き合いの面倒くささ、みたいなものも描かれていて、結構コワい(笑)
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祖母に買ってもらい、何度も何度も読み返したシリーズの1作目。イギリスの寮生活に憧れ、ラクロスの試合、真夜中の誕生日パーティの様子を想像しては楽んだなぁ~。
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田村セツコさんの挿絵がとってもかわいい!
女学院での夜中のお菓子パーティって定番なのかな?
うらやましい
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柚木麻子「本屋さんのダイアナ」にて出てきたため手に取ってみた。さくさく読めて面白かった。生意気な双子の女の子がクレア女学院に入学し、周りの女の子とぶつかり合ったり先生にいたずらしたり、友達とふざけたりしながら、楽しく過ごす話。外国のお話なので、真夜中のパーティーやサーカスへの遠足など珍しいものもある。意地っ張りに見えた双子も素直な心を持っていて、次第に打ち解けて友達に思いやりをもつようになる。小学校中高学年向けかな。
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2015年12月7日読了。全寮制のクレア学院に入学することになったパットとイザベルの双子、いじっぱりな二人は級友や教師と衝突するが・・・。少女向け児童文学の名作というが私は全く知らなかった、でもすごく面白い!女の子版『飛ぶ教室』というか、色んな個性のあるメンツが集う寮生活で、厳格な教師に閉口したりいたずらしたり、騒動を通じて互いに分かり合ったりする様が生き生きしていてとても楽しい。中学生活を満喫した双子の反論を許さずクレア入学を厳命する父親の姿勢や、ルールには厳格だが生徒の事情や思いに寄り添う院長や教師たちの教育態度にも意外と学ぶところあり。
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おちゃめなふたごシリーズ大好き。女子だけの学生生活って楽しいよね! パットにイザベル、その他の生徒のように平凡な1日、1日を楽しく生きていきたい 2016.1.7
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小学生の頃読んでいた思い出の本。
パットとイザベル、双子のクレア学院でのお話。
クレア学院の友達、先生、いろんな個性豊かなキャラクターと過ごしていく中で、双子が成長していくハッピーでちょっぴりスリリングでおちゃめなお話。
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イーニッド(エニド)・ブライトンをあまり読んだことがないので、古本で読んでみた。はじめは、「だわ、なの、のよ」全開の語尾が読みにくく感じたけれど、それ以外はとてもテンポがよくて、するする読めた。
いくつか問題が起きるものの、生徒同士でけんかしながらおさめたり、先生に厳しく叱られながらもちゃんとつぎのチャンスをもらったり、とても良識的で明るいのだった。ふたごは、たしかに意地っぱりだったりけっこうないたずら者だったりもするけれど、ちゃんと思いやりのあるまともな子たちだし、まわりの友人たちも、陰湿ないじめをするような子はいないし。今のスタンダードから見ると、健全すぎるのかもしれないけど、たまにこういうのが読みたくなる気持ちはわかる。
(あと、個人的な感慨。そうかそうか、Natasha Farrant のいう、寄宿舎の真夜中のパーティーって、これが出典なのか。読んでみてよかった。)
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女の子ばかりの寄宿学校に入ることになったふたごのパットとイザベル。意地とプライドで反発ばかりしていたふたりも、友達や先生と共に過ごす中で徐々に心をひらき日々を楽しみ成長していく。親と離れた生活は否が応でも経験値を上げる。自由も責任も自分。自分で考えるということ。生活を共にするというのは濃い時間を共に過ごすということ。おもしろくないわけがない。
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パブリック・スクールブーム続行中。
本当は『トム・ブラウンの学校生活』が読みたかったのですが、絶版で図書館にもなかったので、エニド・ブライトンものを。
全寮制女子校クレア学院に通う双子の物語。
原書の出版が1941年。日本語訳が1982年。
1991年にアニメ化されているそうですが、まったく知らずにいました。
『おちゃめなふたご』というタイトル、田村セツコによるイラストがもうおちゃめ。1982年当時だと、少女マンガっぽい表紙だと思うけど、今見るとレトロかわいい。
ふたごちゃんがなかなか性格悪くて、先生に反抗したり、上級生に楯突いたりしながら、だんだん学校に馴染んでいくのがおもしろいです。
先生へのいじめとか、盗難事件とか、なんでも正義感や友情で乗り越えちゃうのはユルいな〜と思いますが、そこがこの物語の良いところでもあるかも。子供のころに読みたかった!
おこづかいが少なくてケチだと思われたくなくて盗みを働く少女とか、貧しい生まれだったけどお金持ちになり、出自を知られたくなくてお嬢様のふりをする女の子とか、階級社会も垣間見えます。
下級生が上級生の言うことを聞く「ファギング」制度も出てきて、ふたごが最初はこれに反発しつつも受け入れていくあたり、当時はそれなりに意味があると考えられていたんでしょうね。(現在では廃止されている。)
岩波新書『パブリック・スクール』の著者、新井潤美さんは「イーニッド・ブライトン」ものに憧れてイギリスの女子校に入学。同級生たちも同じようにイーニッド・ブライトンものを読んでおり、「小説とはだいぶ違う」と言いながらも学園生活を楽しんだと書いてました。
真夜中のパーティはやりたいよね。
「そうだ、真夜中のパーティをしましょうよ。どうしてだか夜中にこっそり食べると、なんでも特別においしいのよ。」
以下、引用。
翌日、ふたごはおかあさんといっしょにパディントン駅にいきました。ホームには、〝クレア学院〟と名札のかかった専用列車がとまっていました。
ふたごは自分たちの勉強部屋ものぞいてみました。レッドルーフスでは、二人に一部屋わりあてられていましたが、ここクレアでは、五、六年いがいは、みんなで大きな自習室を使うのです。そこにはラジオとプレイヤーがそなえてあり、本もたくさんありました。壁にはたながぐるりとついていて、各自が決められたところに持ちものを整理しておきます。
この学校では、五、六年生になるとふたりで勉強部屋がつかえるでしょう。そこでお茶を飲んだり、なかを自由にかざることもできるの。そんなときに下級生を手伝わせるのよ。下級生はいわれたとおりにしなくちゃいけないの。それがこの学校の習慣なのよ。だれもはらをたてたりしていないわ。だってわたしたちだって、そのうちに手伝わせる立場になれるんですもの。
そうだ、真夜中のパーティをしましょうよ。レッドルーフスにいるとき、いちどやったことがあるの。どうしてだか夜中にこっそり食べると、なんでも特別においしいのよ。
「ええっ? ソーセージ二本食べちゃいけないの? わたしはいつもプリンはおかわりするのを楽しみにしているのに。」
「きょうはだめ。勝ったらお茶のときクリームロールをあげるから。」
「友だちを見守るですって? よくまあ、あなたたちにそんなことがいえるわね。もっともわたしたちみんなでふたごちゃんを見守ったわけだ。はいってきたころのあなたたち、ひどかったものね。」
パットとイザベルは口の悪いジャネットにクッションをなげつけ、上からおさえこみました。
「こんどはあなたの番。口の悪いのをなおしなさいよ。チャンスをあげるから。」
「わたしはね、天候のことならもうぜったいだいじょうぶ! でも自信のあるところほど、テストにはでないものなのよね。テストって、病気で休んだところとか、おぼえにくいところからでるにきまっているんだから。」
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クレア学院に、転校してきたふたごのパットとイザベルのドキドキワクワクな学校生活の中での事件や楽しい出来事が書いてあるお話です。
何が起こるのかは、読んでからのお楽しみです!
ぜひ読んでみてください。
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小学生の頃に出会って、シリーズ全部読みました。どの巻も面白かったのを覚えています。
主人公の双子とそのクラスメイトが学期中に起こるトラブルを乗り越えて、進級していくストーリーです。
登場人物が生き生きと描かれ、本当に色々な子が登場します。決して品行方正な子達というわけでもなく、いたずらや失敗などもあり、とても身近に感じられる物語でした。
イギリスの寮生活というのにも憧れを感じたのを覚えています。